【保存版】パワーポイントで動画を作るには?動画を挿入する方法も解説

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パワーポイント動画-ogp

パワーポイントに動画を活用することで、より印象に残る資料にしたいと考える方も多いのではないでしょうか。

パワーポイントでの動画活用は大きく2通りに分かれます。

  • ·パワーポイントで動画を作る
  • ·パワーポイントに動画を挿入する

本記事では、上記2つの活用方法を詳しく解説すると共に、パワーポイントの動画が再生できない場合の対処方法もご紹介します。

パワーポイントで動画を作る

パワーポイントで動画を作る方法は次の2つです。

  • ·スライドを動画形式に変換する
  • ·「スライドショーの記録」機能を使う

それぞれ詳しく見ていきましょう。

i) スライドを動画形式に変換する

スライドが自動的に動くような動画が作れます。
手順を解説します。

  • ① スライド完成後、「ファイル」をクリック
  • ② 「エクスポート」を選択
  • ③ 「ビデオの作成」を選択
  • ④ 動画サイズを次の4つから選択
  •  ・標準(480p) ★おすすめ
  •  ・HD(720p)
  •  ・フルHD(1080p)
  •  ・ultra HD(4K)
  • ⑤ 各スライドの時間を設定し、「ビデオを作成」をクリック

ii) 「スライドショーの記録」機能を使う

① 「スライドショーの記録」をクリックする

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② 「記録」をクリックし、録画を開始する

③ 録画を停止し、映像の確認をする

④ 「ファイル > ビデオの作成」で保存する

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「スライドショーの記録」機能を使って、動画を作成する際に必要なものを以下にまとめました。

  • ·マイク(マイクつきイヤホンなど)
    PC備え付けのマイク機能でも問題ありませんが、よりクリアな音声を相手に届けるために、マイクつきのイヤホンがおすすめです。
  • ·カメラ付きのPC
    自身の姿もうつすため、カメラがついているPCが必要です。
    USBでパソコンに接続できるカメラも売られています。
  • ·原稿とスライド
    あらかじめ原稿を作っておくことで、よりスムーズに動画作成が進むでしょう。
    スライドも同様に、アニメーションやスライド間の移り変わりなど細かい部分の編集も済ませておきましょう。
  • ·LEDライト
    講義やYouTube用の動画を作成する場合、演者の魅せ方にもこだわりましょう。
    LEDライトを自分のカメラの後ろに設置することで、顔がより明るく映ります。

パワーポイントに動画を挿入する方法

すでに作成済みの動画をパワーポイントに挿入する方法です。
プレゼンの途中で見てもらったり、マニュアル資料に挿入することで、より作業方法をわかりやすくしたりといった用途が考えられます。

パワーポイントの機能を使った方法

① 動画を挿入したいスライドを表示する

② 「挿入 > ビデオ」を選択

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③ ファイルから動画を選択し、挿入

YouTubeを使った方法

YouTubeに動画を限定公開することで、そのURLを知っている人だけが動画を開けるようにする仕組みです。

① YouTubeを開き、右上の「作成」アイコンをクリック

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② 「動画をアップロード」をクリックし、「ファイルを選択」から動画をアップロード

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③ 基本設定や詳細の入力

タイトルや概要を記入したとしても、この時点ではYouTubeに動画はアップロードされないのでご安心ください。
必須記載・選択項目は以下の3つです。

  • ・タイトル
  • ・サムネイル
  • ・視聴者(子供向けかどうか)

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④ 公開設定で「限定公開」を選択し、右下「保存」をクリック
動画リンクをパワーポイントのスライドに貼るイメージです。

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クラウド管理ツールを使った方法

クラウド管理ツールとは、Google DriveやDropboxといった、オンラインでコンテンツを管理するシステムを指します。

動画をクラウド管理ツールにアップロードしてURLを取得し、パワーポイントに貼り付けるというやり方です。

ログインさえすればどのPCからでも動画を再生でき、URLを開けるユーザーもメールアドレス単位で決められます。

ここでは、Google Driveの動画アップロード・リンク発行方法を解説します。

① Google Driveにログイン・アクセス

② 左上「新規」をクリックし、「ファイルをアップロード」を選択する

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③ アップロードする動画を選択し、「開く」をクリック

④ アップロード完了した動画をクリックし、右上の「その他の操作 > +共有」を選択

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④ アクセスできるユーザーを決める
「ユーザーやグループを追加」の空欄には、アクセスを許可したいユーザーのメールアドレスを入力します。
URLを知っている人全員が動画を見られる状態にしたい場合は、以下画像の「一般的なアクセス」を閲覧者や編集者にしましょう。

「リンクを知っている全員」をクリックすると、「制限つき」というプルダウンが表示されます。
「制限つき」を選択すると、アクセスを許可しているユーザーしか動画にアクセスできません。

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Google Drive無料版では、最大15GBまでファイルをアップロード可能です。

LetroStudioを使った方法

LetroStudioは「誰でも簡単に動画が制作できる」ツールです。
動画を書き出した後、URLで動画を共有できます(URLを知らない人には動画が見えないため安心です)。

Wi-Fiなどネット環境も必要なく、該当URLをスライドページに貼り付ければ、そのURLをクリックするだけで動画が流れます。

LetroStudioはパワーポイントのような操作で動画を作れる点から、マーケティングや営業担当者自身が使うケースが多いです。

パワーポイントの動画が再生できないときは?

パワーポイント内に埋め込んだ動画が再生できないときの確認事項は次の3つです。

動画の形式を確かめる

PowerPointでサポートされていない動画ファイル形式で挿入している可能性があります。
動画ファイル形式が異なる場合は、以下のようなファイル形式を変換できるサービスを使いましょう。

powerpointでサポートされている主な動画ファイル形式:.asf、.avi、.mp4、.m4v、.mov、.mpg、 .mpeg、.wmv

動画のリンクが切れている(間違っている)

動画リンクにスペースや記号が入ってしまっていたり、YouTubeの限定公開URLが変更されていたりすると、埋め込んだ動画が再生されません。

また、URLが合っていたとしても、元々の動画を削除していると動画は再生されません。
動画を削除する要因として「修正を加えたので前のデータを削除する」「容量が足りないので別デバイスにうつす」などの行動が考えられます。

動画を更新すると同時にURLの更新も忘れないようにしましょう。

データが大きい

動画の容量(データ)が大きすぎると、パワーポイント内で読み込めず、再生できないリスクがあります。
動画を一度YouTubeにアップロードしYouTube動画として再生する、もしくはVideoSmallerなどのソフトを使って動画データ容量を小さくするなど対策が必要です。

動画のファイルサイズを変更したい方には、次の記事がおすすめです。
動画サイズの変更方法まとめ|軽量化・リサイズからアスペクト比変更まで

まとめ

パワーポイントで動画を作成する方法、およびパワーポイントに動画を埋め込む方法について解説しました。

まとめると、動画を作成するには「スライドショーの記録」機能を使うか動画形式で書き出す必要があります。
埋め込みでは、パワーポイントの「挿入」機能やURLリンクを使う方法がおすすめです。

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