2024.6.17
X(旧Twitter、以降「X」とのみ記載)では、「企業アカウント間のコラボ」に注目が集まっています。企業コラボは、新しいユーザーとの接点創出や話題化につながるなど、Xを活用してより大きなマーケティング成果を実現するために非常に有効な企画であり、当社が実施した調査(※1)でも、「コラボに取り組んでいる企業が最もXマーケティングの費用対効果の高さを実感している」結果となっています。
焼酎ブランド「鍛高譚」では、新しいユーザーとの接点を創出するために、echoesを活用した異業種企業アカウントとのコラボキャンペーンを積極的に実施してきました。
コラボキャンペーンの実施にあたっては、企業間でストーリーを合わせた企画を立てたり、支援会社を含めた複数社の調整が必要となりますが、コラボキャンペーンの実施に適切なサービスとノウハウを持ち合わせるechoesを活用することで、上記課題を解決し円滑な施策実行に成功しています。
中でも、4月の花見の需要期には、酒類販売「カクヤス」とのコラボキャンペーンを実施し、カクヤスの配達サービスの利便性の認知度を高めることでの相乗効果を狙いました。結果、キャンペーン総参加数約10万人、新規フォロワー計約1.3万人増加を達成。露出の増加により、取引先である小売企業からの反応や、他企業Xアカウントからのコラボ施策の打診が増加するなど、影響範囲が拡大しつつあります。
今回は本施策の内容を詳しくご紹介します。
※1 「企業によるTwitterマーケティング実態調査2022」調査より
少子高齢化の影響で国内市場が縮小に向かい、円安や原価高騰によりマーケティング予算の圧縮が必要となる中、消費財メーカー企業は、SNSマーケティングにおいてもコストを抑えつつ生活者との接点を拡大することが求められています。
「鍛高譚」を展開する合同酒精株式会社では、X運用における予算や人的リソースが限られる中、商品認知度を高めるためのコミュニケーションとして高頻度での企業コラボキャンペーンを企画しており、キャンペーン運用の効率化を必要としていました。
そこで、Xキャンペーン運用ツールとしてechoesを採用し、Xキャンペーンの運用負荷を軽減することで、企画から施策実行までのプロセスを効率化し、スピーディーなXキャンペーン運用の実現を図りました。
自社の発信だけでは接点を持てない新たな生活者にアプローチする手段として、同社は異業種とのコラボキャンペーンを積極的に実施してきました。異業種とのコラボにより、新鮮味や意外性のある多様な飲用シーンを訴求できる点が大きなメリットです。
花見の需要期には、カクヤスの配達サービスの利便性を訴求することで相乗効果を狙ったコラボキャンペーンを実施しました。カクヤスは酒類業界では大手ですが、一般生活者の花見会場などへお届けするサービスの認知度がまだ低い点が課題でした。
そこで、カクヤスで取り扱いがあり、フォロワー数が約8.7万人(2024年3月時点)を誇る鍛高譚のXアカウントを主体としたコラボキャンペーンを開催しました。純広告ではなく、キャンペーンを通じて楽しみながら商品情報に触れてもらうことで、まず認知度を上げることを狙いました。
カクヤスと鍛高譚のXアカウント両方をフォローし、鍛高譚のXアカウントの対象ポストをリポストすると、その場で抽選結果が分かる仕組みで実施。
需要期、かつ小売とのコラボ企画であることから、コラボではない通常の企画の実績と比較して高い成果を獲得しました。
今回、両社のサービス・商品はキャンペーン対象ポストのツリーで訴求する形式をとりましたが、今後、第2弾・3弾と、キャンペーンの手法を工夫しながら、より効果的に活用シーンや利便性を訴求していく予定です。
鍛高譚(オエノングループ 合同酒精株式会社) ご担当者様の声
echoesのUIがとても使いやすく助かっています。導入後はキャンペーン実施の工数が大きく減り、個々の施策も非常に高い効果が出ているのでもう戻れません。
また、SNS専任ではなく運用に時間を割けない中、最新の事例や環境の変化、効果的な対策など、様々な情報を共有いただけることも大きなポイントです。
カクヤス(株式会社カクヤス) ご担当者様の声
この度、カクヤス公式Xとして初めての試みである企業コラボキャンペーンを実施し、大変多くの方にご参加いただき大きな盛り上がりを見せることができました。社内の評判も良いものであったと実感しております。
今後、カクヤスが主体で行うコラボキャンペーンも増やしていきたいと担当者目標を掲げておりますので、その際にはアライドアーキテクツ様へご相談したいと思います。
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