【2022年最新版】LPのCVRを向上させた化粧品・コスメ企業のUGC活用事例7選!

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D2Cブランドのマーケティングに「UGC」が有効な理由ogp

昨今、LPやECサイト、広告クリエイティブにUGC※1やVOC※2などの「顧客からの声」を活用するケースが急激に増加しています。
UGCやVOCを顧客とのコミュニケーションに活用し、新規顧客獲得~リピート・ファン化までマーケティングの様々なフェーズで多くの企業が成果を上げています。
今回は、そんなUGCをLPに活用してCVRを向上させている化粧品・コスメ企業様の事例
をご紹介します。

※1 UGC=User Generated Contents(ユーザー生成コンテンツ)
※2 VOC=Voice Of Customer(お客様の声)

 通販業界における累計導入ブランド数No.1 EC領域で圧倒的な実績をもつ運用型UGCソリューション「Letro」とは?

広告のみで新規顧客を獲得し続けるのが難しくなる昨今、業界のトップランナーが取り組むのがUGC(インスタ投稿やレビュー)の本格的な運用です。
「Letro」は、企業のダイレクトマーケティング施策における「運用型UGC」を実現することで、売上成果向上につながるUGC活用ツールです。WEB広告と同様にUGCも効果計測を重ね、最適化をし続けることで、効果を飛躍的に改善します。
新規顧客の獲得が頭打ちになり今の改善手法に限界を感じている方は、是非ご覧ください。

Letro でできることをみる

コスメ企業がLPにUGCを活用する理由

①生活者はUGCを購入検討の材料にしている

化粧品やコスメを購入する際、SNSで口コミや写真を検索した経験はありませんか?
商品の公式サイトや広告に掲載されている口コミは、企業にとって都合のよい情報だけを切り取ったと感じてしまう方も多く、生活者からは信憑性の低い口コミというイメージを持たれる場合もあります。
生活者は商品が本当に良いモノなのかを知るために、体験者本人によって語られた口コミの宝庫であるSNSで検索することが多いと言われています。

また、化粧品やコスメは個人の好みや体質などによって合わない場合があります。
インターネットで買う際は、公式サイトや広告だけでは分からないテクスチャーや色味、同じ体質の人の使用感を知るためSNS上で口コミを検索し、購入の検討材料としている場合もあります。

生活者は情報が溢れかえる世の中で「実際に商品を使用することでどんなメリットを得られるのか」がリアルに理解できる口コミ、いわゆるUGCを探しているのです。

実際に、商品の購入前に商品のUGCをSNS上で探していると回答した人は63%、UGCが購買活動に影響を及ぼしたと名言している人は20〜30代では53%という調査結果もあります。

SNSの購入の意思決定への影響 グラフ
出典:Olapic『Facebook & Instagram Advertising With UGC : A Practitioner’s Guide』よりアライドアーキテクツにて作図

②サイト訪問者の離脱率を下げ、CVR向上

前述の通り、生活者はLPに訪れ商品の購入を検討する際に、LPから一度離脱しSNSなどに口コミを探しにいくことがあります。
そこでたとえ良い口コミを見たとしても一度LPから離脱しSNSの閲覧をはじめてしまうと、他にも良い商品が見つかったりと同じLPに戻ってこない可能性もあります。
そこで、LPにSNS上の口コミである「UGC」を掲載することでLP上で口コミを見ることができるため、離脱を防ぐことができます。

このようにLP内で口コミを見ることができると、LP訪問者が商品購入に対する熱量を保ったまま商品購入の後押しをすることができるため、結果的にCVRの向上に繋がる可能性が高くなります。

以上のような理由から、コスメ企業がLPにUGCを使うことで、離脱率を防ぎ、かつ購入の後押しとなるため、CVRが向上するといったメリットが見込めます。

では実際にLPにUGCを活用し、成果を上げている企業の事例を見ていきましょう。

▼ コスメ健康食品のEC担当者必見!EC売上成長に欠かせないUGC活用事例はこちら
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LPのCVRを向上させた化粧品・コスメ企業事例7選

事例①オルビス

スキンケア商材を中心としたビューティーブランドを展開するオルビス株式会社はLPにUGCを活用し、CVR1.2倍を実現しました。

LP上にUGCを表示させる際、いかにベストな形でUGCを活用できるかについて検証しました。検証の中で特にUGCの見せ方が重要であることに気づき、LPの流入元となる広告出稿先メディアによって並べ方を変え、更にユーザーの傾向によって最適なUGCの内容についての検証も行いました。

その結果、検索型広告やリマーケティングなどプル型広告経由のユーザーは、商品についてより具体的な内容が伝わるUGCが効果的であり、プッシュ型の広告経由のユーザーにはテクスチャーの良さや商品への感動コメントのあるUGCが効果的に機能している傾向が分かりました。

事例②Sparty

パーソナライズシャンプー「MEDULLA」など、パーソナライズに特化したD2Cブランドを展開する株式会社Spartyは、広告LPと診断ページ合わせてCVRが1.1倍という成果を出しました。

LPの効果検証を行い、どういったUGCがよりクリックされやすいのかを検証した結果、それまで使っていた「商品を顔の近くに持って自撮りしたようなUGC」よりも、商品が届いて箱を開けた時の画像や、診断結果と一緒に商品が写っている画像など、「お客様が実際に体験している様子が伝わるUGC」の方がCVR、CTRともに高いことが分かりました。

MEDULLA LP UGC キャプチャ

事例③鈴木ハーブ研究所

化粧品の製造・販売を中心に、ハーブの力を活かした事業を展開している株式会社鈴木ハーブ研究所は、LPにUGCを活用することで信頼感の醸成に繋げることができCVRの向上に成功しました。

訴求の違うUGCを掲載して、よりCTRが高いUGCを探していくテストを行うことで、CTRが高いUGCの傾向をつかみ、その傾向にならって同じような素材を集めるようにしました。また、動画UGCを商品の様子を伝えるためのHowToコンテンツとして使用し、お客様への商品理解促進としても活用しています。

事例④アテニア

化粧品からコレクション(アパレル)まで幅広い商品を販売している株式会社アテニアは、従来のLPにInstagramから収集してきたUGCを使用し、1pt程度CVRが向上しました。

以前からインスタグラマーに依頼してその投稿を買い取り、LPに反映するといったUGC風のコンテンツを使う施策は実施していましたが、こうした施策をさらに強化し「よりリアルなお客様の声を活用したい」と考え、Letroを導入し本格的なUGC活用を開始しました。
管理画面上で確認するとUGCに対するクリックが発生しており、投稿の詳細を見ている人が一定数存在していることがわかったため、同社では「はじめからLPに組み込まれているユーザーボイスは企業によって作り込まれた印象があり信頼度が低く、Instagram上のUGCなどのリアルな声こそ、お客様が求めている信頼できる情報なのではないか。」と考えています。

アテニア UGCキャプチャ

事例⑤DINETTE

D2Cコスメブランド「PHOEBE BEAUTY UP」を運営するDINETTE株式会社は、ブランドの世界観を壊さずにUGCをLPに活用し、CVRが1.27倍に向上しました。

UGC活用は、LPのCVRを重視するあまりブランドの世界観に合わないような使い方になってしまうことが多いという印象があり抵抗があったという同社ですが、UGCを表示させる際のデザインの柔軟性に優れたLetroではLPにいれても他と遜色のないデザインが実装できました。
また、Instagramの投稿キャプチャをLPに貼り付けているだけの施策とは違い、どのUGCがクリックされたのかが可視化されるため、どのUGCがCVR向上に貢献しているのかがわかるようになりました。その結果、改善施策がとれるようになり、CVR1.27倍の向上につながりました。

さらに、LP以外で広告クリエイティブ制作のアイディアとしてもUGCを活用しています。
例えばLP内で手書き風のUGCがとてもクリック率が高かったので、そのテイストを真似てクリエティブを制作し、Twitter広告を回しています。こちらもとてもクリック率が高く、成果をあげています。

PHOEBE BEAUTY UP UGCキャプチャ

事例⑥ランクアップ

ホットクレンジングゲルで有名な株式会社ランクアップは、LPにUGCを活用しCVRは最大で1.1倍に向上しました。

商品のターゲットが30~40代のため、当初Instagramの投稿がどこまでお客様への購入後押しとなるか不安要素もありました。
しかし、Letroを活用することで、ハッシュタグ等を使って各LPに合うUGCを簡単に見つけ出し掲載できたことや、効果の良くないものをすぐに下げるなど、結果を踏まえたLPの更新をスムーズに行えたことがCVR向上につながりました。

マナラ LP UGCキャプチャ

事例⑦tattva

株式会社tattvaでは新規獲得用のLPにUGCを動的表示することで、主力商品「コレクティブアイセラム」のCVRを1.26倍に向上することに成功しました。

レトロ導入前もUGCをLPに掲載していましたが、UGCの画像を静的表示していました。今回新たにLetroを活用し、動画のUGCのオートプレイと画像UGCを織り交ぜて動的表示することで、静的表示しているLPと比較してCVRが1.26倍に向上するという成果が出ました。

▼ コスメ健康食品のEC担当者必見!EC売上成長に欠かせないUGC活用事例はこちら
bnr_labunder

まとめ

いかがでしたでしょうか?
LPにUGCを活用し成果を出している企業に共通しているのが、ただUGCをLPに表示させるだけでなく、素早くPDCAを回すことです。
UGCコンテンツも広告クリエイティブと同じく摩耗します。どのUGCが購入につながっているのか、クリックされているのかという数値に基づき、活用すべきUGCを仮説を立てて選択しコンテンツを更新していきましょう。

また、効果が出ているUGCの傾向が見えてきたら、同じようなUGCを増やすための施策を行うことも、さらにCVR向上につなげるポイントになります。