2019.9.18
4,500万人ものユーザー数を誇るTwitter。さまざまなSNSが存在する中でも、大規模×幅広い層にリーチできるメディアとして、ここ数年で改めてその価値に注目が集まっており、企業によるTwitterプロモーションの件数も確実に増加しています。
そのような中、効果的・効率的にTwitterをマーケティングに活用するためのキーワードは「サブスク型」ツールを活用したプロモーション活動です。
サブスク型ツールって何?など、詳しく内容をご紹介しながら、いま効果的なTwitterアカウント運用にはなぜサブスク型プロモーションツールが欠かせないのか、3つの理由を解説します。
サブスク型(※1)プロモーションツールとは、企業が常時好きな時に、あるいは定期的にプロモーションを実施できるツールのことを指します。そして今、Twitterマーケティングにおいて、この「サブスク型プロモーションツール」の活用がトレンドとなっています。「Twitterプロモーション」と言えば、かつては季節に合わせた販促キャンペーンなど一時的な場面で実施されることが多かったですが、今はその様子がかなり変わってきているのです。今は、多くの企業がツールを活用し、常時好きな時に、あるいは定期的に、Twitterプロモーションを実施しています。
では、なぜ今Twitterのマーケティングにおいて、「サブスク型プロモーションツール」がトレンドとなっているのでしょうか?それは、「サブスク型プロモーションツール」を活用することで、現在のTwitterマーケティングにおける3種類の変化・進化にうまく対応できるからです。一つずつ内容を解説します。
こちらは、Twitterと他SNSの比較をしたグラフです。現在、Twitterは若年層だけでなく30代も含めて幅広く利用されていること、メディアの特性として拡散性が強く、大規模 × 幅広い層にリーチ可能なメディアとして、非常に価値が高いことが分かります。そのため、以前のように、企業が商品ターゲットや季節要因に合わせて一時的にTwitterを利用する状況から、年間予算を取ってTwitterマーケティングを行う状況にシフトしています。
参照元:「Nielsen Mobile NetView 2017年9月度」データよりアライドアーキテクツ作成
このように、企業が年間施策としてTwitterマーケティングを実施する状況になりつつある一方、具体的な施策としては「中の人」のつぶやきや、一時的な拡散に期待した企画が中心のまま。もちろんそれらもとても大切な要素ですが、一方で再現性が乏しいという課題がありました。そこで今注目されているのが、サブスク型プロモーションツールを活用し、プロモーションを定期的に実施することにより、「ユーザーとの定期的なコミュニケーション」と「ファネル拡大」を同時に実現する方法です。これにより、より多くのユーザーにリーチしながら、同時にエンゲージメントを深めていくことができます(下図参照)。
企業公式アカウントによるTwitterキャンペーンがユーザーに浸透、企業との間の大事なコミュニケーション手段として定着してきています。2019年「Twitter企業アカウント利用に関する意識調査」によると、Twitterユーザーのうち、68%は企業公式アカウントのTwitterキャンペーンに参加した経験があります。
また、企業公式アカウントをフォローするきっかけの57.9%がTwitterキャンペーンとなっています。
さらに、企業公式アカウントに求める一番の役割として33.8%もの人が「Twitter上で参加できるキャンペーンの実施」と答えており、企業/ユーザー間のコミュニケーションとしてキャンペーンが重要な役割を担っていることが分かります。
Twitterキャンペーンは購買にもしっかりと影響しています。Twitterでキャンペーンに参加した経験があるユーザーのうち84%以上が、SNSを見て商品やサービスを購入した経験があると答えています。
「Twitter企業公式アカウントの利用実態調査~番外編~」より
このように、Twitterキャンペーンはもはや一部のユーザーだけのものではなく、多くのユーザーに支持されるコミュニケーション手段であり、実際に購買への影響も与えています。サブスク型プロモーションツールを導入し、定期的にキャンペーンを行うことでその効果を最大化できるとして、現在多くの企業に採用され始めています。
Twitterプロモーションに新たに「インスタントウィン(※2)」の仕組みが登場、ユーザーに人気の手法として定着しました。今まではバズる企画の立案、LPの準備、事務局の設置…など、Twitterプロモーションの実施には何かと手がかかりましたが、インスタントウィンの仕組みの登場により、以前よりグっと少ない工数で定期開催できるようになりました。
また、インスタントウィンの仕組みはTwitterの機能をうまく活用したものであり、企画に関わらず着実なマーケティング効果を得やすいプロモーション形式としても注目されています。企業にとって、かかる工数面でも、得られる効果面でもTwitterプロモーション実施のハードルが下がった今、多くの企業がサブスク型でTwitterプロモーションを実施できるツールを活用し始めています。
サブスク型プロモーションツールの活用で得られる具体的なメリットは以下の通りです。
着実なTwitterマーケティング効果が得られるプロモーションツールを期間中にサブスク型で何度でも利用できるようにすることで、事務局費やLP制作費はもちろん、1回あたりのプロモーションツール利用費自体も大幅に削減することが可能になります。
通常のTwitterプロモーションを実施する場合は、都度①企画②制作コスト算出③実施可否確認④制作⑤実施とかなり時間と工数がかかってしまいますが、Twitterプロモーションツールをサブスク型で活用することで、プロモーションにかかるコストを最小限に抑えた上で、短期間・超高速でPDCAをまわすことができるようになり、Twitterプロモーションの質をより上げることができます。
Twitterマーケティングにおいては、もちろん、プロモーションだけではなく普段の投稿によるユーザーとのコミュニケーションも重要です。インスタントウィンツールをサブスク型で効率的に使うことで、従来プロモーションの実施にかかっていたリソースを通常の投稿企画にまわすことができるようになります。
最後に、サブスク型プロモーションツールを取り入れて上手にアカウントを運用している企業の事例を2つご紹介します。
グループ全体でフォロワー数合計110万人を超える「すかいらーく」は、1日あたり1~3投稿の通常投稿に加え、サブスク型ツールを活用して新商品や季節などにあわせたTwitterプロモーションを定期的に開催。多くのユーザーとのつながりと、コミュニケーション量を増やすことに成功しています。さらに、サブスク型ツールを同社が保有する複数のブランドアカウントに導入。複数ブランドで同時にプロモーションを実施してユーザーのブランド間の回遊を促し、グループ全体での認知度向上につなげるなど、サブスク型ツールをフル活用してTwitterアカウントを運用しています。
詳しくはこちら:
【リツイート数が通常キャンペーンの10倍に!】すかいらーくホールディングスが実践する「ユーザー参加型Twitterキャンペーン」の裏側
大手化粧品メーカー・株式会社カネボウ化粧品が提供する美容情報アプリ「スマイルコネクト」の公式Twitterアカウントにてサブスク型Twitterプロモーションツールを導入、定期的にプロモーションを行っています。ユーザーとのタッチポイントを増やす部分をサブスク型ツールを使って効率的に実施、その分のリソースを日々のオーガニック投稿を始めとした運用に投入しており、「ファネル拡大」と「ユーザーとの定期的なコミュニケーション」を上手く両立させながら、Twitterアカウントを運用しています。
詳しくはこちら:
【アカウント開設から1ヶ月でフォロワー1万人を達成!】カネボウ化粧品が美容アプリ「スマイルコネクト」のマーケティングにTwitterインスタントウィンキャンペーンを活用した目的とは?
以上、今回は効果的なTwitterアカウント運用に欠かせない「サブスク型プロモーションツール」の活用メリットやその事例をご紹介しました。皆さまもぜひ日々のTwitterアカウント運用に取り入れてみてください!
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