2024.02.05
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Instagram(インスタグラム)のリールは最長90秒の縦動画を作成・投稿・発見できる機能です。
スマートフォンの画面いっぱいに動画が表示され、スクロールすると次の動画が再生されます。
以前は15~60秒の長さまでしか投稿できませんでしたが、米国時間の2022年6月2日にアップデートされ、最長90秒まで投稿できるようになりました(※1)。
ユーザーはじっくりと1本の動画を探すというよりも、隙間時間に次々と効率よく動画を探します。通常の投稿と同じく「いいね」や「コメント」、「保存」機能がついており、プロフィール画面に行かずにフォローすることも可能です。
リールの動画編集機能を活用することで、ショート動画のフォーマットで人気のSNS「TikTok」のような動画をInstagramでも作成することができます。
リールへの広告出稿を検討中で、費用や運用のコツを知りたい方は以下の記事をご覧ください。
▶Instagramリール広告の基本まとめ|費用や成果を出すポイントは?
※1:Instagram、短尺動画を作成・発見できる新機能「リール」を発表
リールの特徴の一つは、充実した編集機能です。これらの機能を利用することで、よりクリエイティブでインパクトのあるコンテンツを手軽に作ることができます。
リールの新規撮影画面では「音源(サウンド)」「エフェクト」「レイアウト」「お題」「長さ (15秒・30秒・60秒・90秒)」「デュアル」「動画の速さ (0.3倍・0.5倍・1倍・2倍・3倍・4倍)」「タイマー」などを編集できます。撮影後や既存のコンテンツ選択後にも、より詳細な動画編集が可能です。
また、2022年5月から追加された「テンプレート」機能(※2)は、他のユーザーが投稿した既存のリール動画をテンプレートとして使い、簡単に動画を作成できるものです(テンプレートが作成されるのは3つ以上のクリップから構成されるリール動画のみ)。真似したいリール動画を探し「テンプレートを使用」をタップすると、フォーマット(尺の長さや構成、音源)が読み込まれます。
また、ストーリーズでよく見かける「アンケート」や「クイズ」のスタンプの他、見ている人のリアクションや感情を表現してもらう「絵文字スライダー」のスタンプがリールでも使えるようになっています。(※2)
現在、リール投稿時の詳細な編集やテンプレート機能はモバイルアプリのみ利用可能です。PCデスクトップでは動画編集機能が制限されます。企業でリール動画を作成する際も、PCではなくモバイルアプリで作成するとよいでしょう。
後述するリール動画の作り方は、iPhoneアプリでの表示で解説しています。
※2:テンプレートやデスクトップ投稿など、InstagramとFacebookのリールで使える複数のクリエイティブツールを発表
リールが表示される場所は主に「リール専用タブ」「発見タブ」「プロフィール画面のリールタブ」「フィード」の4箇所です。
リール専用タブ:右から2番目のタブで閲覧可能。フォロー/フォロワー関係なくおすすめリール動画が流れる。
発見タブ:左から2番目の虫眼鏡マークのタブ。たくさんのフィードの中にリール動画が含まれている。「▶」マークがリール動画であることを表している。
プロフィール画面のリールタブ:自社アカウントであれば公開中と下書き中のリール動画が表示される。他者アカウントであれば公開中のリール動画が表示される。設定によっては、プロフィール画面左のメイングリッドでも一投稿として表示されるが、視聴回数はリールタブでのみ表示される。
フィード:一番左の「ホーム」タブ。フォローしているアカウントやフォローしていないアカウントのおすすめのリール動画が流れる
2022年7月以降、ほとんどの動画はリール動画としてのみシェアできるようになっています。(※3)
リールが15秒以下の場合、ストーリーズにもリール動画を共有することが可能です。
リールを見る際は、通常のフィード投稿と同様、「いいね」「保存」「コメント」などができます。リールを視聴しただけでは足跡 (視聴した履歴)はつきません。
<いいねをした投稿の確認方法>
①プロフィールタブの右上「三本線」をタップし「設定とプライバシー」移動
②「アクティビティ」をタップ
③「いいね!」をタップして確認
コメントした投稿を確認する場合は、一つ下の「コメント」をタップ、自社のアカウントがタグ付けされた投稿は下の「タグ」をタップして確認可能。
<保存した投稿の確認方法>
①プロフィールタブの右上「三本線」をタップし「設定とプライバシー」へ移動
②「保存済み」をタップして確認
※3:Instagramでリール動画を録画する|Instagram
より簡単にエンタータインメント性の高いリール動画を作成・編集することができる複数のクリエイティブツールが導入されました。
New Features on Instagram Reels: Trends, Editing and Gifts|Meta
トレンド機能とは、ビジネスアカウントに切り替えると使用できる「プロフェッショナルダッシュボード」の1項目です。
ReelsTrendsでは、リールでトレンドになっている楽曲やハッシュタグを発見・保存できます。
New Features on Instagram Reels: Trends, Editing and Gifts|Meta
2023年11月6日(米国時間)、クリエイターが投稿したリール動画に対して、ファンが「スター」というバーチャルギフトを購入してサポートできる「ギフト」機能が日本でも導入されました。「ギフト」機能ではクリエイター側に、どのファンがギフトを送ったのかが表示される機能と、そのファンに対して「いいね」を付けられる機能があります。ファンはクリエイターからの認知を得られ、クリエイターはファンとのつながりをより深められます。
参考:クリエイターの収益化ツールを強化、日本でもギフト機能など導入|Meta
※4:リミックス機能のアップデートなど、リールのクリエイティブツールをさらに拡充
ストーリーズは、プロフィールのストーリーズハイライトに追加しない限り24時間で消える縦型のコンテンツです。動画の場合は60秒の動画を最大15秒ずつに分けて投稿でき、動画に限らず写真やテキスト、アンケートやクイズ、お題などをフォロワーに投げかけることもできます。
ストーリーズタブにはフォローしているユーザーの投稿しか表示されませんが、リールは、リールタブや発見タブでフォロー/フォロワー関係なくランダムに動画が表示されます。
ストーリーズは「フォロワーとのコミュニケーションツール」、リールは「自身のコンテンツをより多くの人に知ってもらうためのツール」という立ち位置です。
TikTokはアプリを開いた瞬間に縦動画が画面いっぱいに表示されるのに対して、Instagramではフィード上に縮小したサイズで、他の種類の投稿と混ざってリール動画が表示されます。もしくはリールタブを開かなければ表示されません。
リーチできる層は、近しい傾向にあります。
TikTokが日本に進出した当初は、10代~20代の若年層を中心に活用されていましたが、現在ではユーザーの平均年齢が36歳(※5)と近年では少し上の世代までリーチできるようになりました。
Instagramも、10代~40代まで幅広く利用され現在のユーザーの平均38歳と、TikTokと同じく、若年層以外のリーチにも有効なプラットフォームとなっています。
しかし、動画に対するアクション、コンテンツへの支出はTikTokユーザーの方が積極的です。TikTokはコンテンツへの支出金額が約8万5862円と全体の約2倍です。特にマンガや音楽への支出が顕著で、TikTokはヒットコンテンツが生まれやすい場であることがわかります。
コンテンツファン消費行動調査2021││株式会社博報堂DYメディアパートナーズ
※5:TikTok ユーザーの平均年齢が「36歳」に上昇:博報堂のコンテンツファン消費行動調査にみる、日本におけるTikTokユーザーの実態とは|DIGIDAY
TikTokについて、企業担当者が押さえておきたい基本事項はこちら
▶TikTokの使い方|企業担当者が理解しておきたいポイントを解説
YouTubeのショート動画は、最長60秒までの縦型の動画を投稿・閲覧できる新しいサービスです。Instagramのリールは最長90秒の動画を投稿できるため、投稿できる動画の長さが異なります。
また、ユーザーの動画に対するアクションも異なり、YouTubeは動画を見ることを前提に開くアプリであるのに対して、Instagramは「友達の投稿を見る」「ストーリーズの新しい更新を見る」「発見タブで興味のあるコンテンツを探す」「流行りのレストランを探す」など動機が様々であり、動画を見るために開くアプリではありません。
リーチできる層においては、両者の年代は近しいですが性別は異なる傾向にあります。YouTubeはユーザーの平均年齢が42歳、Instagramはユーザーの平均年齢が38歳で、どちらも少し上の層までリーチできます。男女比は異なり、YouTubeユーザーが男性50%、女性50%でほぼ半分なのに対し、Instagramユーザーは男性40%、女性60%と女性が多い傾向です(※6)。
※6:日本の TikTok ユーザーは平均34歳、博報堂調査が示す実態 : 要点まとめ|DIGIDAY
YouTubeのショートについて、一番読まれているおすすめ記事はこちら
▶【最新版】YouTubeショート動画の作り方。成功事例・コツも解説!TikTokとの違いとは?
2023年7月、Instagram責任者のアダム・モッセーリ氏は、リールのアルゴリズムの最新情報を公開しました。
リールは、発見タブに表示されるフィードと同様に、ほとんどの投稿がフォローしていないアカウントの投稿です。
最初は興味を引く可能性の高い動画を集めた後、興味度の予測によって並び替えを行っています。
Instagramは、特定のリール動画に対して、その魅力や楽しさをユーザーに聞くアンケートを実施しています。そのフィードバックに基づいてユーザーが楽しめる動画を特定しています。
上記で高いランクのつくリール動画作成のためには、以下5つのポイントが大切です。
1. アクティビティ
最近、「いいね!」や保存、再シェア、コメントなどをしたリール動画などのアクションがあります。これらのシグナルは、関連性の高いコンテンツを把握するのに役立ちます。
2. 投稿者とのやり取りの履歴
発見タブと同様に、ほとんどの動画はフォロワー外の投稿が表示されるようになっています。過去に関わりのあった投稿者の場合、その投稿者の投稿に対するおおまかな興味の度合いが分かります。
3. リール動画に関する情報
使用されているオーディオトラックや映像などの要素、動画の人気度などが含まれます。
4. 投稿者に関する情報
幅広い投稿者から魅力的なコンテンツを見つけ出し、誰もがオーディエンスを見つけるチャンスを得られるように、フォロワー数やエンゲージメントの度合いなど、人気度のシグナルも考慮されます。
5. どのような動画がおすすめされにくい?
解像度が低い動画、透かし入りの動画、ミュートになっている動画、枠線を含む動画、文字がメインの動画、政治的な問題を中心に扱っている動画、すでにInstagramに投稿されている動画などです。
引用:Instagramの「アルゴリズム」をアダム・モッセーリが徹底解説!
Instagramのアルゴリズムの詳細や攻略方法を確認したい方はこちら
▶Instagramのアルゴリズムとは?アルゴリズムを攻略して効率的なアカウント運用を行うポイントを解説【事例あり】
Instagramリール動画のアップロード要件は以下です。
※リール動画はスマートフォンの画面いっぱいに出るため、9:16の動画がおすすめです。他サイズだと見切れたりする場合があります。
Instagramリール動画の作り方と投稿方法は次の3つです。
それぞれ解説します。
①自分のプロフィール画像をタップする
②コンテンツ選択画面で左上の「カメラ」をタップする
③下のスライダーを「リール」に合わせる
④既存のコンテンツをアップする場合は左下の画像をタップし選択する(ここでテンプレート使用も可能)
新しく撮影する場合は真ん中の白いボタンを押す
(白いボタンを押すとすぐに撮影が始まります)
⑤簡易的な動画編集画面に移る
A:既存または新しく撮影したコンテンツが動画の場合、下部のバーで動画の長さの調整、左アイコンの「音源」で動画と一緒に流したい音楽を選択、「速度」で動画の速度を調整
B:既存のコンテンツで複数画像を選択した場合、「音声」タブで動画と一緒に流したい音楽を選択する
(画像を4件~20件選択した場合、「アニメーション」タブでアニメーションをつけることも可能)
※後の動画詳細編集画面でも編集可能なためスキップできます
※音楽を選択した場合、動画本来の音が消えるので注意が必要です
⑥動画詳細編集画面に移る
下部のアイコンを使用して、詳細な動画編集を行う
<各アイコンの詳細>
⑦キャプションの記入やタグ付け、カバー写真の編集などの設定を行い、「シェア」で投稿する
①下部の5つのタブの内、真ん中の「+」タブを押す
②コンテンツ選択画面になったら、下部のスライダーを「リール」に合わせる
A:既存のコンテンツをアップする場合は画像や動画をタップし選択する(ここでテンプレート仕様も可能)
B:新しく撮影する場合は左のカメラマークを押して撮影
その後は「ストーリーズ投稿画面からリールを投稿する」の④以降と同じ流れで投稿を行う
上記2つの方法でリールを投稿する場合、「テンプレート」を利用することが可能です。テンプレートを使用すると、トレンド動画と同じ構成のリールを簡単に作成できます。
<テンプレートの使用方法>
①コンテンツ選択画面上部の「テンプレート」をタップし、使用したいテンプレートを選択する
②選択したテンプレートの中で「クリップ」と呼ばれる各画像・動画素材の長さが決まっている。各クリップを自分の持っているコンテンツ(画像・動画)に置き換える。下部グレーの四角部分を押すと自分のコンテンツ選択画面になるため、順番に選択する
閲覧したリール動画で気に入った音源やテンプレートを見つけた場合、「リミックス機能」や「シーケンス機能」などを利用し、公開中の動画を再利用して動画作成が可能です。
①リールタブで気に入ったリール動画の右下「…」をタップ
②A:「リミックス」を使用する場合
「リミックス」をタップし、上にスワイプして動画編集を行う
「編集」「クリップを追加」は利用できないため、リミックスする動画自体は変更不可。音源の変更・テキストやスタンプの追加などのその他編集機能は利用可能です。(音源の変更・編集やテキスト・スタンプ・クリップハブの追加を行わないとリールを投稿できないので注意してください
B:動画に使われている音源を使用する場合
動画の左下で右から左に動いている動画音源名をタップ
「音源を使う」をタップ
既存コンテンツを使用する場合はコンテンツ選択、新規撮影の場合は白いボタンをタップし動画撮影を行う
その後の編集画面は投稿タブから投稿する場合と同様
C:「シーケンス」を使用する場合
動画の右下「…」をタップし、「シーケンス」を選択する
動画の長さや速度を調整
既存のコンテンツを追加、もしくは新規撮影して「次へ」
上にスワイプして、他と同様に動画詳細編集画面で編集する。リミックスと同様、再利用した動画自体の編集は不可。
<リミックス・シーケンスの注意点>
再利用したいリール動画を投稿しているアカウント側の設定によっては、「リミックス」「シーケンス」が利用できない場合があります。自社アカウントの投稿したリール動画を他社がリミックスなどで再利用できないように設定することもできます。
設定方法は以下
①右下にあるプロフィールタブをタップして、プロフィールに移動
②右上にある「三本線」をタップして、「設定とプライバシー」に移動
③「他の人があなたとやり取りできる方法」の下で、「シェア・リミックス」をタップ
④「コンテンツをリミックス・再利用できる人」の下で、「リミックスまたは再利用を許可しない」をオンにする
この設定はすべてのリール動画、フィード動画、写真に適用される
リール動画のみ適用する場合、「リミックス・再利用できるコンテンツ」の下で、「リール動画の再利用を許可」をオフにする
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リールでは、動画内に使われた音源から、同じ音源を使った他の動画を探しにいくことが可能です。人気の音楽を使うことで、その音楽から動画をさがしているユーザーに動画を見てもらいやすくなります。
再生回数の多い動画の共通点として、動画を早送りにしてテンポを速くしていることが挙げられます。特に不動産の内見や店舗までの道案内、レシピ紹介の場合、最初の数秒のシーンだけでは動画の内容が伝わりません。
リールをInstagramのアプリから撮影して投稿する場合、あらかじめ動画の早送り設定が可能です。
事前に撮影した動画をアップロードする際も動画の速度を調節し、「つい最後まで見たくなる動画作り」を心がけましょう。
リールでは最初の数秒で動画の内容が判断されます。
冒頭でユーザーの興味を引くことが出来ない場合、次の動画へとスクロールされます。
「寝る前の〇分でできる保湿方法」や「〇〇駅5分の一人暮らしマンション」といった風に、最初の1~3秒で動画のタイトルや動画で伝えたい内容を簡潔に伝えるのがおすすめです。
リールをストーリーズとフィードにシェアすることで、リールを普段見ないフォロワーにも動画を見てもらえます。リール投稿前の「プロフィール表示」設定で「メイングリッドとリールグリッド」をオンにするとフィードにもシェアされます。フィードにシェアする際はカバー画像も設定しましょう。
リール投稿前のプレビュー画面で「カバーを編集」をタップし、カバー画像を選択します。カバー画像とは動画の表紙を指し、動画内のワンシーンやカメラフォルダから選択可能です。カバー画像を設定すると、プロフィールに訪れたユーザーにリールを再生してもらいやすくなります。
SNSは平日の朝7時代~8時台、昼12時台と夜20時~21時台、休日の夜20時~21時台によく利用されています。特に夜の20時~21時代はSNSのゴールデンタイムと言われており、あらゆる属性のターゲットにリーチできます。この時間はアクティブなユーザーも多い半面、投稿数も増えるため、他投稿に埋もれてしまうことにも注意しましょう。学生やビジネスパーソンにリーチさせたい場合、平日朝7時~8時に投稿するなど、ターゲットのアクティブな時間に合わせて投稿するのがおすすめです。
参考:令和3年度情報通信メディアの利用時間と情報行動に関する調査報告書|総務省情報通信政策研究所
どのような要素を含んでいると「リール専用タブ」「発見タブ」でおすすめ表示されやすくなるのでしょうか?
下記は、Instagramが公式に運営しているクリエイターアカウントの投稿です。ここでは、リール動画に関する新しい方針が紹介されています。
Instagramが推奨している積極的に取り入れるべき要素、推奨していない避けるべき要素をご紹介します。
Instagramの分析結果として導きだされた「おすすめ表示されやすくなるリール動画の特徴」として紹介されています。Instagramのリール動画の再生回数を増やすために、ぜひ積極的に取り入れましょう。
Instagramから推奨されていない要素を含んでいたとしても、投稿は可能です。しかし、推奨されていない要素が多いリール動画はおすすめ表示されにくくなります。多くの人にリーチするよう、上記を避けてリール投稿を作成するのが良いでしょう。
Instagram投稿の保存率が約2.4倍になった「鎌倉パスタ」の記事はこちら
▶【SNS経由の来店誘致が約2倍に】鎌倉パスタに聞く、読まれるInstagramコンテンツ設計のコツ
「くらしをかるくする」をコンセプトに、食品や日用品などの生活必需品を取り扱い、オリジナル商品やメーカーさんとのコラボ商品も多数揃えるECサイト「LOHACO(ロハコ)」の公式アカウントのリール投稿です。
「洗って使えるペーパータオルって知ってる?」というタイトルで始まり、食器拭きや掃除などに使ったあと洗って絞っても破れない様子を動画で紹介しています。
「洗えるペーパータオル」の特徴が一目で伝わる内容になっています。
@hotpepperbeauty_nail|instagram
HOT PEPPER Beauty の公式Instagramのリール投稿です。約22万人にリーチし、1500件以上のいいねが付いています。
一番最初に完成したネイル画像を見せているため、ユーザーはその後のネイル工程も完成形をイメージしながら見ることができます。動画だけでなくテロップでも説明しているため、内容も分かりやすいです。
音楽を使用していないのは、マナーモードでInstagramを利用しているユーザーを想定しているからだと考えられます。
ファッション通販「fifth」の公式サイトのリール投稿です。同じアイテムを身長別・カラー別で着比べたリール投稿など、購入する上で知りたい情報をわかりやすく発信しています。ECサイトの商品説明や画像では伝わりにくい情報が、Instagram公式アカウントで補完されています。
リール投稿自体もアップテンポの音楽にあわせて、サクサクとした場面転換で飽きないよう工夫されています。
ドミノ・ピザ 公式のリール投稿です。ピザの特徴のほか、ピザ作りの裏側を紹介しています。
リール動画の最初にピザの完成画像をいれ引きを強めてから、ピザづくりの工程を紹介しています。 まるで一緒にピザを作っているかのような臨場感を生み出しています。リール活用の4つのコツでご紹介した「最初の1~3秒で興味喚起する」を押さえたリール投稿の良い例です。
ANAグループの公式リール投稿です。出演するのは全員社員で、普段中々お目にかかれない整備士や社長まで登場します。飛行機の安全な運行を支える現場の仕事ぶりを伝える投稿のほか、CAさんのアクティブなダンス動画など親近感溢れる投稿が多いです。航空会社ならではの光景や専門的なサービス説明なども魅力のひとつです。
また、リール動画はフィードにも投稿されており、リールを普段見ないフォロワーにも動画を見てもらえるように工夫されています。
リール活用を検討している担当者必見!企業のリール活用事例はこちら
▶【SNS運用者必見!】企業のInstagramのリール活用事例4選
リールを使うとフォロワーが増えやすい理由は「リールが表示される場所の増加」「フォロワー以外にも動画を届けられる」という2つです。
発見タブなど、より多くの場所に動画が表示されることで、アカウントに興味をもってもらえる確率も高くなり、フォロワー増加が期待できます。
フォロワー以外に動画を届けられる点も重要です。
InstagramはTwitterなどの他SNSと異なり、リツイートなどのシェア機能がないSNSです。そのため、フォロワー以外に投稿を見てもらうには、以下の手法が一般的でした。
リールは、各ユーザーのフォローしているアカウントの属性やいいね・コメントしている投稿の傾向を元に、フォロー・フォロワー関係なくランダムに動画を表示させます。
現時点でのフォロワーが少なく、フィード投稿にいいねがつきにくかったとしても、リール動画の内容次第で一気にフォロワーを増やすことも可能です。
Instagramリール視聴者の61.1%が、縦型ショート動画をきっかけに「欲しい!」「行きたい!」「食べたい!」対象を見つけたことがあると回答しています。リールの場合、コメント欄が賑わっていると、より興味を喚起しやすいとも考えられます。
参考:縦型ショート動画の利用実態と利用目的【GLAPentertainment調査】|マナミナ
Instagramの公式サイトには下記のように明記されています。
様々なフォーマットを通して、多様なコンテンツを投稿をすることで、アカウント評価が向上すると考えられます。
「ストーリーズ、Live、Instagram動画、リールなど、さまざまなフォーマットを使用することで、メッセージが届きやすくなり、利用者にブランドを見つけてもらえるチャンスが増えます。」と明記されています。
引用:Instagramで成長を達成:コミュニティを構築する
Instagramのリールについて、作り方から活用のコツ、メリットについて解説しました。
リールはフォロワー以外にも投稿を届けられる分、最初の数秒で「何についての動画か」が分からなければ、すぐにスクロールされます。
秒数も15秒~90秒と短いため、伝えたい内容をまとめて、リールに適した動画を作ることが重要です。
LetroStudioは、フィード投稿も縦型リール動画も、幅広いSNS投稿パターンに対応した動画制作ツールです。
Instagramアプリ上でも多様な編集機能でリール動画作成が可能ですが、動画を何本も継続的に作るには多くの労力と時間が必要になります。
LetroStudioなら、1,300を超える幅広いラインナップのテンプレートから最適なものをすぐに探して動画作成が可能。企画や構成案を考える必要なくどんどん動画を作れます。
「投稿のネタ切れに困りたくない方」「アカウント運用に必要な投稿を時間をかけずにたくさん作りたい方」は下記のサービス説明資料を是非ダウンロードください!機能詳細や料金プランをご覧いただけます。
具体的な操作感がわかる、無料トライアルも実施中です。7日間、SNS投稿に使えるトレンド動画が作りたい放題です。是非ご活用ください。
記事公開日:2021.07.17