Flair / Primo Ordine
ビタミンC誘導体と優しさにこだわったスキンケアコスメのPrimo Ordine(プリモディーネ)。
EC通販により商品を展開。「顧客全体の実に8割以上が定期コースのお客様」という、多くの固定ファンに長く愛されているブランドです。
最近では、それら既存のお客様による「UGC(※)」を広告に活用し、新規顧客獲得の取り組みを開始。中でも、「動画UGC」を活用した広告で、大きな成果を上げていると言います。
今回は、「Primo Ordine」を展開する株式会社Flair マーケティング担当の奥田様に、その施策の内容について、詳しくお話を伺いました。
課題
解決策
成果
―「動画UGC」活用のきっかけを教えてください。
UGCマーケティングプラットフォーム「Letro」を導入し、お客様の声(UGC)を「広告」に活用させていただく取り組みは以前から実施していました。
「静止画のUGC」でも、従前の企業目線のクリエイティブのみを展開している時より、クリエイティブの幅も広がり、また実際の広告効果も高まっていることを十分に実感していました。
やはり、SNS広告は、友達の投稿の間に入ってくるものですから、企業目線ではなく、「実際のお客様の目線」で伝える方がより自然に目を留めていただきやすいのでしょうね。
これをさらに発展させ、「お客様の自然な使用感」をよりお伝えしていくためには、お客様が投稿してくださっている「動画UGC」を活用するのが良いのではと考えました。
また、FacebookやInstagramにおいて、「動画広告」の効果が高いと一般的に言われていますが、「動画」クリエイティブはその準備に時間もコストもかかります。「動画UGC」であればそれも必要ない、というのも、取り組みを開始した一つの理由です。
弊社はモニプラファンブログの仕組みを利用し、モニターの方にサンプルをお渡しして動画を投稿いただきましたが、とてもスムーズに、また安価に実施できたと思います。
―「動画UGC」活用後の効果を教えてください。
本格的に「動画UGC」を活用したマーケ施策を開始してから、SNS広告経由での流入によるCVR(商品紹介サイト:LP上での顧客成約率)は1.6倍改善し、CPA(顧客獲得単価)は41.4%削減することができました。「動画UGC」導入により、広告効果を大幅に改善できたと思います。
「動画UGC」の活用によって、お客様に、より自然な形で「使用感」をお伝えできたこと、お客様に商品を「自分ごと」として捉えていただきやすい訴求ができたこと、が結果に繋がっているのかなと考えています。
また、「Letro」ではどのUGCからどれだけのパフォーマンスが上がっているかの効果もしっかり見ることができるので、今後は、「どんな動画UGCが最もお客様に反応いただいているか」をしっかりと研究することで、お客様が興味をもたれるポイント、知りたいポイントなどを把握し、自社のマーケティング活動に活かしていけるのではと思っています。
今後は、「Letro」を通じて、「動画UGC」の「広告」への活用のみならず、お客様の声として「オウンドメディア」への活用にもチャレンジしていきたいですね。
記事公開日:2018.08.28