【SNS広告・LP改善 成功事例】おうちCO-OP 「新たな視点のクリエイティブ」でCVR130%・CPA50%の大幅改善! ~企業担当者に聞く / クリエイティブテック最前線~

| | |

SNS広告LP改善おうちCO-OP事例

「クリエイティブテック(※1)」がデジタルマーケティングを変える
今回のインタビュー企業は、宅配事業「おうちCO-OPを提供する生活協同組合ユーコープです。

        (※1)クリエイティブテックとは
クリエイティブとテクノロジーを掛け合わせた造語です。バナーデザイン、ウェブサイト、広告テキスト等、全ての顧客接点におけるクリエイティブを、ユーザーファーストで価値あるものに、より少ない工数で変革するための「テクノロジー」や、それを提供するサービス・企業を指します。これからのデジタルマーケティングにおける新たな潮流として注目されています。
さらに詳しい説明はこちら→ https://service.aainc.co.jp/product/letro/article/2019/creativetech.html

同組合は、現在力を入れている「ミールキット」や「ユーコープセレクション」のデジタルマーケティングにおいて、クリエイティブに従来と異なる「新たな視点」のクリエイティブを採用することで、SNS広告の獲得コスト(CPA)及び、広告の受け皿となるLPのコンバージョンレート(CVR)の大幅改善を実現しています。

具体的に、クリエイティブにどのような工夫を施したのでしょうか?
宅配運営部 宅配営業企画課 佐藤様に、詳しくお話を伺いました。

課題

  • 新規のお客様にとって「ミールキットとは何か」「どのような商品が届くのか」をイメージしていただきにくく、お申込みのハードルになっているのではないかと考えていた

解決策

  • UGCをLPに掲載
  • SNS広告において、日常感の伝わるクリエイティブを採用

成果

  • LPのCVRは1.3倍、CPAも50%改善
  • 従来型のデザインに比較し、SNS広告のCVR1.2倍、CPA30%改善

LPにUGCを採用-日常感の溢れる写真がユーザーの自分ごと化を促進

弊会の「ミールキット」は、カット・下処理済みの食材がセットになっており、届いたセットを調理するだけでおかずが一品出来上がる商品です。
手間がかからないので、時間のない方や献立づくりに悩む方などに大変好評をいただいている商品なのですが、新規のお客様にとっては、「ミールキットとは何か」「どのような商品が届くのか」をイメージしていただきにくく、お申込みのハードルになっているのではないかと考えていました。

そういった中で、「実際に自分の食卓にミールキットの食事が並んだら、どのようになるのか?」を体感いただければ、おためしするきっかけを後押しできるのではないかと考え、まずは、ご利用いただいている方によるInstagram投稿(UGC(※2))を、LPのコンテンツに取り入れることにしました。

        (※2)UGC(User Generated Contents)とは
企業ではなく、一般ユーザーによって制作・生成されたコンテンツのことを言います。 最近はInstagramなどSNSに投稿された写真や動画などが UGCとして注目されています。

 

UGCをLPに活用おうちCO-OP

クリエイティブプラットフォームLetroを通じて、ハッシュタグ#おうちCOOPが付いたUGC投稿を収集、
LP( https://www.ouchi.coop/lpo/mealkit_try/)に表示。

これを見れば、おうちCO-OPから届いたミールキットを食卓に並べると、実際にどのような雰囲気になるかが分かり、すごく身近に感じますよね。画像だけでなく、投稿者名やコメントもあわせて表示することで、よりリアル感が伝わるコンテンツとなりました。

これにより、LPCVR1.3倍CPA50%改善しました。効果はとても大きいと考えています。ファンでいてくださる組合員の皆さんのリアルな声を通して、弊会に興味を持っていただく方が増えるのは、とても理想的な状態だと思ったこともあり、Letroを導入したので、結果がついてきたのは嬉しかったです。

おうちCO-OPのLP事例

複数のLPを運用、その特徴に応じてUGCを出し分けている。
また、各UGCがどれくらい見られているかの効果測定もしっかり行いLPをメンテナンスしている。
(複数LPへのUGC出し分け・効果測定にはLetroを利用)

広告にも日常感が伝わるクリエイティブを採用-従来型のデザインに比較しCVR1.2倍、CPA30%改善

LPで良い結果が得られたため、次は「ユーコープセレクション」という弊会オリジナル商品のSNS広告において、日常感の伝わるクリエイティブを採用したところ、従来型のデザインに比較し、CVR1.2倍CPA30%改善の結果を得ることができました。

おうちCO-OPUGC風クリエイティブ

(左)従来型クリエイティブ。
(右)UGC風クリエイティブ。テーブルの上に届く食材を並べ、実際に届いたところをより想起させるデザインが特徴。

また、従来の横長・長方形のクリエイティブから正方形のクリエイティブに変えたことで、効果が改善されたことも分かりました。日常感の溢れるデザイン、かつSNSのフィードに馴染むフォームのクリエイティブにすることにより、自然とSNS上でのインプレッション・クリック数の向上につながり、従来より高い確率でご購入まで繋げることができました。

今後は、これを踏まえて、実際のUGCを広告クリエイティブに活用していく取り組みもスタートしたいと考えています。

■関連記事
・株式会社バルクオム
1年でSNS経由獲得件数は10倍・CPAは3分の1に ―「UGC」を使ってSNS広告とLPを戦略的に連携 ―
・健康コーポレーション株式会社
【CVR 145%改善】「どろあわわ」LPのCVRを劇的に改善させた新・クチコミ施策とは?
・原価ビストロBAN!
【飲食店こそ積極的なクチコミの活用を!】自社WEBサイトに来店者のUGCを掲載、滞在時間・直帰率の改善に貢献