【まとめ】TikTok動画のサイズや長さ、解像度は?|動画作りのポイントも事例で解説!

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TikTok 動画 サイズ

TikTokのダウンロード数は2021年1月時点で35億を突破し、企業のマーケティングツールとしての活用も加速しています。

TikToKを伸ばすためには、「サイズ」や「長さ」など規格を把握し、TikTokにマッチした動画作りが大切です。

本記事では、TikTok動画のサイズや推奨アスペクト比、フォーマット、長さをまとめています。事例とともにTikTok動画を作る際のポイントも解説するため、ぜひ運用の参考にしてみてください。

(※)本記事は、2022年12月12日時点の情報をもとにしています。

TikTok動画のサイズ|解像度やアスペクト比は?

一口にサイズといっても、解像度やアスペクト比、ファイルサイズと3つの意味があり、それぞれ解説していきます。

 TIkTok動画の解像度(推奨ピクセル)  1080×1920 px
 TikTok動画のアスペクト比  9:16
 TikTok動画のファイルサイズ  ios:287MB、アンドロイド:72MB

TikTok動画の解像度(推奨ピクセル)

動画における解像度とは、縦・横の画素(ピクセル)数を指し、解像度が高いほど鮮明でリアルな映像になります。

TikTokで推奨される動画解像度は1080 × 1920です。
スマートフォンで撮影した映像であれば、解像度は問題ないでしょう。

アップロード時「この解像度の動画をサポートしていません。」と表示される場合は、その動画をスマートフォンで画面録画し再アップロードしてみると、投稿できる場合があります。

TikTok動画のアスペクト比

アスペクト比とは動画・画像の縦横比を指し、16:9(横型)、1:1(正方形)、9:16(縦型)が主流です。
TikTokはスマートフォンを縦に持って動画視聴するアプリであるため、アスペクト比は9:16になります。
仮に横型の動画を加工せず投稿した場合、動画の上下に余白が生まれます。

縦型動画の作り方について知りたい方は、次の記事がおすすめです。
【縦型動画の時代へ】作り方のコツやメリットは?事例で解説!

TikTok動画のファイルサイズ

ファイルサイズは、アップロードできる動画の容量を指します。
TikTokの場合、ios環境では最大287MB、アンドロイド環境では最大72MBとなっています。

動画の容量が大きく、アップロードできない方は以下記事をご参照ください。
動画容量を小さくしたい!Windows・Mac・スマホで使える圧縮ツール20選

TikTok動画のフォーマット

TikTokに投稿できる動画フォーマットは、「mp4」もしくは「mov」です。
スマートフォンから撮影・投稿する場合は、特にファイル形式を気にする必要はありません。
PCからアップロードする際は、事前にファイル形式を確認しておきましょう。

TikTokに投稿できる動画の長さは?

TikTokに投稿できる動画の長さは、最大3分です。
サービス黎明期には、15秒までしか投稿できなかったため、短いダンス動画や日常を切り取ったような自然な動画が多く投稿されていました。
その後、60秒から3分(2021年7月時点)、10分(2022年3月時点)へと徐々に伸長しましたが、現在は3分となっています。

TikTokアプリ内で動画を作成する場合は、最大60秒までの動画を投稿できます。
参考:カメラツール|TikTok

YouTubeやTVと異なり、ユーザーは気軽に視聴できる短い動画を求めてTikTokを開きます。15〜60秒程度の動画が多くを占める中、3分を超える長い動画はスキップされてしまう可能性が高いと言えるでしょう。

長い動画を見てもらいたい場合は、興味を引く場面を切り抜いてアップロードし、「続きはYouTubeチャンネルへ」と促すなどがおすすめです。

リール、YouTubeショートの動画はTikTokに投稿できる?

TikTokと同じく、縦型の短い動画を投稿できるプラットフォームとしてInstagramリールとYouTubeショートが挙げられます。

各SNSの規格に則れば、TikTok用に制作した動画を横展開することは可能です。
TikTok用に制作した動画を、InstagramやYouTubeにアップロードできれば、より効率的なSNS運用につながるでしょう。

それぞれの動画のサイズや長さ、特徴などを簡単に解説します。

Instagramリールの規格・特徴は?

  • リールに投稿できる動画の長さ:最大90秒
  • リールに投稿できる動画のサイズ(アスペクト比):9:16
  • リールに投稿できる動画のサイズ(ファイル容量):最大4GB
  • リールに投稿できる動画のサイズ(解像度):1080×1920 px

おすすめ欄に動画が表示されるTikTokとは異なり、Instagramリールでは、「リール専用タブ」「発見タブ」「プロフィール画面のリールタブ」「フィード」の4箇所に表示されます。
TikTokはアプリを立ち上げた瞬間に動画が表示されますが、Instagramではリールは投稿場所のひとつにすぎず、ユーザーがリールを見にいく動作をしない限り表示されません。

Instagramリール

リール専用タブや発見タブのリールでは、フォロワー以外にも動画が表示されるため、アカウントを知ってもらうきっかけになるでしょう。

さらに詳しくInstagramリールについて知りたい方は次の記事がおすすめです。
インスタグラムのリール|活用のコツ、注意点とは?企業事例5選つき

YouTubeショートの規格・特徴は?

  • YouTubeショートに投稿できる動画の長さ:最大60秒
  • YouTubeショートに投稿できる動画のサイズ(アスペクト比):9:16
  • YouTubeショートに投稿できる動画のサイズ(ファイル容量):2KB以上
  • YouTubeショートに投稿できる動画のサイズ(解像度):1080×1920 px

YouTubeショート動画は、専用のショートタブもしくはホーム画面経由で表示されます。
TikTokと同じく、画面いっぱいに動画が表示され、興味のない動画はすぐにスキップが可能です。

YouTubeならではの特徴として、YouTubeアカウントと直結しており、通常の横型動画を見てもらうきっかけになりやすい点が挙げられます。
また、一度視聴した動画は、他のYouTube動画と同じく「履歴」に表示され、「いいね」をすると「高く評価した動画」に蓄積されていきます。

さらに詳しくYouTubeショートについて知りたい方は次の記事がおすすめです。
【2023年最新版】YouTubeショート動画とは?投稿方法やコツ、成功事例も解説!TikTokとの違いは?

事例で紹介|TikTok動画を作るポイントは?

次の4つの動画は、実際にTikTokに投稿されている動画を元にアレンジした動画テンプレートです。
TikTokの再生数を増やすためには、サイズ・長さの遵守はあくまでも最低条件で、伸びる動画のポイントを押さえる必要があります。

ヘアケア系の動画事例

冒頭3秒で「毎日毎日手強い癖毛パサつきと戦ってる人」と訴求することで、誰に届けたい動画なのかがはっきりしています。

自動音声でテキストを読み上げているため、動画の内容をより印象づけている点も特徴的です。

動画自体は7つの別アングルから撮影された素材で構成されており、38秒の中でテンポよく切り替えることで、視聴者を飽きさせない工夫がされています。

ダイエット系の動画事例

動画冒頭にて「年中痩せたいと言っている人が絶対痩せない理由」というキャッチーなタイトルでユーザーの興味を引いています。

その後、チェックリストで時間経過とともに順番にテキストを表示させているのは、「続きが見たい」と思ってもらい、途中離脱を防ぐ目的があります。

また、強調したい「500円」の文字の後ろにコインのイラストをつけたり、「詳細をタップしてね」と矢印のアニメーションをつけたりすることで、動画のメッセージがより直感的に伝わりやすくなっています。

金融系の動画事例

上記動画と同じく、冒頭で「誰に見てほしい動画か」「何を解決できるか」が訴求されています。

特に強調したいメッセージには文字が飛び込んでくるアニメーションが施されています。
無形商材ですが、スマートフォン撮影の映像に文字やスタンプを効果的に載せることで、TikTokにあった動画が制作可能です。

BULK HOMMEの動画事例

メンズスキンケア事業を展開する株式会社バルクオムの動画広告クリエイティブです(TikTok向けは一番右)。

正方形動画の上下にあえて余白を設け、口コミや「30秒アンケートに答えると話題のヘアケアモニターセットが無料でもらえる!」とキャンペーンを常時表示させています。

これらの動画は法人向け動画制作ツール「LetroStudio」で制作されており、制作コスト月10万円以上削減・検証スピード7分の1という結果につながっています。

まとめ

TikTokの動画サイズは「9:16(アスペクト比)」「1080×1920px(推奨ピクセル)」「最大287MB(ios)、最大72MB(アンドロイド)」です。

事例でご紹介したBULK HOMME社のように9:16の動画サイズでなくても、工夫次第で成果のよいTikTok広告動画を制作することも可能です。

TikTokやInstagram用の動画は「1本制作して終わり」ではなく、複数パターンの動画を量産して検証を重ねることが大切です。

社内に動画制作・運用チームが整っていない場合は、非デザイナーでもパワポ感覚で動画が作れる「LetroStudio」を検討してみてはいかがでしょうか。単なるツール提供にとどまらず、専任の担当がつき、貴社のTikTok用のコンテンツ制作をサポートします。TikTok向けのテンプレートも多数用意されているので、初心者でも簡単にTikTokにピッタリの動画が作れます。

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