2023.01.27
4,500万人もの月間アクティブユーザー数を誇るTwitter。さまざまなSNSが存在する中でも、大規模×幅広い層にリーチできるメディアとして、ここ数年で改めてその価値に注目が集まっており、企業によるTwitterプロモーションの件数も確実に増加しています。
そこで今回は「Twitterユーザーに関する最新データ」を収集、現在のTwitterユーザー実態をまとめました。Twitterをマーケティングに活用する際にご参考ください!
日本におけるTwitterの月間アクティブユーザー数は4,500万人です(2017年10月時点)。各種SNSの中で、LINEに次ぐ国内第2位のユーザー規模を誇ります。
Twitterは幅広いユーザー層に利用されています。Twitterユーザーは若年層のイメージが強いですが、実際には40代でも約45%、50代でも約34%が利用しており、幅広い年齢層から広く利用されるプラットフォームになっています。
出典:令和3年度情報通信メディアの利用時間と情報行動に関する調査報告書|総務省
全世界におけるTwitter月間アクティブユーザー数は3億3,000万人です(2019年Q1時点)。
参照元:https://s22.q4cdn.com/826641620/files/doc_financials/2019/q1/Q1-2019-Slide-Presentation.pdf
日別アクティブユーザー数は増加傾向にあり、2022年2Qの決算では、mDAU(収益化可能な1日あたりのアクティブユーザー)が全世界で2億3,780万人だったと発表されました。Twitter機能の継続的な進化や、最近のイベントに関してのグローバル規模での会話の増加により、mDAUは前年に比べて14.7%伸びたそうです。
参照元:「Twitter社 2019 Earnings Report」および、Twitter社が各Quarterに公表している「Shareholder Letter」
よりアライドアーキテクツ作成
Twitterユーザーは一日の中でどの時間帯にTwitterを利用しているのでしょうか?
また、一日当たりどれくらいの時間利用しているのでしょうか?
朝から夜まで一日中よく使われていますが、特にランチタイムや夜間に多く使われているようです。
参照元:Twitter Japan「ニュースとTwitter」
また、App Ape Lab.による2020年最新調査によると、2019年同月のデータと比較し日中や夜の時間帯は5%前後と高い伸びを記録しているようです。
参照元:App Ape Lab.【2020年最新版】ツイッター投稿、拡散を狙えるベストな投稿時間帯は?
こちらは、時間別のツイート数です。平日、休日共に、夜間にかけてツイートが多くされていることが分かります。
一方こちらは、Twitterで「RTされやすいツイート時間帯」です。平日は起床前数時間、12時頃のお昼時間、15時頃、帰宅時間にRTの山があることが分かります。
休日は起床前数時間、午前中~12時頃のお昼時間、お昼頃~15時前まで、夕方前と、平日とは異なった時間にRTされやすいようです。
参照元(上記4つとも):株式会社AutoScale「ツイートの投稿時刻とリツイート数の相関」の調査結果(2017年4月3日)
この結果から、Twitterユーザーがアクティブに自ら投稿する時間と、Twitterのタイムラインを読んでRTする時間が異なっている様子が見られます。
1日あたりのTwitter利用平均時間は、10代がもっとも多く31.9分、次いで20代が27.2分、30代が21.4分、40代が21.1分、50代が13.2分です。
参照元:Glossom株式会社「スマートフォンでの情報収集に関する定点調査2021」
Twitterは、年代別に何のデバイスからどのように利用されているのでしょうか?以下のデータから、全年代を通じて圧倒的にモバイル(携帯)からの利用が多いこと、また閲覧するだけでなく投稿するユーザーは10代~30代に多いことが分かります。
参照元:不破雷蔵氏『20代は70.2%が携帯電話から閲覧…日本におけるTwitterの利用状況詳細』(複数回答)
Twitterユーザーはどのような目的でTwitterを利用しているのでしょうか?以下のデータから、リアルタイムでの情報収集や著名人・有名人、リアルな友人との交流に使われていることがわかります。
参照元:アライドアーキテクツ株式会社『Twitterユーザーによる企業公式アカウント利用実態調査』(2020年12月16日~12月27日)
TwitterユーザーによるTwitter利用目的や企業公式アカウントの利用実態が分かる調査資料はこちらからダウンロードいただけます。
▶【2021年版】Twitterユーザーによる「企業公式アカウント利用実態調査」
また、Twitter Japan社の公式ホームページでも、さまざまな興味深いデータが紹介されています。
以下の図は、男女別にどんな情報が見られているかについて示したグラフです。女性はグルメ、美容、ファッション、料理など、男性はインターネット/テクノロジーや時事問題の情報を多く見る傾向にあることが分かります。
参照元:Twitter Japan「暮らしの情報とTwitter」
他にも、利用ユーザー別、利用目的別のさまざまなデータが紹介されていますので、以下リンクからぜひご覧ください。
▶Twitter マーケティング(Twitter社公式サイト)
新型コロナウイルス感染症拡大をきっかけとした新しい生活様式下では、趣味・好きなことに関する情報収集、世の中のニュースチェックを目的としてTwitterを利用するユーザーが増えています。また、外出時間短縮のための事前のサービス内容・口コミチェック、通販・デリバリーやオンラインイベントの事前のサービス内容・口コミチェックを目的にTwitterを利用するユーザーも増えており、社会的な情報インフラとしての重要性だけでなく、「消費行動の情報インフラ」としての重要性も増していることが分かります。
参照元:アライドアーキテクツ株式会社『新型コロナウイルス感染症拡大以降の「新しい生活様式」における、消費者のSNS利用実態調査』(2020年7月11日~7月19日)
Twitterを「買い物に関する情報収集源」として利用する傾向は一時的なものではなく、今後も続くようです。
91%のTwitterユーザーが今後SNSを「商品・サービスに関する情報収集やクチコミの検索」を目的として「積極的に利用したい」「利用したい」と回答しました。さらに、75%のTwitterユーザーが今後SNSを「商品やサービスの申し込みや購買」に「積極的に利用したい」「利用したい」と回答、SNSを口コミ検索だけでなく申込みや購買を行う場所としても利用したいユーザーが多いことが分かりました。
参照元(上記2つとも):アライドアーキテクツ株式会社『新型コロナウイルス感染症拡大以降の「新しい生活様式」における、消費者のSNS利用実態調査』(2020年7月11日~7月19日)
Twitterではどんなトピックが話題になりやすいのでしょうか?Twitter社から提供されている「#モーメントカレンダー」では、1月から12月の各月でどんなトピックが話題になると予測されるかまとめられています(2023年1月23日時点では、まだ2023年版の公開が確認されていません)。
参照元:Twitter Japan『#モーメントカレンダー』
Twitterユーザーは一人あたりどれくらいの数の、またどんな種類のTwitterアカウントを保有しているのでしょうか?
66%のユーザーは一つのみ、34%のユーザーが複数Twitterアカウントを保有しています。
約9割のユーザーが自身のプライベート用アカウントを保有、その他「趣味のつながり用」「懸賞応募用」「仕事用」などにアカウントを保有しています。アカウントを複数持つ人は、目的に応じて使い分けをしている実態が見えてきます。
参照元(上記2つとも):アライドアーキテクツ株式会社「Twitterユーザーによる企業公式アカウント開催のTwitterキャンペーン利用実態調査」(2020年12月)
Twitterユーザーは企業公式Twitterアカウントをどれくらい利用しているのでしょうか?利用している人の目的は?また購買へはどれくらい影響しているのでしょうか。
全体の54.3%のユーザーが企業公式アカウントをフォローしています。
参照元:アライドアーキテクツ株式会社「Twitter企業アカウント利用に関する意識調査」(2020年12月)
「サービスや商品の新情報やセール情報」、「Twitter上で参加できるキャンペーンの情報(割引クーポン等)」など、直接的なメリットにつながる情報を求めているユーザーが多いことが分かります。
参照元:アライドアーキテクツ株式会社「Twitter企業アカウント利用に関する意識調査」(2020年12月)
15~19歳、20代の70%以上が、Twitter上の情報をきっかけに何らかの購入経験があると回答しています。30代でも6割以上、40代でも半分弱におよび、幅広い年代の購買行動にTwitterが影響を与えていることが見て取れます。その中でも、食品・菓子、化粧品・コスメ、飲料・酒類など、日常的に消費されるものに特に影響力が大きい傾向があります。
参照元:
アライドアーキテクツ株式会社「Twitter×UGC実態調査」(2022年1月)
Twitterユーザーは企業によるTwitterキャンペーンをどれくらい利用しているのでしょうか?また、キャンペーンの実施は購買にどれくらい影響しているのでしょうか。
62%のユーザーがTwitterキャンペーンに参加したことがあります。
Twitterキャンペーン参加経験有無別に「Twitterをきっかけとした商品・サービス購入経験」を見ると、キャンペーン参加経験があるユーザーからの方が圧倒的に購買につながっていることが分かります。
参照元(上記2つとも):アライドアーキテクツ株式会社「Twitterユーザーによる企業公式アカウント開催のTwitterキャンペーン利用実態調査」(2020年12月)
Twitterキャンペーンって本当に意味あるの?を徹底調査!最新調査資料はこちらからダウンロードいただけます。
▶【最新版】Twitterユーザーによる企業公式アカウント開催のTwitterキャンペーン利用実態調査
最新のデータからTwitterユーザーの実態を見ると、以下の特徴があることが分かります。
多くの人に活発に利用され、きちんと購買にもつながっているTwitter。これらデータからユーザーの特徴を踏まえ、ぜひマーケティングに有効活用してください。
※Twitterユーザーに関する性別・世代別の結果など、詳細なデータは以下よりダウンロードください。
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あらかじめご了承ください。