2022.12.29
「Pangle（パングル）」とはスマートフォン向けの動画広告プラットフォームで、TikTok For Business経由で広告を出稿する際に利用できます。
現状は主に日本を含むアジア・中東のユーザーへのリーチが可能で、ゲームアプリ、漫画アプリの広告のほか、金融、SNSツール、ニュース、ライブストリーミングといったさまざまな業界のアプリがPangle広告活用によって収益化を実現しています。
この記事では、今後Pangle広告への取り組みを検討中の企業担当者の方に向けて、Pangle広告の基礎知識や成功事例を解説します。
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【TikTok・Pangle広告】COREKARAに聞く、縦長動画広告で成果の出たクリエイティブ＆PDCA大公開
TikTok/Pangle広告の成功したクリエイティブ制作のポイントや検証の回し方、広告制作・運用の体制についてはこちら
「Pangle（パングル）」とは、スマートフォン向けの動画広告プラットフォームで、縦長ショート動画SNS「TikTok」で知られるByteDance社が提供するアドネットワークの一つです。
TikTokに広告を出稿する際、「TikTok for Business」というプラットフォームにアクセスすることになりますが、その中で広告の設定画面から「Pangle」を選択することで利用できます。
配信先はスマートフォンアプリ内です。例えばユーザーが何らかのスマホアプリを使用中に、動画広告を表示させることが可能です。
「アプリ内に表示される広告」というと従来の、画面の片隅に表示される小さなバナー広告などを思い浮かべる方も多いと思います。
しかしPangleではアプリ起動時などにフルスクリーンで動画広告を表示させることもできます。
ユーザーのアテンションをより強く引きながら、情報伝達力・訴求力の高い「動画」という見せ方ができるため、より効果的な認知獲得やコンバージョン獲得が期待できます。
Pangle広告を活用すると、どのようなユーザー層にリーチできるのでしょうか。
2020年にPangleが公式に発表したデータでは、日本を含めて主にアジア・中東地域の幅広いユーザーへのリーチが可能です。
次に、現状でどのような業種の広告主がPangle広告を活用しているのか、データを見てみましょう。
2022年秋には「東京ゲームショウ」にPangleがブース出展およびセミナー登壇を行い、ゲームアプリのPangle広告活用について訴求しました。
現状ではゲームアプリや、漫画アプリの広告出稿が多いと言えます。
その他、金融、SNSツール、ニュース、ライブストリーミングといった新しい業界のスマートフォンアプリがPangle活用により収益化を実現している動きも見られます。
［参考］
Pangleで出稿可能な広告は、全部で5種類です。
【目的】
コンバージョン獲得
【特徴】
ユーザー側でスキップ可能な動画広告です。
動画を最後まで視聴したユーザーは、報酬を獲得できます。
獲得した報酬はそのまま、広告で興味を持ったゲーム内において「ライフ」「通貨」「無料お試し期間の延長」といった特典として使えます。
ゲーム業界では人気の広告手法です。
［出典・参考］アプリ向けユーザー獲得の自動化 | Pangle
【目的】
コンバージョン獲得
【特徴】
ユーザー側でスキップ可能な動画広告です。
アプリ起動時や一時停止時などにフルスクリーンで動画広告がポップアップ表示されます。
スマホの全画面を使って訴求ができるため、強い印象付けを期待できます。
［出典・参考］アプリ向けユーザー獲得の自動化 | Pangle
【目的】
コンバージョン獲得
【特徴】
ユーザーが使用中のアプリのデザインに違和感なく溶け込む広告クリエイティブで、ユーザー体験を妨げることなく広告を表示できます。
出稿時にテンプレートを使えば、自動的に最適なクリエイティブに仕上がります。
［出典・参考］アプリ向けユーザー獲得の自動化 | Pangle
【目的】
コンバージョン獲得
【特徴】
アプリ起動時に表示される、スキップ可能なフルスクリーンの広告フォーマットです。
ユーザーがアプリを開いた瞬間に全画面表示させることができ、強い印象付けを期待できます。
［出典・参考］アプリ向けユーザー獲得の自動化 | Pangle
【目的】
コンバージョン獲得
【特徴】
ユーザーがアプリを使用中に、画面下部に表示される小さな動画バナー広告で、最も一般的な広告フォーマットです。
［出典・参考］アプリ向けユーザー獲得の自動化 | Pangle
Pangle広告の出稿手順を解説します。これまでにTikTok広告を出稿したことがある方にとっては、非常にシンプルで簡単な手順だと言えるでしょう。
出稿前に用意しておくものは、以下3点です。
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出稿の手順は以下のとおりで、基本的にTikTok広告出稿と同じです。配信先で「Pangle」を選ぶことがポイントです。
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ここからは、Pangle広告出稿で大きな成果を出した成功事例を紹介します。
EC事業者に対する支援・コンサルティングを提供している「株式会社これから（COREKARA inc.）」は、クライアント企業の広告運用支援も手掛けています。
美容系商材でPangle広告にトライしたところ、開始からわずか2か月で単月出稿額が1,000万円を突破、CPAが従来の2分の1に大幅改善するなど、大きな成果を獲得しました。
企業：
株式会社これから（COREKARA inc.）
業種：
EC事業者向けの支援・コンサルティング業
商材：
美容系商材
取り組みの成果：
成功要因：
株式会社これからのPangle広告成功事例インタビューはこちら
▶Pangle開始2ヵ月、単月出稿額1,000万超えを実現！COREKARAが語る「縦長動画広告」の可能性とは
株式会社これからの成功要因の一つに挙げられているように、Pangle広告でしっかり成果を出すためには動画広告クリエイティブを量産し、PDCAを素早く回して勝ちパターンを見つけることが大切です。
動画マーケティングツール「LetroStudioで」は、縦長動画向けのテンプレートを多数用意しています。テンプレートの編集機能も充実しているため、少し位置を変える、色を変えるなど広告向けのパターン量産にも最適です。
▶動画制作・検証をスピーディーに！LetroStudioの縦長動画テンプレート例
・ヘアケア商材向けテンプレート
・ダイエット商材向けテンプレート
・金融向けテンプレート
・薄毛治療向けテンプレート
【縦長ショート動画制作のコツは？】
▶【縦型動画の時代へ】作り方のコツやメリットは？事例で解説！
ここ数年、TikTokの人気が高まり、各種SNSプラットフォームで縦長ショート動画ブームが巻き起こっています。縦長ショート動画は10〜20代の若い世代を中心によく利用されており、さらに30〜40代にもユーザー層はどんどん拡大している状況にあります。
成功事例でも述べたとおり、新たな媒体への広告出稿に取り組むことで、今までリーチできなかったユーザーを獲得できる可能性が非常に大きく広がっていきます。
年々、目まぐるしく進化する各SNSのアップデート情報や、動画広告のトレンドを自社で追いかけ続けるのは大変ですが、成功事例内で紹介した「LetroStudio」といったツールを活用して、動画マーケティング施策のパートナーを迎えることで、成果の出るクリエイティブを効率的に量産することができます。
「LetroStudio」は単なる動画制作ツールの導入ではなく、専任担当者によるマーケティングトレンド、事例の共有を継続的に受けることができます。市場のトレンドが変わっても長期的に動画制作のパートナーとして伴走してもらえるので、トレンドに乗り遅れる心配は不要です。
LetroStudioは、現在無料トライアル中です。操作感や費用が気になる方はぜひお気軽にお問い合わせください。
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記事公開日：2022.12.28
