株式会社セブン&アイ・フードシステムズ / デニーズ
2019.5.30
株式会社セブン&アイ・フードシステムズが運営する大手外食チェーン「デニーズ(Denny's)」は、春の集客プロモーションにTwitterキャンペーンを実施しました。
「ハンバーグ王決定戦2019春」にTwitterインスタントウィン・オートリプライ形式プロモーションツール「echoes Coupon」を活用し、キャンペーン参加者に「ハンバーグが割引で食べられるクーポン」を配布。Twitter上で大きな話題となるだけでなく、キャンペーン当選ユーザーの68%もの店舗送客に成功しました。
今回は本施策の内容を詳しくご紹介します。
デニーズは、2019年春の集客プロモーション「ハンバーグ王決定戦2019春」を実施、デニーズの公式Twitterアカウントをフォローし、該当のツイートをリツイート(RT)した人の中から1,260名に「45円でハンバーグが食べられるクーポン」をDMでプレゼント、落選しても「ハンバーグ50円引きクーポン」をリプライでプレゼントしました。
キャンペーンの実施には、Twitterプロモーションツール「echoes Coupon」を活用。ユーザーがフォロー&RTを使用して参加後、その場ですぐに当落が分かるオートリプライ・インスタントウィン形式のキャンペーンにし、また外れた人は翌日以降何度でも再参加できる仕組みにしました。
本キャンペーンは大変話題となり、Twitter上での総リツイート数(キャンペーン参加数)は約20万、キャンペーン期間中の総インプレッション数は約1,041万にものぼりました。また、フォロワー数も約18,000名増加し、キャンペーン後もTwitterユーザーと繋がりを持つことに成功しました。
さらに、本キャンペーンはTwitter上での認知を最大化しただけでなく、実際の店舗での売上にも貢献。キャンペーン当選ユーザーの68%もの店舗送客を実現しました。
上図の通り、「echoes Coupon」を活用した本キャンペーンは、従来型の「フォロー&RT」キャンペーンに比較し、総リツイート数約9倍、総インプレッション数約4倍もの大きな成果を上げています。それはなぜでしょうか?主な理由が以下3点と考えられます。
フォロー&RTすると、その場で当落が分かり、当選の翌日にはクーポンが届く仕組みとすることで、ユーザー側のキャンペーンへの熱量が高いうちに、コミュニケーションを最大化することに成功。
抽選に外れても、キャンペーン期間中であれば、毎日新しいツイートでユーザーがキャンペーンに参加可能な形式にしたことで、Twitter上での拡散を促進し、ユーザーへのアテンション(インプレッション)最大化を実現。
配布された当選クーポンは消込型のクーポンであり、不正が出来ず、一回しか利用できない仕様のため、「45円でハンバーグが食べられるクーポン」という引きの強い内容で、インセンティブの提供が可能に。それによりさらに拡散が促進された。
幅広い層のお客様に来店いただくレストラン「デニーズ」の商品のなかでも、ハンバーグは人気のカテゴリーのひとつです。2019年3月に実施した「ハンバーグ王決定戦2019春」では、その魅力をどうすれば多くのお客様に知っていただけるか、また店舗へご来店いただけるか、をプロモーションの主眼としました。その中で、「Twitter」を始めとするSNSの瞬発力と拡散力に期待をし、今回のインスタントウィンキャンペーンを実施しました。
記事内記述のとおり、これまでの想定を大きく上回るインプレッションと総リツイート数を獲得できたことは、驚きとともに非常に嬉しく感じています。
これまでSNSに関する広告やキャンペーンで課題となっていた来店計測や、高いインセンティブのクーポンに対する不正利用の防止という点で、今回ご準備いただいた「echoes Coupon」の消込型クーポンは、大きな役割をしていただけたと考えています。
また、今回の当選クーポン「ハンバーグを45円で食べられるクーポン」については、その内容・魅力度から一定の利用(来店)は見込んでいましたが、68%もの利用率を実現したのは、当選者の中で、まだクーポンを利用していないユーザーに対してリマインドメッセージを送っていただいたことも大きな要因だと感じています。実際、リマインドに反応し、クーポン有効期限直前にご来店いただけた当選者も多くいらっしゃいました。
今回のキャンペーンでSNSならではの情報拡散力と、高い確率で店舗へ送客できる可能性にふれ、今後もお客様とコミュニケーションを取りながらキャンペーンを実施出来ればと考えています。
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