株式会社ZENB JAPANは、Letroを活用してレビュー運用を行うことで、新規顧客向けLPのCVR1.32倍を実現しました。
課題
解決策
成果
EC企業において「レビュー」の運用を行うことで売上を向上させる事例が相次いでいます。Letroが実施した消費者調査(※)からも、購入の意思決定に最も影響を与えるUGCのコンテンツ形式は「テキスト」ということも明らかになっており、生活者が購買まで様々な検討を重ねていく中では、「最後の一押し」としてレビューの重要性が高いことがわかります。
ZENB JAPANでは、こうした顧客ニーズを機敏に察知しレビューの運用に着手。これまでもInstagram投稿を活用したUGC施策を実施していましたが、新たにレビューを活用し、「生成・活用・効果測定・改善」のサイクルを継続的に回しながら施策成果の最大化を目指す「運用型UGC」を実践することで、更なる獲得効率の改善を目指していくことになりました。
(※)「生活者のUGCに対する意識調査 2022」
新規顧客獲得向けのLPにLetroを活用し、レビューの掲載を開始しました。運用の手始めに、ページ訪問者の想定状態を踏まえて、UGCで解消すべき不安点やUGCで補強すべき情報を定義。それらを表現する項目を設計しレビューを収集しました。項目には、「年齢情報」や「購入回数情報」とともにそれぞれの訴求を引き出すための設問項目を盛り込むことで、訴求を強化することができただけでなく、年齢情報による自分事化の促進と、購入回数によるクチコミの信頼度を向上させることに成功しました。
そして、サイト上にレビューを"動的"(閲覧状況に合わせて最適な形で表示すること)に掲載。より大きな改善を実現するために、LetroのCSM(カスタマーサクセスマネージャー)と共に、どのレビューの成果が高いかを計測しながら、掲載位置や内容の検証~運用を順に実施することで、CVR1.22倍を実現しました。
その後、LPのコンテンツをさらに訴求を強化するために、コンテンツの下部にアンサーコンテンツとしてレビューを設置し権威付け・自分事化を促進。現在は、ページ内の2か所でレビューを掲載し運用を行っています。
これらの運用を継続することで、CVR1.32倍まで改善に成功、売上成果の向上に大きく貢献しました。
<株式会社ZENB JAPAN ご担当者様の声>
新規事業開発 ダイレクト戦略グループ 松永友貴氏
食品を扱う我々の場合、どうしてもシズル感を意識し視覚的に訴えやすい写真などの画像を用いたUGCの改善を優先しがちです。しかし、ユーザーの興味や心理状態によっては視覚だけではなくモールなどでも見慣れているようなテキストのレビューで伝えることで、より腹落ちをして頂くことができCVR改善につながりました。
記事公開日:2023.03.22