動画広告で成果を出す一歩は「当たり静止画へのちょい足し」がポイント

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効果的な動画広告の作り方&検証方法とは記事OGP

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クリエイティブ作成時のポイントを解説!SNS動画広告制作の攻略本

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SNS広告担当者なら知っておきたい!動画広告制作のポイントをまとめました

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動画広告市場が急成長を続ける中、動画フォーマットを用いた運用型広告の配信には興味はあるけど、「どのように動画を制作し、検証を回せばいいかわからない」「動画クリエイティブは検証負荷が高く取り組めていない」といった企業様も多くいらっしゃるのではないでしょうか。

そこでおすすめしたいのが、当たり静止画の一部を動かすだけの”ちょい足し”動画広告です。今回は、ちょい足し動画広告の作り方と検証内容を、成功事例をもとに解説します。

動画広告の制作現場が抱える課題

運用型広告で成果を出すためには、クリエイティブの構成を変えたり、訴求を変えたりなどの修正を繰り返し、検証を重ねる必要があります。さらに、勝ちパターンが見つかっても広告出稿が進むにつれクリエイティブは摩耗していくため、改善をまわすだけのクリエイティブ量を担保しなければなりません。その点、「動画は細かい修正・調整をするのに手間がかかるため、量産するのは負荷が高い」と考えられがちです。

また、動画クリエイティブの制作を外注している場合は、少し修正をするだけでも都度費用がかかり、納期も1〜2週間ほどかかることが多いため、PDCAを回しにくく、検証スピードが落ちてしまうといった課題が生じます。

はじめての動画広告は当たり静止画の一部を動かす”ちょい足し”がおすすめ

動画広告に取り組む入り口としておすすめしたいのが、当たり静止画の一部を動かすといった、”ちょい足し動画広告”です。まずは静止画でPDCAを回し、静止画の当たりが出たらその一部を動かして動画化します。静止画広告として勝っているクリエイティブの一部を点滅させるなど、ひと工夫を加えるだけなので、動画クリエイティブの制作負荷を軽減できるだけでなく、検証に必要な動画クリエイティブの量を確保することができます。

例えば、静止画クリエイティブの訴求やカラーを変えたり、商品画像を動かします。手持ちの静止画クリエイティブを使用するため、特別なスキルを必要とせず、時間もかかりません。静止画よりも訴求力の高いクリエイティブを、誰でも簡単に制作できるようになるのです。

静止画勝ちクリエイティブの動画化のイメージ図

”ちょい足し”動画広告の成功事例

①妊活サプリ「ベルタ葉酸サプリ」│株式会社ベルタ

Facebook/Instagram広告において、静止画クリエイティブの一部に動くスタンプを加え動画化し、CVRが1.14倍に改善しました。

最初は、デザインを統一し訴求のみ変えた静止画で検証を行い、当たりクリエイティブを発掘しました。さらに、その当たりクリエイティブに動くスタンプを追加し動画広告にすることで、CVR1.14倍という高い成果を実現しました。

1.静止画クリエイティブのデザインを統一し、訴求のみを検証する

静止画クリエイティブの検証

2.静止画広告で当たりクリエイティブを発掘、CVR良化を実現

静止画勝ちクリエイティブの発掘

3.当たりクリエイティブに動くスタンプを加え動画広告に。さらにCVR1.14倍を実現


②メンズスキンケアブランド「BULK HOMME」│株式会社バルクオム

Facebook/Instagram広告において、静止画の当たりクリエイティブを動画化することで、摩耗によるCPA悪化を抑制し、目標CPAを達成しました。
最初、訴求を統一しデザインのみ変えた静止画で検証を行い、当たりクリエイティブを発掘し、目標CPAを達成。しかし、広告配信を進める中、クリエイティブが摩耗し徐々にCPAが悪化していきました。そこで、当たりクリエイティブのテキスト背景に動きを加え、動画広告として配信した結果、再び目標CPAを達成することに成功しました。

1.静止画クリエイティブの訴求を統一し、デザインのみを検証する

静止画勝ちクリエイティブの検証

2.静止画広告で当たりクリエイティブを発掘し、目標CPAを達成

静止画勝ちクリエイティブの発掘

3.クリエイティブが摩耗しCPAが悪化してきたところ、当たりクリエイティブを動画化し、再び目標CPAを達成


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”ちょい足し”動画広告で検証パターンを拡充

当たり静止画にちょい足しして動画化する時に、下記の要素を意識するだけで、表現の幅が広がり、たくさんの本数を作れます。代表的なポイントをご紹介します。

①スタンプを加える

②商品画像をスライド登場させる

③伝えたいテキストに動きをつける

④静止画を分割表示して、1つだけ動かす

⑤背景を動かす

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効率よく動画広告を作って検証するには、動画制作ツールの活用を

摩耗のスピードが早く、差し替え頻度が高い運用型広告で成果を出すには、いかにクリエイティブ制作の時間や費用を抑え、スピード感をもってPDCAを回せるかが重要です。

動画制作ツールがおすすめ

動画広告クリエイティブの制作には、動画制作会社に外注するよりも動画制作ツールを導入し、内製化することをおすすめします。

動画制作会社に外注する場合は、各工程で多くのプロが携わるため、クリエイティブの仕上がりの良さが期待できますが、その分費用も高くなり(1本最低数万円から数十万円かかることが多い)、制作期間も数週間ほど要します。一方、クラウドタイプの動画制作ツールは、時間や費用を抑えつつ、簡単に動画広告クリエイティブを制作できます。担当者が複雑な操作を覚えたり、専門的なスキルを習得したりすることが必須ではありません。費用はサービスによって異なりますが、利用料として月に数千円〜数十万円です。動画広告の制作など、動画を量産すること、検証スピードを上げる場合には、動画制作ツールの利用がおすすめです。

動画制作ツールを選ぶ3つのポイント

①テンプレートやスタンプが豊富なこと

テンプレートやスタンプが豊富であれば、手持ちの静止画素材で動画を量産できます。また、制作者のスキルやセンスによって動画のクオリティに偏りがおきにくいといったメリットがあります。

YouTube広告やSNS広告では、構成やトレンド、尺の長さ、BGMに至るまで異なります。サービスを比較する際は、数だけでなく、媒体毎に種類が豊富か、トレンドに沿ったテンプレートか、自社商品を当てはめやすいテンプレートかも確認しましょう。

尺が短い動画広告になるほど、インパクトが強く、訴求したい内容を絞って伝えるための機能が重要です。スタンプが豊富であれば、動画が華やかになったり、見せたいポイントを明確に強調できたりします。季節感があるスタンプや動きのあるスタンプを加えるだけで、静止画を動画クリエイティブにアップグレードできるので、スタンプ機能が充実しているかも押さえるべきポイントです。

②柔軟な編集機能をもつこと

広告で成果を出すためには、微調整を繰り返し、検証を重ねるプロセスが欠かせません。画像やテキスト・ロゴのサイズや位置、カラー、動きなどを調整できるツールを選ぶことで、検証パターンを増やせます。

③操作がシンプルで使いやすこと

ツールの操作が複雑だったり、覚えることが多かったりすると、作業自体が億劫になり、細かい調整を必要とする広告の検証体制は定着しません。

今まで動画制作をしたことがない人でも使えるようなツールを選ぶことで、実作業できる人が増え、結果的にアウトプットできるクリエイティブ量も増え、検証が回しやすくなります。

まとめ

以上、今回は、当たり静止画の一部を動かす”ちょい足し”動画広告についてについてご紹介しました。一度成果がでた静止画クリエイティブに「動画」というバリエーションをもたせることで、広告成果を持続させることが可能になります。

動画広告で成果を出すには各SNSや広告媒体ごとのトレンドを押さえることが大切です。LetroStudioは、媒体別の勝ちトレンドを反映したテンプレートが充実しています。1,000を超える幅広いラインナップから最適なテンプレートをすぐに探すことができ、テンプレートに素材を当てはめるだけで誰でも動画広告が作れます。シーン数や文字、エフェクトなど全ての要素も調整可能。「少しだけ位置をずらす」「少しだけ色を変える」などの編集も自由自在で、広告の検証がしやすいのが特徴です。機能詳細や料金プランを知りたい方は是非ダウンロードください。