【多様なターゲット層へ魅力を訴求】予約サイトへUGC・目的別タブを導入したUGC活用事例

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水族館と動物園と美術館を融合した独自の魅力を持つ新感覚のミュージアム型施設「ニフレル」を運営する株式会社海遊館。
同施設では、訪問者に多様な楽しみ方を提供するために、SNS上のUGC(ユーザー生成コンテンツ)を活用して公式サイトからの予約率向上の目的でLetroを導入いただきました。

背景

  • 「ニフレル」への来館を促進したいが、施設の多様な魅力が十分に伝わっていないと感じていた。特に「子ども向け」という印象にとどまらず、美術館的な要素やアート的観点から大人やカップルにも楽しめる場所であることをもっと広めたいと考えていた
  • 低コストかつ効果的に「ニフレル」の魅力を発信できる方法を模索していた

内容

  • 公式サイトを、多様なターゲット層に施設の魅力を伝えられるリッチなコンテンツにすることを目的にLetroを導入

“子ども連れ家族向け”の印象だけなく多様なターゲット層に魅力を伝えたい

「ニフレル」は水族館や動物園でありながら、その見せ方や展示空間には「美術館」や「アート」の要素を取り入れた独自の魅力がある施設です。生きもののミュージアムという点から子ども連れ家族が楽しみやすい印象はすでに強かった一方で、大人やカップルなど幅広い層でも楽しめることやその具体的なイメージの発信不足が課題でした。

サイト上の内容は、イベントや施設紹介が多く、来場や予約数の向上に重要な体験談(口コミ)が少ない状況。さらに、来場やリピート(年パス購入)につながるカフェやショッピングなどの一日中楽しめる要素の訴求と、来館を促進するアプローチの分析も強化したいところでした。

ただ予算は限られるため、コストを抑えながらも、施設の魅力をリッチに発信できるマーケティング手法を探していた中で、SNSを活用したUGCマーケティングに注目しました。

UGC×目的別のタブ分けで、それぞれの楽しみ方・魅力を発信

Instagram投稿を活用し、施設を訪れたお客様が投稿してくれた写真や感想を軸に、ターゲットを拡大する施策を検討し、Letroを導入しました。効率的なコンテンツ制作を実現しながら、施設のさまざまな楽しみ方をより魅力的に伝えるサイトコンテンツの充実を目指しています。

幅広い層に施設の魅力を伝え、来館を促進するために、生きものの写真に加えて施設内のカフェやミュージアムショップのグッズ写真など一日中楽しめる様子を視覚的に訴求するほか、「ファミリーにおすすめ」「大人におすすめ」など、テーマ別のタブ分け表示を設置。多様なターゲット層がそれぞれの楽しみ方を見つけてもらいやすいような活用を始めています。

訪問者の体験談としてUGCを掲載し、リアルな楽しみ方を紹介することで、来館者にとって親しみやすい環境を整え、来訪のたびに新たな発見がある施設としてリピート訪問の動機付けにもなると考えています。

Review

Letroを選ぶにあたり、特に魅力的だったのは、低コストでありながら施設の魅力をリッチに伝えることができる点です。コストを抑えつつも、多様なターゲット層が楽しめることを伝えたいという目的を実現できます。

また打ち手に悩んでいた段階で、提案時にしっかりと目的と課題をもとにした説明をしてもらえたことが信頼に繋がりました。これらの「魅力を伝えるという目的」「低コスト」「明確な提案による信頼」の3つを満たした点が最終的な決定に至る重要なポイントとなりました。

Letroを導入したばかりですが、施設に訪れたお客様が投稿するUGCを活用することで、「ニフレル」の多様な魅力を幅広いターゲット層に届けられると期待しています。特に、SNS経由での予約率向上や来館促進につながる取り組みとして、今後の成果が非常に楽しみです。

<株式会社海遊館 ご担当者様の声>

ニフレルの公式ホームページでは、”感性にふれる”という施設のコンセプトをはじめ、生きものの話題、イベント情報などを主に掲載していました。その反面、はじめてご来館される方にとっては館内の楽しみ方を想像しづらいことが課題でした。Letroの導入により、実際に来館されたお客様がどんなところに魅力を感じ、どんな体験をお楽しみいただいているのか、というリアルな声をシェアできる場が生まれました。ニフレルを身近に感じていただくきっかけになると嬉しく思います。