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【企画の参考になる!】Twitter企業コラボプロモーション事例8選

Twitter企業コラボプロモーション事例8選

Twitterならではの、企業アカウント同士の個性的で面白いやりとり。最近は、日々の投稿で企業同士がコメントをし合うだけにとどまらず、Twitterユーザー向けのキャンペーンを共同で実施し認知度向上や既存ファンの盛り上げに繋げる取り組みや、Twitterをきっかけにしたコラボ商品の発売など、幅広い形式での企業間コラボが行われています。

今回は、近年実施されたTwitter企業間コラボの取り組みの中から、今後の企画の参考になる事例を8つ厳選してご紹介します。

おすすめお役立ち資料

Twitter企業間コラボ実態調査2022~企業間コラボ施策の普及度、施策内容、成果とは?

Twitter企業間コラボに取り組んでいる企業の割合と費用対効果の実感をTwitterマーケティング担当者850名に伺った内容をまとめました。
資料をダウンロードする(無料)

<Twitter企業コラボキャンペーン>

1.Twitter人気アカウントとコラボし認知度向上に繋げる!「KIRIN×アイラップ(岩谷マテリアル)」

KIRIN×アイラップ

キリン×アイラップのコラボキャンペーン。両社のアカウントをフォローした上で、アイラップ公式Twitterアカウント上の該当投稿をリツイートすることで参加できる形式のこちらのキャンペーンは、キャンペーン期間中に約24,000のリツイートが発生し大きな話題となりました。
さらに、「あなたの推しの #おにぎりの具」リプ欄に投稿してねと呼びかけることで、多くのフォロワーからのコメントが発生。「手早く簡単におにぎりが作れる、おにぎりぽっけ」の商品訴求に上手く繋げることに成功しています。

アイラップにとっては、Twitter公式アカウントのフォロワー数が多いKIRINとコラボすることで商品の認知度を拡げることができ、またKIRINにとっては、お茶と相性抜群の「おにぎり」を簡単に作れる商品を紹介することで、同社のフォロワーに新たな楽しみを提供できる、両社のメリットが上手く組み合わさったコラボ事例と言えます。

KIRIN×アイラップ 投稿
投稿URL:https://twitter.com/i_wrap_official/status/1204570847052095488

【キャンペーン概要】
①@i_wrap_officialと@Kirin_CompanyをWフォロー
②該当の投稿をリツイート
③事後抽選で「KIRIN生茶」と「おにぎりぽっけ」を10名にプレゼント

 

2.親和性の高いアカウント同士のコラボ×クリエイティブの工夫で大きな話題に

カルビー×BSフジのコラボキャンペーン

カルビー×BSフジのコラボキャンペーン。「お菓子」と「テレビ」というお客様に身近なジャンルのアカウント同士がコラボしたこと、そのクリエイティブの見せ方もさまざまな工夫を施したことで(詳しくは上図を参照)、BSフジ側の新規フォロワー数約18,000人、総RT数約35万、カルビー側でも新規フォロワーが約20,000人増えるなど大きな話題になりました。

両アカウントの親和性が高かったことで、キャンペーン後のフォロー解除率も低く、継続してフォローしてもらえるユーザーを獲得できたそうです。

【キャンペーン概要】
①@Ume_bsfujiと@CalbeeKappaCPをWフォロー
②該当の投稿をリツイート
③インスタントウィン形式でその場で当選発表。QUOカードPay2,022円分とかっぱえびせん詰め合わせを100名にプレゼント

3.コラボキャンペーンをたくさん開催することでファンに楽しみを「クリスタルガイザー」

クリスタルガイザー
投稿URL:https://twitter.com/Dr_Air_PR/status/1202868605466992640

フォロワー数が20万人を超えるクリスタルガイザーTwitter公式アカウントでは日頃から積極的に他社とのコラボキャンペーンを実施、その数は「月平均20件」ほども。「クリスタルガイザーはフレーバーや新商品がなく、発信できる情報に限りがあることから、その分フレッシュなキャンペーンを続々仕掛けてアピールしたい」との狙いがあるそうです。
(引用:https://www.excite.co.jp/news/article/Jcast_trend_365543/

このコラボキャンペーンでは「3Dマッサージシート」と「クリスタルガイザー24本」をセットにしてプレゼント。該当投稿のコメント欄には「クリスタルガイザーさんいつも素敵なコラボキャンペーンありがとうございます!」とのコメントがたくさん寄せられており、ドクターエア商品認知度の向上と、クリスタルガイザーフォロワーの盛り上げに繋がっていることがうかがえます。

【キャンペーン概要】
①@Dr_Air_PRと@CG_jpをWフォロー
②該当の投稿をリツイートドクターエア×クリスタルガイザー
③事後抽選で3Dマッサージシートとクリスタルガイザー700ml24本を3名にプレゼント

 

4.中の人のやりとりからキャンペーンに発展!「コイケヤ スコーン×トヨタ自動車Supra GR」

コイケヤ スコーン×トヨタ自動車Supra GR
投稿URL:https://twitter.com/koikeya_cp/status/1197379108151480320

コイケヤ公式アカウントが「SUPERスコーン」を紹介した投稿で、誤って「Supraスコーン」と表記。それに、同名の車「Supra(トヨタ社車ブランド名)」を持つTOYOTA Gazoo Racing公式アカウントが突っ込みを入れることで始まったこちらの企画。最終的に「Supraスコーン」という商品が共同開発されキャンペーンでプレゼントされるまでの過程がTwitterで公開され、それを見たTwitterユーザーから多数のリツイートやハッシュタグ投稿、リプライが発生し、大変盛り上がりました。

コイケヤ スコーン×トヨタ自動車Supra GR
投稿URL:https://twitter.com/koikeya_cp/status/1133553547390246918

【キャンペーン概要】
①@koikeya_cpと@TOYOTA_GRをWフォロー
②該当の投稿をリツイート
③事後抽選で「Supraスコーン 爆速BBQ3L直列6気筒ターボ」1箱を10名にプレゼント

 

5.インスタントウィンの仕組みを利用して大きな話題化に成功「ガスト×ハウス食品グループ」

ガスト×ハウス食品グループ
投稿URL(ガスト):https://twitter.com/gusto_official/status/1143398433790709760
投稿URL(ハウス):https://twitter.com/housefoods_now/status/1143398429684428801

ガストとハウス食品グループは、「#しっかり食べて暑さを乗り切れキャンペーン」として、それぞれのアカウントにて、フォローして該当の投稿をリツイートするだけで参加できるTwitterキャンペーンを実施。キャンペーン形式には参加完了後にすぐに当落結果が分かる「インスタントウィン」を採用、当落結果を知らせるリプライ欄でお互いのアカウントに誘導する仕組みとすることで、相互送客を実現しました。両社でコラボすることにより新たなフォロワー層へのリーチが可能となり、両者がそれぞれ単独で実施した同タイプのキャンペーンに比較し、フォロワー増加数は平均115%程度の成果を上げることに成功しました。

Twitter企業コラボプロモーション事例7選

【キャンペーン概要(ガスト側)】
①@gusto_officialをフォロー
②該当の投稿をリツイート
③即時抽選で「ガストお食事券500円分とハウス食品カレー関連商品」を100名にプレゼント
④当落リプライ欄でハウス食品公式アカウント@housefoods_nowに誘導
※ハウス食品側でも同様の仕組みでキャンペーンを開催、リプライ欄でガストに誘導

 

<その他、Twitterから生まれたオリジナルコラボ商品、話題化など>

6.ファンの盛り上がりからコラボ商品が店頭発売に!「はなまるうどん×うたの☆プリンスさまっ♪」

はなまるうどん×うたの☆プリンスさまっ♪
投稿URL:https://twitter.com/utapri_official/status/1157123986209116162

人気コンテンツ「うたの☆プリンスさまっ♪」の新アルバム名「SUKI×SUKIはなまる」がTwitterのトレンド入りしたことに吉野家公式アカウント(@yoshinoyagyudon)が反応、同系列である「はなまるうどん(@hanamaru_udon)」かと思ったと投稿。さらに、そのアルバムの発売日が「8/7 はまなるうどんの日」であることも判明、やりとりを見ていたファンからは「ぜひコラボを!」の声が多数上がり、大きな盛り上がりに。最終的には、8月7日からはなまるうどんの店頭にコラボ商品が登場、さらに同商品を注文した人にはオリジナルノベルティもプレゼントされる企画となり、ファンからは「コラボを実現してくれてありがとう」との声が多数寄せられました。

はなまるうどん×うたの☆プリンスさまっ♪ 投稿
投稿URL:https://twitter.com/yoshinoyagyudon/status/1133218097022754816

 

7.コラボ奮闘記がTwitter上で大きな話題に!WEBメディアにも多数掲載「日清どん兵衛×ベルばら」

日清どん兵衛×ベルばら
引用:https://www.nissin.com/jp/news/5990

通常はそれぞれの地域でのみ販売している東日本仕様と西日本仕様の「日清のどん兵衛」を期間限定で全国販売する「日清のどん兵衛 東西食べ比べ」は、2011年から開始されている大好評企画。2017年は「ベルサイユのばら(ベルばら)」とコラボし、ベルばらの主人公たちが驚愕の表情とコメントで東西の差を紹介する…という企画でしたが、日清食品はその企画が成立するまでの経緯を「コラボ奮闘記」としてWEB上で公開。「広告代理店がどん兵衛社長の無茶ブリに応えた結果、奇想天外なプロモーションになるものの、ベルばらの池田理代子プロが寛容にも全てOKする」というストーリーがTwitter上で話題となり、数々のWEBメディアでも紹介されました。
(参考:https://nlab.itmedia.co.jp/nl/articles/1704/18/news105.html
https://nlab.itmedia.co.jp/nl/articles/1705/10/news116.html

日清どん兵衛×ベルばら
投稿URL:https://twitter.com/donbei_jp/status/862125051172143105

 

8.Twitterの人気企業アカウント4社がコラボ「タニタ式どうでしょう」

タニタ式どうでしょう
引用:http://info.tanita-thl.co.jp/event/tanido/index.html

中の人の個性的な投稿が有名、Twitter上での人気企業アカウントであるシャープ、タニタ、キングジム、セガがコラボしているTwitter旅企画。「旅の行き先をサイコロで決め、どこへ行くかはサイコロ次第」という設定で、旅の準備の段階から当日までの様子を4社が公開、開催中は「#タニタ式どうでしょう」がTwitterトレンド入りするなど大きな話題となりました。一方で、企画演出の仕方についてTwitterユーザーから指摘が入り、タニタ広報部が「誤解を招く演出だった」とコメントを出すなど、思わぬ方向にも展開しました。

 

番外編:echoes主催「夏の企業公式コラボフェス」参加者累計56.5万人、累計2,630万impと大盛況に

「echoes」が開催した「#夏の企業公式コラボフェス」

これまで250社超のTwitter活用支援を行っている「echoes」が開催した「#夏の企業公式コラボフェス」。計18の企業公式Twitterアカウントが参加した本コラボキャンペーンは、、参加者数が累計で約56.5万人、参加企業のフォロワー増加総数が15.1万、参加企業の公式Twitterアカウントによるキャンペーン投稿が累計2,630万impを記録し、大盛況となりました。

参加企業が一覧できるコラボフェス特設サイトを開設、Twitterのキャンペーン投稿から特設サイトへの導線を設置することで、キャンペーン参加したTwitterユーザーに新たな企業アカウントを発見してもらい、より多くのユーザーと企業のつながりを生み出すことに成功しました。

コラボキャンペーンに取り組む第一歩として、このような企画に参加することもお勧めです。ご興味がある方は、ぜひechoesまでお問い合わせください。

以上、今回はTwiitter企業間コラボ事例を8つご紹介しました。今後の企画にぜひご参考ください!