EFO(入力フォーム最適化)とは?CVR改善に導く5つの具体施策とツールをご紹介

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EFOとは?その意味から、CVR改善に導くEFO施策からおすすめツールまで、分かりやすく解説します。

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EFO(入力フォーム最適化)とは

EFOの意味

Entry Form Optimization:エントリー(入力)フォーム最適化の略で、ウェブサイト上における会員登録や購入、資料請求などの入力完了率を高めるために様々な施策を行いフォームを最適化すること。
簡単に言うと、サイト訪問者が途中離脱することなくアクションを完了できるように、入力フォームを改善するということです。

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2.EFOの重要性

2-1.サイト訪問者(ユーザー)視点でのEFOの重要性

サイトに訪問し、会員登録や購入、資料請求などのアクションを起こす際に、必ずしなければならない行動がフォームの入力です。
そもそもフォームは個人情報を入力するため、サイト訪問者が不信感を抱きやすい箇所です。それに加えて、長く入力しづらいフォームであればストレスも増え、アクションへの熱量も下がってしまいます。
そのため、サイト訪問者視点でフォームを入力しやすくし、ストレスを感じることなくスムーズにアクションを完了できるようにしておくことが大切です。

2-2.企業視点でのEFOの重要性

広告やSEOなど予算をかけてWEBサイトにユーザーを集客し、流入したユーザーに納得いただける充実したコンテンツを用意、ユーザーがフォームまでたどり着いたとしても、最終的にフォームの「入力完了」まで至らないと企業の成果には結びつきません。

一般的に、入力フォームまでたどり着いたユーザーの内、6~7割もの人がフォームの入力段階で離脱してしまうと言われています。フォームを最適化して入力完了率を高めることが、企業の成果に大きく影響するのです。

3.具体的なEFO施策

では、EFO施策として具体的にはどのようなことをすればよいのでしょうか?

3-1.入力項目数を減らす

そもそも、フォームの入力はサイト訪問者にとって面倒なことです。既にマイナスイメージがある上に必要以上に入力項目が多いと、資料請求や会員登録などのアクションをしたい気持ちよりもストレスの方が勝ってしまい、入力することをあきらめてしまう可能性が高くなります。

入力項目数は最低限にしぼり、入力の手間が少なくなるようにしましょう。
例えば以下のような工夫ができます。

  • ・入力箇所の項目をまとめる
  • ・住所を自動入力できるようにする
  • ・サジェスト機能を導入する
  • ・半角全角は自動変換する
  • ・メールアドレスの入力は1回にする

3-2.入力項目数が多い場合は全体像が見えるようにする

入力項目を最低限に絞っても項目数が多い場合は、全体像が見えるように入力完了までのステップを表示しましょう。

入力するステップが見えると入力完了まであとどのくらいの項目があるのかが分かりやすく最後まで入力してもらいやすいです。

フォーム例1
引用元:ferret資料ダウンロードページ

3-3.入力例(プレースホルダー)を示す

何を入力する項目なのか感覚的に分かることが大事です。
入力欄に入力例(プレースホルダー)を表示させることで、何を入力したらいいのかが直感的に分かるようになります。

また、限りあるスペースを有効活用することができ、デザイン面でもスッキリ見せることができます。

フォーム例2
プレースホルダー(入力欄にあらかじめ表示しておくテキスト)の一例

3-4.入力を間違った場合に修正点をわかりやすく表示する

項目を入力したのにもかかわらず入力完了ボタンが出てこなかったり、完了ボタンを押しているのに次のステップに進めなかった経験はありませんか?
そんな時に「どこが間違っているのか、何を直せば次に進めるのか」が分かりづらいと離脱の原因になります。

エラーメッセージはエラーが起きている項目の近くに置きましょう。

フォーム例3
エラーメッセージの一例

さらに、エラーが出た段階でエラーメッセージが出現するのが理想です。
入力完了ボタンを押す前にエラーに気づけるようにすることで、完了ボタンを押したのに次に進めないストレスを軽減することができます。

3-5.セキュリティを確保して安心感を高める

セキュリティを確保し、サイト訪問者に安心してフォーム入力してもらえる環境を整えることも重要です。

セキュリティ強化のためにはプログラムやサーバーの対策を行う必要があるためツールを使用することをおすすめします。

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4.おすすめEFOツール5選

4-1.EFO CUBE

EFO CUBE
出典:EFO CUBE

業界最多数の入力補助機能を搭載しているツールです。
業界初「ドコモかんたん入力」をはじめとするID連携機能を搭載しており、連携しているアカウントに登録されている情報を入力フォームへ反映させることで、フォーム入力へのストレスを軽減させることができます。
データ分析にもすぐれており、入力フォームの項目単位で分析可能です。

4-2.EFOcats

EFOcats
出典元:EFOcats

1画面1質問のフォームでカゴ落ち率を大幅に改善するツールです。システム改修の必要がなく、タグを埋め込むだけで簡単に導入できます。
分析機能もついているため、離脱ポイントを見つけて改善につなげることが可能です。

4-3.スマートUPフォーム

スマートUPフォーム
出典元:スマートUPフォーム

PCのみならずスマートフォンに特化した独自機能が搭載されており、「位置検出による住所自動入力機能」や、数字やアルファベット入力など入力項目にあわせて入力キーボードを自動で切り替える「スマートフォン用キーボードアシスト」などが利用できます。
平均3営業日程度と短期間で導入できるのが特徴です。

4-4.Gyro-n EFO

Gyro-n EFO
出典元:Gyro-n EFO

既存のフォームを変更せず、設定タグを貼るだけですぐに利用ができるサービスです。テスト環境も装備しており、専門スタッフが導入を手厚くサポートしてくれます。
さらに離脱原因の項目が一目でわかるログデータから詳細なフォーム分析が可能です。

4-5.エフトラEFO

エフトラEFO
出典元:エフトラEFO

管理画面上からEFO設定の登録・変更が可能です。
実際にフォームを見ながら設定ができ、設定内容を反映・確認が可能なプレビュー機能も搭載しています。初心者にもわかりやすく直感的な操作が可能なツールです。
また、24時間365日体制での常時監視を実施し、安定したシステム運用が可能なのでサポート部分でも安心です。

5.まとめ

いかがだったでしょうか?
EFOを行うことはウェブサイトのCVR改善に大きく役立ちます。フォームの入力までたどりついたユーザーを確実にコンバージョンに導くために、しっかり取り組みましょう。

なお、入力フォーム以外にも、ユーザーのサイトからの離脱は様々な要因で起きます。例えば、「他社との比較検討をするため」もサイト離脱の大きな要因の一つです。それを防ぐ有効な打ち手として、現在多くのEC通販企業が、顧客のUGC(クチコミ)をウェブサイトやランディングページに掲載する取り組みを行っています。UGCを活用してユーザーのサイト離脱を防ぎ、購入を後押ししてCVRの改善につなげる方法を資料にまとめましたので、ぜひお気軽にご覧ください。