2021.04.20
バナー広告に限らず、動画広告やSNSのクリエイティブにおいて、デザインはCTR(クリック率)を左右する重要な役割を担っています。
しかし、いざバナーを作る際に「いつも同じようなパターンになってしまう」「レイアウトのアイディアが思い浮かばない」と迷われる方も多いのではないでしょうか。
本記事ではバナーデザインに役立つサイトを9個ご紹介しています。
業界を超えてさまざまなバナーデザインを参考にすることで、デザインをする際の引き出しを増やしていきましょう。
BANNER LIBRARYは「良質で参考になるバナーデザインを集めたギャラリーサイト」をコンセプトに、3,857のバナーを有するサイトです。
各バナーには「#(ハッシュタグ)」が付けられており、クリックするとそのカテゴリーのバナーを表示できます。
「今シーズンにおすすめのタグ」は、季節やイベントに合わせたバナーデザインを考える際に最適です。
バナーはアパレル・ファッション 、旅行・観光といった14のカテゴリーに分かれており、FacebookやTwitterといった広告を出稿する媒体を切り口にして探すこともできます。
会員登録なしで使えるお気に入り機能もついているため、自分が良いなと思ったバナーデザインの共通項を洗い出してみてはいかがでしょうか。
バナー広場は13,480のバナーデザインを集めたサイトです。
バナーはサイズ・カラー・業種・デザイン・タイプで分けられており、細かくフィルタリングできます。
例えば「人材」業種の中には新卒や転職、派遣などのカテゴリ、「医療」の中にはサプリメントやクリニックなどのカテゴリが存在し、より自社にあったバナーデザインを探すことが可能です。
Pinterestは自分専用のコルクボードにピン止め・シェアしたり、画像を軸に検索したりできるSNSです。
バナーに限らず、WebデザインやSNS広告、イラスト、チラシなど画像主体のコンテンツ検索に向いています。
バナーデザインという新規ボードを作成し、気に入った画像を保存していく使い方がおすすめです。
各ユーザーのプロフィール画面へいくと、その人が作ったボードも見ることができるため、バナーを投稿しているユーザーのボードをチェックしてみるのも良いでしょう。
Banner Matomeは21300本のバナーを集めたサイトです。
エステバナーやサプリバナー、旅行バナー、不動産業界バナーなど12カテゴリに分かれています。
掲載されているバナー数が他サイトより格段に多いことから、「他のサイトで紹介されていないようなデザインを参考にしたい」という方にもおすすめです。
retrobannerは12,591のバナーをまとめたサイトです。
右上のハンバーガーアイコンを押すと「サイズから探す」「色から探す」「業種から探す」「テイスト探す」と表示され、さまざまな切り口からバナーを探せます。
公式Twitterでは月曜日から金曜日にかけて1日4点のバナーデザインを投稿しています。
日々バナーを作られている方は、ぜひデザインの情報元としてフォローしてみてはいかがでしょうか。
バナー用の素材をお探しの方にはこちらの記事がおすすめ
▶【登録不要・商用利用可】おしゃれなイラストのフリー素材サイト8選
Meta広告ライブラリは、広告の透明性を担保するためにMeta社が公式に提供しているWebサイトで、Facebookに出稿されている広告の多くをみることが可能です。
「すべての広告」を選択し、検索ボックスに企業名を打つと、サジェストに該当する広告アカウントが表示されます。
Meta広告ライブラリは、Facebookのアカウントを持っていない方でも使用できます。
FACEBOOK広告集めましたは、その名の通りFacebook広告を集めたサイトで、アドスクエア株式会社が運営しています。
先ほどのMeta広告ライブラリとの大きな違いはカテゴリ検索できる点です。
FACEBOOK広告集めましたでは、求人・採用・転職や美容など約18カテゴリに分けられています。
Meta広告ライブラリでは特定の企業が一定期間に出稿している広告しか見れない反面、同サイトでは業界ごとに広告を表示できます。
アドスクエア株式会社はインスタ広告集めましたというインスタグラムアカウントも運営しています。こちらのアカウントでは、スクリーンショットされたインスタグラム広告を定期的に投稿しており、フォロワーは3,000人以上です。
動画広告研究所は、YouTube広告を集めたサイトで、株式会社APOLLO11が運営しています。
美容系の動画広告に特化しており、女性向けでは「ダイエット」「ヘアケア」、男性向けでは「男性ダイエット」「男性脱毛」と細かくカテゴリが分けられています。
動画広告内の訴求ポイントなどを書き起こしている「構成分析済み」コンテンツも特徴的です。
バナーデザインではありませんが、YouTubeへの広告出稿を検討している方はぜひ参考にしてみてはいかがでしょうか。
YouTube広告について知りたい方はこちらの記事がおすすめ
▶YouTube広告の種類9つをご紹介!特徴や広告を出す流れとは?
Videorefsは「映像クリエイターのためのプロモーション動画参考まとめ」をコンセプトに、YouTube広告やTwitter広告、Instagram広告をまとめているサイトです。
現在約451の動画広告がアップロードされており、YouTube広告に関しては「会社紹介」「モーショングラフィックス」といったジャンルによって分かれています。
動画広告内のテキストの見せ方や画像の使い方は、バナーデザインにも応用可能です。
動画素材をお探しの方にはこちらの記事がおすすめ
▶【2022年度最新版】商用可能なフリー動画・画像素材サイト8選
スマートフォンやPC画面の中でバナーが占める割合は小さいため、バナー内の要素がごちゃついていると情報が伝わりません。
商品名や訴求したい特徴、値段、商品の画像などバナーに入れたい要素をまずは洗い出しましょう。
その後、そのバナーで一番伝えたい要素を選び、その他の要素も優先順位を決めていきます。
優先順位の高い要素に関しては、太文字にしたり、文字を曲げてみたりと他のバナーデザインを参考に目立たせる工夫をしていきましょう。
色数が増えると、その分情報量も増えてしまい、情報が伝わりにくくなります。
他社のバナーデザインをチェックする際にも、その色数に着目しましょう。
配色比率の目安は「ベースカラー(背景など一番面積が大きい部分に使う色):70%」「キーカラー(主役になる色):25%」「アクセントカラー(キーカラーを引き立てる色):5%」です。
画像とテキストの優先順位を決めた後は、それをどう配置するのか(レイアウト)を決めていきます。
レイアウトでは、目線の流れを意識することが大切です。
目線を誘導する型としてよく使用されているのは「F型」と「Z型」です。
F型では、アルファベットのFに沿って左上から右上、さらに一段下がって左から右へと目線誘導しています。
Z型では、アルファベットのZに沿って左上→右上→左下→右下へと目線誘導しています。
目線の流れに従って情報を整理して配置することで、より情報がスッと頭に入ってきやすくなります。
「無駄な視線の流れがないか」を意識してデザインを見返すと良いでしょう。
バナーデザインをする際に役立つサイトを9つご紹介しました。
バナーデザインを一から考えるのは大変…という方は、テンプレートを活用するのも一つの方法です。例えば、Instagramの広告に特化したテンプレートを使えば、文字や背景色、画像を差し替えるだけでデザインが整った広告が出来上がります。
LetroStudioは、Instagram、Facebook、YouTubeなどの媒体別や業種などのカテゴリ別、利用用途やシーンにあった目的別の各媒体にあったテンプレートが900以上揃っている動画制作ツールです。
LetroStudioを活用してどのようなバナーが作れるのか、どのような事例があるのかについては、ぜひ一度お問合せください。
記事公開日:2022.04.20
LetroStudioは「パワポ感覚×柔軟な制作機能」「媒体別の勝ちトレンドを反映した1000以上のテンプレート」と「広告×SNSに精通した専任コンサルタントの1to1支援」が特長の動画制作ツールです。
ただ動画を作るだけではない、広告・営業販促の成果につながる動画マーケティングをとことん支援します。
機能詳細や料金プランを具体的に知りたい方は是非ダウンロードください。