記事一覧へ

Twitterインスタントウィンキャンペーンのやり方・実施手順とは?抜け漏れを防ぐチェックリスト付!【インスタントウィンキャンペーン実務のいろは Vol.1】

Twitter インスタントウィンキャンペーン  やり方

Twitterユーザーに大人気!その場ですぐに当落が分かる「Twitterインスタントウィンキャンペーン」。認知拡大や集客に圧倒的な成果が見込める施策として今多くの企業が取り組んでいますが、実施するためにはどんな準備が必要なのでしょうか?その手順は?

今回は、全3回にわたり「Twitterインスタントウィンキャンペーン」に関する実務のいろはをまとめて解説!まず第1回目は、キャンペーンを実施するまでに必要なステップと、キャンペーンの詳細設計のポイントをご紹介します。

Twitterインスタントウィンキャンペーンとは?

Twitterインスタントウィンキャンペーンとは、Twitter上で「当落がすぐに分かる」キャンペーン形式のことを指します。公式アカウントをフォローしてリツイートもしくはハッシュタグ付投稿をするだけで「簡単に」参加できること、その結果が「すぐに分かること」、そして「毎日でも参加できること」が、このキャンペーン形式の特徴です。
現在Twitterユーザー間でこのインスタントウィンが大変ヒットしています。また、企業の認知拡大や集客の観点でも「一定の効果を着実に得ることができる」「圧倒的な成果も見込める」として大変注目を集めており、多くの成功事例も生まれています。

Twitter インスタントウィンキャンペーン  実施イメージ

詳しくはこちら:
Twitter インスタントウィンキャンペーンとは?やり方と成功事例を紹介

では、このインスタントウィンキャンペーンを開催するためにはどんな準備が必要なのでしょうか?3つのステップでご紹介します。

ステップ1:キャンペーンの目的・KPIの決定、詳細設計を決めよう

まずは改めてキャンペーンの目的とKPIを決定しましょう。それに沿って、実施スキーム、実施時期、当選内容などのキャンペーンの詳細設計を決めていきます。

<目的&KPI例>

できるだけ多くの人に知ってほしい、話題にしてほしい、そして売上にもつなげたい…など、さまざまな希望があると思いますが、全てを一度のキャンペーンで叶えるのは難しいものです。まず今回のキャンペーンでは「どのような目的でどんな成果を残したいのか」を絞りましょう。自社のマーケティング活動、およびキャンペーン計画の中から、何の役割を期待するのか、どこへの落とし込みを狙うものなのか、改めて確認することが大切です。

<キャンペーン企画の詳細設計>

キャンペーン企画の詳細を決めていきます。キャンペーン名や募集期間、参加条件、インセンティブなどの基本情報に加え、問い合わせ対応窓口や賞品配送方法などのオペレーションや、制作するクリエイティブや、追加の広告予算なども、事前にしっかり準備しておくことが大切です。

・キャンペーン基本情報

まずは、何を目的にキャンペーンを実施するかによって、実施のスキームを選択します。ブランドの認知拡大やTwitterアカウントのフォロワー増加を目指すなら、ユーザーがより参加しやすく、拡散されやすい「フォロー&リツイート」スキームが、特定のコンテンツの話題化を目指すなら「フォロー&ハッシュタグ投稿」スキームがお勧めです。

Twitter インスタントウィンキャンペーン スキーム
データ参照元:アライドアーキテクツ株式会社『Twitter企業アカウント利用に関する意識調査』(2019年6月)

その他にも、キャンペーン名、実施期間、ツイート頻度、当選賞品や当選人数、応募要項・規約、問い合わせ対応時間や窓口などを決めていきます。

過去に開催されているさまざまな企業の事例も参考になるでしょう。
詳しくはこちら:
企画を工夫した秀逸なTwitterインスタントウィンキャンペーン事例10選!!

・キャンペーン用クリエイティブ

ツイートのテキストとクリエイティブ、およびオートリプライのテキストとクリエイティブは、キャンペーン期間中多くの人の目に触れるため、とても重要です。自分のフィードにどんなクリエイティブが流れてきたらつい目を留めてしまうか、参加したい意欲がわくか、ユーザーの目線に立ったクリエイティブを考えましょう。また、Twitter社によるクリエイティブ規約(詳細の解説は後日公開予定)にも十分注意が必要です。

 <キャンペーン用クリエイティブの一例>
Twitter インスタントウィンキャンペーン デニーズ

本事例についての詳細はこちら:
【従来比9倍の成果!】大手外食チェーン「デニーズ(Denny's)」春の集客プロモーションにTwitterインスタントウィンキャンペーンを実施し、キャンペーン当選ユーザーの68%の店舗送客を実現!

・Twitter広告

オートリプライを利用したインスタントウィンキャンペーンでは原則、認定代理店を通じたTwitter広告の利用が必要となります。広告を出稿することでどれだけの効果が見込めるのが事前にシミュレーションし、必要に応じて準備を進めておきます。

・賞品配送

当選後のオペレーションについても事前にしっかりと準備しておく必要があります。配送方法や同梱状の手配、またクーポン配布の際には店頭でのオペレーション準備なども大切です。キャンペーンに参加し当選してくれたユーザーにどのような体験を提供すると良質な口コミの発生や、今後のリピートに繋がってくるのか、事前によく検討しましょう。

抜け漏れがないか?の確認に、以下のチェックリストもご活用ください。

Twitter インスタントウィンキャンペーン チェックリスト

 

ステップ2:インスタントウィンキャンペーンツールを導入しよう

キャンペーンの詳細設計を並行して、それを実現するためのツール選びを行う必要があります。インスタントウィンキャンペーンはその場ですぐに当落が分かるオートリプライ機能を活用した「即時性」が必要なキャンペーン形式のため、人による手作業では実施できません。Twitter社からもインスタントウィンの機能は提供されていませんので、Twitterの利用規約に準拠した専用ツールの導入が必須です。ポイントを押さえて適切なツールを導入しましょう。

<ツール選びのポイント>

  • ・そのツールの機能は自社の実施したいキャンペーン形式に対応しているか?(オートリプライが利用が可能か、インセンティブで電子クーポン配布が可能など)
  • ・安全面で問題はないか?(Twitter規約への準拠、過去の実績、サポート体制など)
  • ・提供プランに柔軟性はあるか?
  •  など

ツール選びのポイント 詳しくはこちら:
Twitterインスタントウィンキャンペーンツールの選び方!おさえておきたい3つの比較ポイント

ステップ3:運営体制を整えよう

キャンペーンを滞りなく実施できるよう、運営体制を事前にしっかり整えましょう。キャンペーン実施中には、ユーザーからの問い合わせや、クレーム・トラブル等が発生する可能性もあります。インスタントウィンキャンペーン実施上の注意点を予め把握しておくことで、安心してキャンペーンを開催することができます。

<インスタントウィンキャンペーン実施上の注意点>

  • ・「オートリプライツール」の利用には、原則、認定代理店を通じたTwitter広告の利用が必要
  • ・Twitter社への申請にかかる時間を見越して、余裕をもったキャンペーン準備期間を設定
  • ・キャンペーンツイート数<インセンティブ当選者数になるように
  • ・Twitterの規約、ルールを確認する

インスタントウィンキャンペーン実施上の注意点:
Twitterインスタントウィンキャンペーンに特有!実施上の4つの注意事項

以上、今回はTwitterインスタントウィンキャンペーンの開催手順とステップ1:詳細設計のポイントをご紹介しました。事前に抜け漏れなく準備することで安全にトラブルなくキャンペーンを運用し、成果に繋げていきましょう。次回は、ステップ2:インスタントウィンキャンペーンツール選び方のポイントをご紹介します。