2023.5.16(2024.1.5更新)
2023年4月1日より、X(旧Twitter、以降「X」とのみ記載)社は従来の公式マーク/認証バッジ制度を廃止し、個人は「X Premium(旧Twitter Blue、青色の認証バッジ)」、企業は「Verified Organizations(金色またはグレーの認証バッジ)」の適用を前提とする新制度を正式にスタートしました。
X認証済み組織(Verified Organizations)は、従来の公式マーク/認証バッジ制度とどのような点が異なり、加入するにはどのようなフローが必要か、加入の意思決定にあたって情報収集に追われている企業X担当者も多いのではないでしょうか。
2024年1月3日には、従来の月額135,000円のプランに加え、月額30,000円で加入できる新プランが提供されると発表されました。中小規模の企業も利用しやすくなるでしょう。
そこで、本記事では、2024年1月5日現在のX認証済み組織(Verified Organizations)に関する最新情報と、申請から承認までの実際の流れについて詳しくまとめました。
※本記事は最新・完全・正確な内容を保証するものではなく、解釈や推測が含まれます。必ず公式サイトおよび公式アカウントの情報を確認してください。
X社が認証したアカウントであることを示す、X認証バッジ。
ユーザーは、Xアカウント名の隣に付く青色や金色やグレーのチェックマークを見ることで、そのアカウントが本物なのか/どのような種類のアカウントなのかを見分けることができます。
従来、X認証バッジには「青色の認証済みバッジ」しか存在していませんでしたが、2023年4月1日に、従来ポリシーによる青色の認証済みチェックマークを外していくと発表。青色の認証済みバッジを維持したい場合は、有料のX Premiumを購入するよう求められました。同時に、正式に「Veified Organizations」の受付も開始されました。
(以下引用)
X認証済み組織サブスクリプションにより、Xで組織とその関連アカウントの存在感を高めたり、目立たせたりすることができます。具体的には、金色やグレーのチェックマーク、四角形のプロフィール画像、関連アカウントのカスタムバッジにより、組織や関連団体の代表アカウント、広報担当者や子会社のアカウントが認証済みであることを示し、差別化を図ることができます。Xではサービスを継続的に改善しており、提供する機能は随時変更される場合があります。
現時点で、X認証バッジにはどのような種類があるのかと、その違いを改めて整理しました。
本記事では、Verified Organizations(金色またはグレーの認証バッジ)をピックアップして解説します。
こちらの記事でも詳しく解説しています。
▶X公式マーク(認証バッジ)の種類・費用まとめ。金と青の違いや申請方法も紹介
実際の画面に沿って、申請から利用開始までの手順を紹介します。
※企業公式ビジネスアカウント、非営利法人、政府組織などのみが対象であり、個人は利用できません。
※申請は、対象となるXアカウントにログインした状態で行う必要があります。
※2024年1月5日時点のキャプチャとなります。
「フルアクセス」の申請には以下の情報が必要になりますので、事前に用意しておきましょう。
twitter.comのサイドナビゲーションメニューから、「プレミアム」を選択します。
「ベーシック」、「フルアクセス」のどちらかを選択します。「ベーシック」の場合、月額30,000円か年額302,400円から選択できます。
料金プランを選択し、「登録する」ボタンを押します。
※キャプチャは2024年1月時点のものです。
「ベーシック」の場合、「Stripe」を利用した決済画面に移動します。クレジットカードを入力して「申し込む」をクリックすると、決済が完了しますのでご注意ください。
「フルアクセス」の場合、支払いの前に、組織名や組織のメールアドレス、組織のウェブサイト情報等を入力して申請するステップが入ります。事前準備で用意していた項目を入力しましょう。
カード情報を登録し支払いが完了し、申請の審査が通ると、アカウントを有効にするための招待状が届きます。
弊社で従来のプラン(現在の「フルアクセス」に該当)で申請したケースでは、2023年5月12日12:57に申請し、5月13日3:14に承認されたため、申請から1日かからず承認されたことになります。
※申請から承認までは短期間で行われることが分かりましたが、承認は人の手で行われていると思われるため、余裕を持っての申請をお勧めします。
申請が完了したアカウントを確認すると、ゴールドバッジが付与されています。
※キャプチャは2024年1月時点のものです。
左メニューの「認証済み組織」をクリックすると、管理画面(認証済み組織ポータル)が表示されます。「アカウントを追加」をクリックして認証済みアカウントから対象アカウントを招待します。
※キャプチャは2023年5月時点のものです。
追加されたアカウントの登録メールアドレスに、招待メールが届きます。アカウントの通知欄にも通知が届きます。
クリックしてアクセスすると、パスワードの入力を求められ、クリアすると利用規約の同意に進みます。
同意をすると、即時ゴールドバッジとアフィリエイトバッジ(主アカウントのロゴ)が付与され、関連アカウント化が完了しました。
※個人アカウントを選択した場合、ゴールドではなくブルーのバッジが付与されると思われます。
※キャプチャは2023年5月時点のものです。
関連アカウント(¥8,000)は、即時決済とはならず、サブスクリプションの次回請求時に、日割り分が追加されている状態となっています。
主アカウントのプロフィール画面にて、「関連アカウント」タブから関連アカウントが確認できるようになりました。
なお、サブスクリプションをキャンセルすると、認証バッジは関連アカウントも含め即時キャンセルされるようです。その場合、サブスクリプションの次の課金サイクルまでの残り日数分の課金は返金されず、その後、支払いは停止するとされています。
参考リンク:X認証済み組織とは|Xヘルプセンター
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