【2023年度最新版】Instagramストーリーズの機能まとめ|活用方法を解説

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Instagram(インスタグラム)のストーリーズとは、通常のタイムラインと違い、スライドショーのように写真や動画を投稿できる機能です。日本で1日あたりに投稿されるストーリーズは700万投稿、デイリーアクティブユーザーの約70%がストーリーズの機能を利用しています。
参考:#IGDAYTOKYO2019

Instagramのタイムライン上部に並ぶストーリーズトレイから、フォロワーのストーリーズをチェックしたことがある方も多いのではないでしょうか?

Instagramのストーリーズは長さ60秒以内、24時間後には消滅する手軽さから、多くのユーザーが積極的に投稿している他、企業の販売促進や顧客獲得にも活用されています。

本記事では、「ストーリーズに何を投稿すればいいか悩む」「ストーリーズをどう活用すればわからない」方に向けて、ストーリーズ投稿のポイントやストーリーズ投稿を盛り上げる機能の効果的な活用方法、企業の投稿事例などを紹介します。

Instagramのストーリーズとは?

Instagramのストーリーズとは、写真や動画をスライドショーのようにフルスクリーン表示する機能です。公式サイトでは、ストーリーズの機能について以下のように説明されています。

「ストーリーズ では、24時間後に消える写真や動画を通じて、日常の瞬間をシェアし、大切な人や興味があることをより身近に感じることができます。ストーリーズは、すべてのフォロワーか、親しい友達リストとシェアするよう設定できます。さらに、ストーリーズズハイライトとして自分のプロフィールに追加することもできます。」

参考:INSTAGRAMストーリーズ |Instagram

公式サイトでも説明されているように、ストーリーズは24時間で消滅することが最大の特徴です。そのため、日常の瞬間をタイムリーにシェアするのに適しています。

他にも、お題・アンケート・質問のスタンプを使ったフォロワーとのコミュニケーションや、ストーリーズをハイライトに追加して永続的に表示させるなど、使い方次第で様々な活用方法が見出せるのもストーリーズの魅力といえるでしょう。

ストーリーズに投稿できるサイズは?

ストーリーズの投稿サイズは公式で特に指定されていませんが、Metaの広告ページに「デザインの推奨事項」が次の通り記載されています。

デザインの推奨事項
* 画像のファイルタイプ: JPGまたはPNG
* アスペクト比: 9:16
* 解像度: 1,080 x 1,080ピクセル以上

参考:ストーリーズ広告のデザイン仕様|Meta

縦型で全画面を表示させたい場合のアスペクト比は「9:16」で、最適サイズは「1080×1920ピクセル」です。全画面で表示させることにこだわらなければ、縦長でなくても投稿は可能です。

Instagramに投稿できる動画の規格についてさらに知りたい方は、こちらの記事をご覧ください。
【2023年版】Instagramに投稿できる動画の規格は?サイズ・長さや広告の出し方も解説

ストーリーズ広告とは?

Instagramのストーリーズ広告とは、ストーリーズ枠に配信される広告です。ユーザーのストーリーズとは違い、24時間が経っても消えることはありません

画像、動画の他、1つの広告に対し複数の画像や動画を横並びに表示するカルーセル広告も可能です。

フォローしているアカウントのストーリーズを3回再生するごとに、ストーリーズ広告が表示される仕様になっています。他の広告と違い、ストーリーズ広告はフルスクリーンで余計なものが表示されない没入感の高さが何よりも魅力です。

ただし、ストーリーズ広告は目に触れやすい広告である一方、ワンタップで視聴を飛ばすことができるため、最初の数秒でいかにユーザーの興味を引けるかがカギとなります。

Instagramリールとの違い

Instagramにはストーリーズ以外に「リール」という機能があります。
24時間で消えるストーリーズに対し、リールの表示に表示期限はありません。

動画の長さもストーリーズの最長60秒に対し、リールは最長90秒の動画が投稿可能です。

ストーリーズのようにギャラリーから動画をアップロードできるのはもちろん、リールはInstagram上でよりクリエイティブな動画編集が可能です。

Instagramの公式サイトでもリールの機能について以下のように説明されています。

「リール とは、Instagramで簡単に作成して楽しく視聴できる短尺動画です。誰もが参加したくなるような魅力的な動画を通じてコミュニティとつながるための楽しい方法です。」

参考:INSTAGRAMリール |Instagram

被写体をシームレスにつなぐ位置合わせ機能、自分の動画と他の人の動画を並べて表示させるリミックス機能、Instagramミュージックライブラリの音源など、動画をリッチに見せる機能が充実しているのがリールならではの特徴です。

リールについてさらに詳しく知りたい方はこちらの記事もおすすめです。
【2023年版】Instagramリール|活用のコツ、注意点とは?企業事例5選つき

ストーリーズの使い方(投稿方法)

ストーリーズの投稿方法はとても簡単です。以下で紹介している方法を使って、さっそくストーリーズ投稿にチャレンジしてみましょう。

ストーリーズ投稿

ホーム画面の中央下の「+」ボタンから投稿する

ホーム画面の中央下の「+」ボタンをタップすると、新規投稿の画面に遷移します。

そこから「ストーリーズ」を選択すると、カメラが起動します。

左下に表示されるフォトライブラリから、保存されている動画や画像を選択することも可能です。

ストーリーズアイコンから投稿する

画面の上部に表示されている自身のアイコンをタップすると、「ストーリーズに追加」という画面に遷移し、動画や画像が選択できます。

保存された動画や画像を選択するだけでなく、カメラを起動し、撮影することも可能です。

ストーリーズの効果的な活用方法

ストーリーズには画像や動画を盛り上げる様々な機能が用意されています。企業の投稿でよく活用される代表的な機能について紹介していきましょう。

アンケート・質問機能

アンケート・質問機能

ストーリーズには2択で回答してもらう「アンケート(投票)機能」と、テキストまたは楽曲で回答を募る「質問機能」が用意されています。

質問機能は、投稿者から特定のお題を用意するだけでなく、「なにか質問はありますか?」と質問自体を募集する活用方法もあります。これらの機能は、企業がフォロワーと積極的なコミュニケーションを図り、消費者のニーズを探る上でも有効です。

リポスト

他の人のストーリーズをそのまま自分のストーリーズに載せることを「リポスト(再シェア)」といいます。

自分のDMに届いたメンション通知からストーリーズを編集してリポストする方法、リポスト用の外部アプリを利用する方法、フィード投稿から紙飛行機マークをタップしてリポストする方法などがあります。

リポストはすでに編集済みの投稿を引用するため、コストをかけずに投稿数をアップできます。さらに企業のファンやアンバサダーの投稿をリポストすることで、企業の宣伝色を弱め、ユーザーとの距離を縮める効果も期待できます。

ハイライト

ストーリーズは通常24時間で消えてしまいますが、ハイライトに残すことで24時間を超えて表示させることが可能です。
投稿してから24時間以内のストーリーズなら、再生画面の「ハイライト」をタップすることで、ハイライトにストーリーズを追加できます。

すでに24時間以上が経ち、アーカイブにのみ保存されたストーリーズをハイライトに追加したい場合は、画面右上にある[+]→[ストーリーズズハイライト]を選択します。

ハイライトに残したいストーリーズをアーカイブの中から選び、カバー写真とタイトルを編集して、ハイライトに追加します。

レイアウト

レイアウト機能

複数の写真を1枚にコラージュできるのが「レイアウト機能」です。写真が等間隔に並ぶように既存フォーマットが用意されているので、テクニックいらずでコラージュが可能です。

テキストやスタンプで加工することで、よりオリジナリティあふれるコラージュ画像が作れます。

スタンプ

スタンプ

デフォルトで用意されたフォーマットに写真を当てはめる「レイアウト機能」に対し、写真を自分の好きな場所に自由にレイアウトできるのが「スタンプ」です。

写真を好きに配置できる他、写真を丸形やハート形に切り抜けるので、より自由度の高いデザインやレイアウトが実現できます。

リンク付け

「リンクスタンプ」を使えば、ストーリーズから直接WEBサイトへ誘導できます。ストーリーズを投稿する際に「リンク」スタンプを選択し、URLを入力するだけの簡単なステップです。商品のタグ付けを組み合わせることで、よりスムーズなショッピング体験を促せます

Instagramを効果的に活用!ストーリーズが魅力的な企業アカウント5選

最後に、魅力的でオリジナリティあふれるストーリーズを投稿している企業アカウントを5つご紹介します。

これから紹介する事例は、機能の使い方、デザインの見せ方、フォロワーとのコミュニケーションなど、ストーリーズのお手本として参考になるものばかりです。まずは気になるストーリーズや、つい目に止まるストーリーズから活用アイデアを学んではいかがでしょうか?

株式会社ドゥサンクィル

引用:【Instagramのストーリーズ投稿をシリーズ化】ドゥサンクィルの動画活用実績

ドゥサンクィルは長崎県五島列島の自然の恵みと厳しさに磨かれてきた花の息吹を、大人たちの肌へと届けるスキンケアブランドです。

動画制作ツール「LetroStudio」を活用した「五島のひとコマ」シリーズでは、五島列島の魅力あふれる風景が美しい画像と楽しいテキストで表現されています。

投稿のシリーズ化はアカウントに統一感や一貫性をもたらし、ブランド力の向上が期待できます。投稿する側も企画の負担が減り、高頻度で更新できるメリットがあります。

アイダ設計株式会社

アイダ設計
引用:アイダ設計【公式】

アイダ設計株式会社は、注文住宅からお客様のこだわりに合わせた分譲住宅などを建設し販売しているハウスメーカーです。

WEBサイトの各ページへ誘導するストーリーズがハイライトにまとめられているのが特徴です。ストーリーズのスタンプを効果的に活用し、投稿やWEBサイトへスムーズに誘導する工夫がされています。

共立食品株式会社

引用:【Instagram投稿用に商品紹介動画を制作】共立食品の動画活用実績

手作りお菓子&パン材料、ナッツ&ドライフルーツを販売する食品会社です。商品とデザートの完成画像を同じシーンに入れることで、より商品がイメージしやすくなっています

LetroStudio」のスタンプ機能を活用し、背景模様に動きを入れたシンプルかつハイクオリティな動画が実現されています。

チュラコス株式会社

引用:【Instagramストーリーズ広告でCPA70%削減】静止画と動画の比較検証/チュラコス株式会社

チュラコスは沖縄生まれの自然派化粧品メーカーです。
LetroStudio」が提供するコスメ用テンプレートを活用した、質の高い魅力的なストーリーズ投稿をしています。

画面下部に商品情報を固定表示させ、画面上部では実際に商品を使用しているシーンの動画を見せることで、6秒という短い時間でも製品の特性を伝えることに成功しています。

北欧、暮らしの道具店

北欧、暮らしの道具店
引用:北欧、暮らしの道具店

北欧食器、北欧家具などの北欧雑貨を扱うネットショップです。

ハイライト「本日の読み物」「本日の新商品」「本日の再入荷」でタイムリーな情報を発信し、毎日Instagramに訪れたくなる仕掛けづくりがされています。

プロフィール写真、ハイライトのカバー写真など、デザイン全体に統一感があり、Instagramにおいてもブランディングが徹底されています。

まとめ

Instagramのストーリーズについて、使い方から企業の活用事例まで解説しました。

24時間で消えるという特性を活かし、期間限定のキャンペーンの告知に使ったり、イベントの様子をリアルタイムで伝えたりと、様々な活用方法が想定されます。

ストーリーズを通して、フォロワーと交流を深めることで、よりエンゲージメント率の高いアカウントへと成長できるでしょう。

動画制作ツール「LetroStudio」は、Instagramストーリーズやリール、フィード投稿を始め、その他SNSにピッタリのテンプレートを活用し、パワーポイントのような直感的な操作で動画広告や静止画バナー広告を制作できるサービスです。動画が簡単に制作できるため量産できる+柔軟な編集機能があるため、投稿素材を量産できる体制を作ることが可能です。

LetroStudioの特徴

  • 1本15分で作れる
  • パワポ感覚で誰でも簡単に
  • トレンドを押さえたテンプレが1,100以上
  • 成果につながる1on1の支援を受けられる
  • 媒体のトレンドを反映したテンプレが毎月更新されるため、ネタ切れにお困りの方にもおすすめ

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