キューサイ|『合わせ使い』ニーズの発掘からUGC活用でCVR1.79倍改善!顧客インサイトに基づいた新たな価値提供

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スキンケアブランド「コラリッチ」のオールインワンジェルシリーズなどを展開するキューサイ株式会社。同社では、かねてからの仮説であった『合わせ使い』という顧客インサイトの深掘りと、それに基づいたUGC活用によるCVR改善を目指し、Letroの活用をより一層加速しました。

背景

  • 「コラリッチ」のオールインワンジェルシリーズでは、化粧水・美容液・クリームなどのクロスセル施策において、「既存顧客は合わせ使いしている」ことは知っていたが、顧客の中にもともとあるニーズか?という仮説を導くまでには至らなかった

内容

  • 仮説であった『合わせ使い』を確かなものにするために既存顧客へアンケートを収集し、顧客の6割が化粧水や美容液等と『合わせ使い』していることを発見
  • 『合わせ使い』ニーズをもとにしたUGCの生成と掲載をLetroで実施

成果

  • 『合わせ使い』の仮説を確かなものにしたことで施策へ落とし込むことが可能に
  • 顧客インサイトをもとにしたUGCをLPに掲載することで購買意欲を促進しCVR向上に

仮説を確かにした、顧客インサイト『合わせ使い』の発見

キューサイ株式会社は、ヘルスケア・スキンケア・医薬品など多岐にわたる事業を展開し、人々のカラダとココロの健康、そして「ウェルエイジング」の実現に貢献することを使命としています。
同社が手掛けるスキンケアブランド「コラリッチ」のオールインワンジェルシリーズにおいて、以前より化粧水・美容液・クリームなどのクロスセル施策を実施していたため、「顧客が化粧水や美容液など他のアイテムと組み合わせて『合わせ使い』をしている」ということは知っていたが、明確に顧客にニーズがあるかどうかの仮説を導くまでには至らない状態でいました。

この「顧客のニーズ」が確かなものかを明確にするため、同社は既存顧客を対象としたアンケート調査を実施。さらに、未購買者向けにも調査を実施することで、コラリッチ購買者ならではの製品利用状況を明らかにすることを目的としました。

両者の比較分析を行った結果、コラリッチ未購買者は、オールインワンジェルを「それのみで使っている人」が多かった一方で、コラリッチの顧客の6割がコラリッチのオールインワンジェルと他アイテムを『合わせ使い』しているという実態が明らかになりました。

ユーザーのリアルな声「UGC」を活用して、CVR1.79倍に

この結果を踏まえ、「合わせ使いできる」という訴求が新規顧客の購入のきっかけになるのではないか?という新たな仮説を導き出し、施策への落とし込みを実行。『合わせ使い』されているという実態にあったUGCを生成し、Letroを活用してLPへの掲載も行いました。
UGCは、実際に製品を使用している顧客のリアルな声や写真、動画であり、製品の具体的な使用シーンや効果を説得力を持って伝えることが可能です。

その結果、顧客はコラリッチ未購買者は「合わせ使い」というオールインワンジェルの新たな可能性を、ユーザーのリアルな体験を通してイメージすることができ、製品に対する興味や親近感が向上することで、購買意欲が高まり、CVR1.79倍という成果に繋げることができました。

コラリッチlp

<キューサイ株式会社 ご担当者様の声>

当社のスキンケアブランド「コラリッチ」のオールインワンジェルシリーズにて、顧客インサイト分析から『お客様はオールインワンジェルと他のアイテムを併用している』という示唆を導き出していただきました。
この分析結果を受けてさらにアライドアーキテクツ社には、併用利用を後押しするUGCの生成とそのUGCをLPへ掲載・検証するところまで行っていただき、CVR1.75倍改善という直接的な効果にまで結びつけていただきました。
分析だけで終わることなく、施策にまで落とし込んでくれる一貫した支援体制が心強いです。