Instagram(インスタグラム)のUGCをSNS広告に活用しよう!押さえるべき3つのステップ

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CPA改善事例

現在、多くの企業が、SNS広告のクリエイティブにUGC(※1)を活用することで、CTRやCPA等、広告のパフォーマンスを大きく改善する成果を上げています。

(※1)UGCとは:
UGC(User Generated Contents)とは企業ではなく、一般ユーザーによって制作・生成されたコンテンツのことを言います。 最近はInstagramなどSNSに投稿された写真や動画などが UGCとして注目されています。

今回は、「SNS広告クリエイティブへのUGC活用」に初めて取り組む方に、実施のための3つのステップをご紹介します。今注目の「クリエイティブテック(※2)」推進のためのノウハウの一つとして、ぜひご参考ください。

(※2)クリエイティブテックとは:
クリエイティブとテクノロジーを掛け合わせた造語です。バナーデザイン、ウェブサイト、広告テキスト等、全ての顧客接点におけるクリエイティブを、ユーザーファーストで価値あるものに、より少ない工数で変革するための「テクノロジー」や、それを提供するサービス・企業を指します。これからのデジタルマーケティングにおける新たな潮流として注目されています。さらに詳しい説明はこちら →https://www.aainc.co.jp/service/letro/article/2019/creativetech.html

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UGCをSNS広告クリエイティブに活用することで成果が上がるのはなぜ?

現在、多くの企業が、SNS広告クリエイティブにUGCを活用し、CTRやCPAを大きく改善させる実績を上げています。主な理由に、以下の2つが挙げられます。

理由1:UGCはフィードに馴染むデザインであること

SNSは、あくまでユーザー同士が好きなものとつながり、ほしい情報を集める場所であり、決して、企業の広告を見に行く場所ではありません。パーソナルスペースに企業がおじゃましているという感覚を持つことが、まずはとても大切です。

SNS広告で成果を上げるためにもっとも大切な点は、SNSのフィードにおいて、他のユーザーの投稿と並んでも違和感のない「フィードに馴染むクリエイティブ」を使うことです。

これを踏まえず、従来と同様の感覚で、ディスプレイ広告等で利用していたものと同じクリエイティブをSNS広告に利用に投稿してしまうと、

  • ・フィードにそぐわない広告がユーザーから敬遠されることにより、反応率が下がる
  • ・その結果、媒体アルゴリズムによって掲載単価が上昇する
  • ・配信効率が下がるため、企業は出稿量を確保しようとして入札を強化し、ユーザーに敬遠されるクリエイティブがさらに露出する

 

といった、悪循環が生まれてしまいます。

UGCは、ユーザー自身がSNSに投稿したクリエイティブであり、自然と「フィードに馴染むデザイン」になっていると言えます。

理由2:UGCを活用することで、スピーディーにPDCAを回すことができること

SNS広告で成果を上げるためには、クリエイティブのパターンや数を用意し、それらをスピーディーに差し替え、きちんと成果を測っていくことが大切です。

「どんなクリエイティブが顧客から受け入れられるのか」(=勝ちクリエイティブ)をいち早く見つけ出し、そのパターンの横展開をする、というサイクルの繰り返しが大きな成果に繋がっていきます。

すでにインターネット上に存在しているUGCを活用することで、PDCAをスピーディーに回すことができます。「デザイナーにクリエイティブを制作してもらう期間」を待たずとも、豊富にスピード感をもってクリエイティブを用意することができるからです。

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bnr_labunder

STEP1:UGCを収集/ユーザーからの許諾を取得しよう

では、ここからは具体的に、どのようなステップで広告クリエイティブへのUGC活用を進めていくかをご紹介します。

まずは、Instagramを開き、検索窓に自社の会社名、商品名などのキーワードを打ち込み、自社に関連するハッシュタグを付けた投稿を表示させます。その中から、広告クリエイティブに活用したいものを選んでいきましょう。

UGC収集_ハッシュタグ

UGC活用ツール「Letro」利用でInstagram上ではできない「and」検索も可能。複数ハッシュタグを指定し全てがついている投稿の絞込収集も可能。

UGCを広告に活用するためには、投稿したユーザーからの許諾取得が必要です。

  • ・企業アカウントからInstagramコメント欄にDMやコメントで直接書き込みする
  • ・UGC収集機能がある専用ツールを用いる

 

などの方法があります。100件以上などの大量のUGCの許諾申請・管理をする場合には、ツールの利用がお勧めです。ツールを活用することで、緻密な作業を効率よく進めることができます。ツールを選定する際には、それがきちんとInstagramのポリシーに則ったものであるかに注意が必要です。

UGC_許諾

UGC活用ツール「Letro」を使えば、一つひとつの投稿に個別投稿する手間を省けることに加え、都度、各ユーザーから承諾されたかを投稿毎に確認しにいく工程も不要。

自社に関連するハッシュタグを付けて投稿してくれているユーザーは、基本的にはブランドへの好意度が高い方が多いため、許諾の確認を通じてコミュニケーションが生まれ、ロイヤリティの向上に繋げることも期待できます。ぜひ、積極的にユーザーにコンタクトを取ってみましょう。

もし自社に関するUGCが少ない場合には、短期的/中・長期的にUGCを生成するための施策を打つ必要があります。

短期的にはサンプリングキャンペーンやモニターの活用、中・長期的には、商品に同梱するレターや顧客向けのメールマガジン、SNSアカウント投稿などハッシュタグ投稿を促進する、などの方法が考えられます。

STEP2:UGC素材を広告クリエイティブとして入稿しよう

広告クリエイティブとして素材を入稿します。UGCの取得~許諾~入稿までを一貫して行えるツールの利用が便利です。ツールを利用せず、キャプチャ等で画像を保存し、広告用サイズに調整する方法もあります。

POINT!UGCをそのまま活用するだけでなく、アレンジしてみよう

UGCをそのまま広告クリエイティブ素材にするだけでなく、UGC上にオファーやベネフィットの訴求の為のテキストを重ねて加工することもお勧めです。

UGC_バルクオム_広告1

上記は、UGC素材(左側)にハッシュタグ風のテキストを加えたクリエイティブ(右側)の一例です。このアレンジを加えることで、CTRは110%、CVRは125%改善、CPAは約1/2に削減されました。

UGCをそのまま活用するだけでなく、テキストを加えるなどの加工をして活用することで、ユーザ色が強すぎる、広告色が強すぎる、のちょうど中間を狙うことができます。

UGC_バルクオム_広告2

季節感のあるUGC画像+画像内テキストの組み合わせにより、効果を改善した事例

STEP3:効果検証しよう

効果測定し、適宜新しいクリエイティブに入れ替えます。豊富なUGCを活用し、素早くPDCAを回すことで、いち早く勝ちパターンを見つけ、横展開して拡大していきましょう。

効果検証には、各SNS広告の効果検証ツールや、UGC活用のための専用ツールを用います。

UGC_効果測定

UGC活用ツール「Letro」を使えば、一つひとつUGCのパフォーマンスを一覧で確認することが可能。

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bnr_labunder

UGCをSNS広告クリエイティブに活用し成果を上げた事例3選

ドコモ・ヘルスケア株式会社

ドコモ・ヘルスケアは、ウェアラブル活動量計「ムーヴバンド」のSNS広告クリエイティブにUGCを活用し、SNS広告のCPA41.5%削減、LPのCVR1.3倍改善に成功、顧客獲得件数も従来に比較し16倍を達成しました。

詳細はこちら
【SNS広告 成功事例-ドコモヘルスケア】獲得件数16倍に!ニッチ層の生活者に届くSNS広告のクリエイティブとは?

株式会社バルクオム

株式会社バルクオムは、メンズコスメブランド「BULK HOMME」は、本格的にUGCを活用したマーケ施策を開始してからたった1年で、SNS広告経由での顧客獲得件数を約10倍に、CPAを約3分の1に削減することに成功しました。

詳細はこちら
BULK HOMME(バルクオム):1年でSNS経由獲得件数は10倍・CPAは3分の1に ―「UGC」を使ってSNS広告とLPを戦略的に連携 ―

株式会社Flair

株式会社Flairは、スキンケアコスメのPrimo Ordine(プリモディーネ)のSNS広告クリエイティブに、動画UGCを活用してから、SNS広告経由での流入によるCVR(商品紹介サイト:LP上での顧客成約率)を1.6倍改善、CPAは41.4%削減することに成功しました。

詳細はこちら
Primo Ordine(プリモディーネ):「動画UGC」活用でCVR1.6倍、CPA41.4%削減!ー成功のカギは「消費者目線」の訴求ー

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以上、今回は、SNS広告クリエイティブへのUGC活用のための3つのステップをご紹介しました。ぜひ取り組んでみてください!