【2023年版】UGC活用ツールを徹底比較!おすすめ8選&選び方のポイント

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UGC活用ツール

生活者によるクチコミ投稿=UGCをLPやECサイト、広告クリエイティブに活用する際に欠かせないのが、UGCの収集や掲載、効果測定を一気通貫で実施できる「UGC活用ツール」です。

昨今はさまざまな企業からUGC活用ツールが出ていますが、それぞれのサービスにどのような特徴があるのか、何を見て選べばよいのかイマイチ分からない方も多いのではないでしょうか?

そこで今回は、「UGC活用ツール」を選ぶ際に押さえるべきポイントと厳選したおすすめUGC活用ツールを8つご紹介します。

(※1)UGCとは:
UGC(User Generated Contents)とは企業ではなく、一般ユーザーによって制作・生成されたコンテンツのことを言います。 最近はInstagramなどSNSに投稿された写真や動画などが UGCとして注目されています。

UGCをマーケティングに活用すべき理由

UGCをマーケティングに活用すべき理由は大きく以下の5点です。

  • UGCは購買の意思決定に影響を与えるコンテンツである
  • 企業目線では気付かなかった、商品の「見せ方」や「訴求ポイント」を自然に伝えられる
  • クリエイティブの制作コストや時間を抑えられる
  • 生活者目線のクリエイティブを大量に調達できる
  • 商品開発や施策改善のヒントになる

特に注目すべきなのは、生活者にとってUGCへの信頼度が年々上がっている点です。

アライドアーキテクツが2022年8月に行った調査では、商品やサービスを購入する際に、生活者のクチコミやレビュー(UGC)を信頼しますか?との問いに対し、全体で64.6%の方がUGCを信頼すると回答しました。

ニールセンデジタルが2019年に発表した調査では、「購買の際に、UGCを信頼する」と回答した30代の生活者は33%(2017年)から45%(2019年)に増加していましたが、本調査では64.6%にまで上昇しており、UGCの信頼度が年々高まっていることが明らかになっています。

企業のUGC活用における実態調査 2021

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実際に、多くの企業がUGC活用に積極的に取り組むようになっています。
アライドアーキテクツが2021年に行った調査では、約半数の企業がUGC活用を行っています。

企業のUGC活用における実態調査 2021

UGC活用のありがちな落とし穴

落とし穴①ユーザーからUGCの利用許諾をとっていない

UGCを企業のマーケティングに活用する際は、原則として、投稿したユーザーから利用許諾を取得しなければなりません。ただし、事前に二次活用の許諾を得ているモニターやインフルエンサー施策等の場合は、必ずしも許諾を得る必要はありません。

サイト内へのUGCの埋め込みの是非に関しては様々な見解がありますが、2020年6月、Facebook社は「Instagramの埋め込み機能を使って記事中に投稿を表示した場合は著作権侵害に当たらない」という判例に対して、「Instagramの埋め込み機能は画像利用の権利を許可するものではない」という見解を発表しました。この見解により、投稿したユーザーから利用許諾を取得することが原則望ましいとされています。SNSのDMなどで1件1件ユーザーからの許諾をとるのは労力がかかります。効率的に取得するには、UGC活用ツールの利用がおすすめです。

落とし穴②サイトやLPにUGCを活用する際に「ベタ貼り」している

ECサイトやLPにUGCをベタ貼り(=SNSのクチコミを静的に画像貼り付け)している企業が多いですが、購入率や獲得効率の改善という点では効果的な掲載方法ではありません。UGCを動的に表示することで、KPIが1.1倍~1.5倍に向上します。動的に表示するとは、UGCをクリックして投稿内容が全文読めたり、商品と紐づけて購入までの導線設計ができることを言います。より成果を出すには、動的表示がおすすめです。

落とし穴③サイトやLPに載せたUGCを更新していない

広告クリエイティブやLP同様に、UGCも利用とともに摩耗します。例えば、CVRを改善する目的でLP等にUGCを掲載した場合、初月のCVRを1.0とすると、更新せず3ヶ月が経過すると0.7にまで効果が落ちてしまいます。

UGC更新しなかった場合のCVR推移

さまざまなパターンのUGCを数多く試し、どんなUGCがもっとも効果が良いのかを検証し、その結果をまた新たなUGCの収集・生成の際に活かす…というサイクルを回し続ければこそ、成果につながってくるのです。

運用型UGCとは

このように、戦略的にUGCを生成~活用~効果測定~さらに生成というサイクルを継続的に回し続けながら成果向上を追い求めていくことを「運用型UGC」と表現します。UGC活用で成果を出している多くの企業は、この「運用型UGC」を採用しています。

UGC活用ツール導入のメリット・デメリット

UGC活用ツールの特徴と導入のメリット

UGC活用ツールは、一般的に企業におけるUGC活用を一貫してサポートしてくれるツールのことを言います。先にご紹介した「UGC活用におけるありがちな落とし穴」を回避し、成果を出すには「UGC活用ツール」を導入することがおすすめです。具体的には、主に下記のような特徴があります。

  • 膨大なUGCの中から自社に適したUGCを効率的に探せる
  • UGCを簡単にサイトやLPに掲載できる
  • UGC活用の結果を効果測定できる
  • 定量成果に基づいてUGCを生成できる

UGC活用ツール導入時の注意点とデメリット

費用をかけてUGC活用ツールを導入すれば必ず成果につながるわけではありません。適切なUGCツールを選び、きちんと運用することが何よりも重要です。ツール導入時の注意点とデメリットは以下の通りです。

  • ツール導入&維持の費用がかかる。
  • 導入=成果につながるわけではない。しっかり運用しないと、ただツールを入れているだけの状態に陥ってしまう。
  • UGCツールを入れても、そもそも十分な量のUGCがなければ運用が難しい。

UGC活用ツールを選ぶ際に重要な3つの比較ポイント

では、理想的なUGC活用をするためには、どのようなツールを選べばよいのでしょうか?UGCの「収集」「活用」「効果検証」それぞれのプロセスを、効率的に負荷が低く運用できる機能が備わっているかを確認しましょう。

UGC活用ツール 比較ポイント

ポイント1:機能面を比較する

UGCの「収集」「活用」「効果検証」それぞれのプロセスを、効率的に負荷が低く運用できる機能が備わっているかを確認しましょう。

✓ UGCの収集:自社にあったUGCをスムーズに収集できるか?

UGCをどのような条件で収集できるのかを確認します。

  • 公式アカウントへの@メンションがついているものだけ収集できるツールかのか、ハッシュタグがついているものだけ収集できるツールか
  • 検索キーワードを自由に指定して収集できるツールか
  • 検索時に指定できるものは条件は単一のみか、AND/NOTなどの複数条件での指定も可能か
  • 動画/静止画やいいねの反応が多いものでフィルターをかけて検索が可能か

「自社が活用したいUGC」を、そのツールの機能でスムーズに収集できそうかどうかをよく検討しましょう。自社が欲しいUGCをすぐに抽出することができれば、その中から「適切なUGCを選ぶ」作業に、より時間を割くことができます。

また、抽出したUGCの中から最終的に活用したいものを「お気に入り保存」できる機能は、社内での確認フローや、広告主/代理店の間で確認が必要な場合に役立ちます。
UGCを投稿したユーザーに「一括許諾申請」を送信できる機能があれば、運用にかかる時間を大幅に削減できます。自社がそのツールを導入した際に、どんなメンバーでどんな体制でこの作業を実施できそうかを具体的にイメージしてみることがとても大切です。

「UGC収集」を効果的に実施することが、その後の成果に大きく関わってきます。膨大に存在するUGCから「活用したいUGCを見つける」のは大変な作業です。それをスムーズに行える機能を持つツールかどうかを確認しましょう。

✓ UGCの活用:さまざまなチャネルへの活用がスムーズにできるか?

収集して許諾を取得したUGCをスムーズに活用できる機能が備わっているか比較しましょう。UGCは、LPやECサイトサイト、広告バナー、SNS公式アカウントの投稿、メールマガジンなど、マーケティングのあらゆるチャネルに活用できます。

  • UGC活用ツールから各チャネルへの連携はスムーズか
  • 専門的/技術的な操作を要さず直感的な操作で活用が可能か
  • 一度掲載した後にUGCを入れ替える作業は簡単にできるか
  • サイト上に並んでいる商品とUGCを紐づけられるか

ECサイトの売上UPや新規獲得効率の改善目的でUGCを活用する際は、「UGCから購入までの導線設計ができる」機能があるUGC活用ツールを選ぶと良いでしょう。


UGCを見て購入意欲の高まったお客様がスムーズに購入していただけるような導線設計をしている。
引用:公式オンラインショップ│アモーレパシフィックジャパン株式会社

「自社が理想とする活用方法」をそのツールの機能でスムーズに実行できそうかどうかをよく検討しましょう。

✓ UGCの効果検証:各UGCのパフォーマンスを直感的に判断できるか?

UGC活用ツールの中には、各UGCのパフォーマンスを確認できる機能を搭載しているものがあります。UGC活用の効果検証機能の内容を比較しましょう。

・どのUGCが効果がよいのかUGCを導入前と後でどのような数値の違いが出ているか(A/Bテスト機能)

スピーディーに効果検証してPDCAを回すことができるかどうかを確認しましょう。

ポイント2:実績・サポート体制を比較する

✓ 過去に十分な実績があるか?

そのツールを利用して過去にどの企業がどうUGC活用をして、どんな成果が上がったのかを確認しましょう。自社の課題と同じような課題を解決した例はあるかは、ツールを選ぶうえでの大切なポイントとなります。

注目ツール

Letroは通販企業における「UGC活用ツール」累計導入ブランド数1位を獲得しました

「Letroの実績・できること」がわかる資料はこちら(無料DL)

※ 株式会社ショッパーズアイ調べ(2022年1月7日~2月1日) 比較対象企業:UGC活用ツールサービス提供会社(ウェブサイト掲載機能を有するもののみ)

✓ サポート体制は充実しているか?

セルフサーブ型のツールの場合、マニュアルをもとに全て自社で実施しなければならない、内容に不明な点があった場合にも十分なサポートが受けられないケースがあります。自社できちんと使いこなせるツールなのか、分からないことが出てきた場合もしっかりとサポートしてもらえるのかを確認しましょう。

特に、UGCを活用してECの売上を上げていきたい場合には、デジタル広告と同じようにPDCAを継続的に回して運用することが欠かせません。ツールの機能的な使い方だけでなく、ツールを使っていかにマーケティングの成果を上げていくかまでサポートしてもらえると安心です。

✓ UGCを分析&生成まで行えるか

「UGC活用を始めたいが、UGCの数が少ない」「UGCのバリエーションが少ない」場合は、UGC生成のサポートがあるかも確認しましょう。最近では、訴求別や商品別、チャネル別におけるUGCの勝ちパターンを分析し、UGCを生成し、さらに活用することで成果が高まることがわかっています。自社が求める実績があるかと同時に、UGCの分析から生成まで行えるかも確認しましょう。

ポイント3:契約プランを比較する

✓ 費用や契約期間は適切か?

基本料金だけでなく、機能やサポートの追加によるオプション費用も確認しましょう。費用対効果を確認する際は、ツールの導入や運用にかかる自社の人的コストがどれだけ発生するか、UGC活用により得られた獲得件数やEC売上を他施策で代替するとどれくらいの費用がかかるかを勘案しましょう。また、UGC活用で一定の成果を出すには中長期的に適切なPDCAを回し、UGCを更新するなどの運用が必要になります。短期間/単発でのツール利用のみならず、定期的にツールが利用できるかどうかも確認しましょう。

おすすめUGC活用ツール8選

代表的なUGC活用ツールと、その特徴を紹介します。

EC・通販の売上を上げたいなら『Letro』

Letro

通販業界におけるUGC活用ツール累計導入ブランド数1位を誇るツールです。圧倒的な売上向上実績があり、「化粧品売上高TOP50の半数以上がLetroを導入」「健康食品売上高TOP50のうち約3分の1がLetroを導入」()など、大手ECから急成長D2C企業まで多数の企業・ブランドが導入しています。Instagramの投稿から、テキスト形式のレビューまで、幅広いUGCの活用を支援しています。ダイレクトマーケティングに知見の深い専任担当がつき、成果を出すためのUGC運用をしっかりサポートしてもらえる点が特徴です。

*日本流通産業新聞社「【2022年6月調査】化粧品通販売上高ランキングTOP84」「【2022年3月調査】健康食品通販売上高ランキングTOP103」よりそれぞれ上位50位に絞って算出(2022年10月時点累計導入数)

 料金プラン

 有料(要お問い合わせ)

 特徴

  • ・通販業界における「UGC活用ツール」累計導入ブランド数1位。EC領域に強い。
  • ・「運用型UGC」という独自のフレームワークをもっているのが最大の特徴
  • ・UGC収集~一括許諾~UGC掲載~効果測定~最適化という基本機能だけでなく、成果向上につながるUGCを分析し、UGC生成を継続的かつ自動的に促す機能も有している
  • ・ダイレクトマーケティングの知見をもつ専任担当が成果実現に伴走、サポート体制も充実

参考:Letro公式サイト

ビジュアルマーケティングしたいなら『visumo』

visumo

Instagramにある写真をピックアップし、ECサイトに掲載できるツールです。映える写真をサイトに掲載し、ビジュアルマーケティングをしたい方にお勧めです。

料金プラン

有料(要お問い合わせ)

特徴

  • ・Instagramとの連携が強み
  • ・ユーザーやスタッフが投稿しmたInstagraの写真・動画を収集・利用許諾送信&サイトへ活用が可能
  • ・サイトに表示したUGCと商品の紐づけが可能
  • ・管理画面内で効果測定ができ、どんな写真があるのか一目でわかり、簡単にビジュアルマーケティングできる

参考:visumo公式サイト

SNSキャンペーンとの連動が特徴『OWNLY』

OWNLY

SNSキャンペーンによるUGC収集とUGCマーケティングを両立できるツールです。インフルエンサーとの連携も強化している点が特徴です。

料金プラン

有料(要お問い合わせ)

特徴

  • ・SNSキャンペーンとUGCマーケティングを両立できるツール
  • ・ハッシュタグや@メンションで投稿を自動収集&利用許諾の管理&サイトへの表示が可能
  • ・インフルエンサーとの連携を強化しているのが最大の特徴
  • ・気になったユーザーアカウントを保存し、リスト化できるなど、インフルエンサーの発掘とアンバサダー化をサポートしてくれる

参考:OWNLY公式サイト

世界で使われているUGCツール『YOTPO』

YOTPO

世界中で広く利用されている、海外発のUGC活用ツールです。無料版も用意されているため、気軽に試すことが可能です。

料金プラン

無料版:レビュー依頼メール・UGCサイト掲載可能
有料版(要お問い合わせ):レビュー依頼メール・写真収集・UGCサイト掲載の他、SEO対策機能が利用できる
※機能及びドメイン数・購入者数により利用料金が異なる

特徴

  • ・イスラエル発のUGC活用ツール
  • ・レビューやInstagramの写真・動画の収集&サイトへの活用が可能
  • ・効果測定機能・表示デザインのカスタマイズが可能
  • ・ユーザーが気軽にレビューを投稿できる仕組みが充実
  • ・メールからレビューをそのまま投稿できる「レビューリクエストメール」機能や商品ページからレビュー投稿ができる

参考:YOTPO公式サイト

簡単に動画コマースができる!『LEEEP』

LEEEP

料金プラン

有料(要お問い合わせ)/無料トライアルあり

特徴

  • ・UGCの収集・掲載が可能
  • ・サイトを重くせずに簡単に動画コマースを実現
  • ・開発不要の簡単実装

参考:LEEEP公式サイト

D2C・EC通販のUGC活用を支援『UGCクリエイティブ』

UGCクリエイティブ

料金プラン

有料(要お問い合わせ)

特徴

  • ・レビューとInstagramのUGCを活用
  • ・EC・単品通販・D2C特化型UGCツール

参考:UGCクリエイティブ公式サイト

レビュー形式が特徴『U KOMI』

U KOMI

料金プラン

有料(要お問い合わせ)

特徴

  • ・レビューの依頼から活用までを支援
  • ・メールやLINEでレビューを依頼する機能を保有

参考: U KOMI公式サイト

『SOCIAL PITT』

SOCIAL PITT

料金プラン

有料(要お問い合わせ)

特徴

  • ・InstagramのUGCを収集・掲載が可能
  • ・開発不要の簡単実装
  • ・UGCの効果分析で売上につながる投稿を発見

参考: SOCIAL PITT公式サイト

UGC活用ツールをお探しの方へ

UGCの利点を最大限に活かして成果につなげるためには、「UGCの収集/生成~活用~効果測定・改善」までの一連のプロセスを回し続ける運用がもっとも重要です。

Letroは、ダイレクトマーケティング施策における「運用型UGC」の実現を支援することで、売上成果向上につながるUGC活用ツールです。食品や化粧品のD2Cや大手通販メーカーをはじめとする多数企業で売上成果向上の実績を上げており、通販業界における「UGC活用ツール」累計導入ブランド数No.1()を獲得するなど、高い評価を得ています。

UGC収集~一括許諾申請~UGC掲載~効果測定~最適化という基本機能に加え、成果向上につながりやすいUGCを分析し生成まで一気通貫でできるため、手作業では膨大な工数がかかるUGC運用を簡単に実現できます。
経験・実績豊富な専任コンサルタントの支援もあるため、初めてUGC活用に取り組む方も安心です。
特に、「UGCを活用してECの売上を上げたい」「今の広告費よりコストを抑えて新規獲得を増やしたい」という方は是非下記の資料をダウンロードください。

※ 株式会社ショッパーズアイ調べ(2022年1月7日~2月1日) 比較対象企業:UGC活用ツールサービス提供会社(ウェブサイト掲載機能を有するもののみ)