寺田倉庫株式会社 / minikura

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【Twitterキャンペーンから自社サイトへの誘導率50%を実現】クラウドストレージ「minikura」、Twitterキャンペーンでechoesの新機能「echoes Card Website」を活用し、サービス認知拡大×効率的なサイト誘導を同時に実現

ミニクラ インタビュー記事

Twitter上では、Twitterの拡散性を活かし「サービス認知」「ファン(フォロワー)増加」を目的としたフォロー&RTキャンペーン等が頻繁に行なわれていますが、最近のトレンドとして、そこに「+α」の目的を加えて施策を行う事例が増えています。

特に+αの目的として多い内容が「サービスの理解促進」や「Webサイトへの誘導」です。Twitterキャンペーン参加の中で「サービスを知ってもらう」だけではなく、そのまま高い歩留りで「サービス内容を理解してもらう」「行動につなげる」事ができるような、キャンペーン企画が期待されています。そんな現在トレンドの「サービスの認知」×「サービスの理解・行動」を同時に促進するキャンペーンを、システムを用いてより効率的・効果的に実施できるのが、Twitterインスタントウィンツールechoesの新機能「echoes Card Website」です。

今回、寺田倉庫株式会社が運営する、自分専用の倉庫を持つことができるクラウドストレージ「minikura」のTwitter公式アカウントで、「echoes Card Website」を活用したTwitterキャンペーンを実施しました。その結果、フォロワー数をキャンペーン開始前の約10倍に急増すると同時に、キャンペーン参加者のminikuraサイトへの遷移率50%を実現し、「サービスの認知」×「サービスの理解・行動」を同時に促進することに成功しました。

今回は本施策の内容を詳しくご紹介します。

①需要増加時期に合わせ、30代向けにサービスの認知&理解・行動促進を目的に「Twitterキャンペーン」を企画

寺田倉庫株式会社が運営する、自分専用の倉庫を持つことができるクラウドストレージ「minikura」は、新生活で利用者が増加する4・5月にかけて、サービス認知を目的に、SNSの中ではターゲットとなる30代の利用率が高いTwitter上でのキャンペーンを企画しました。サービスの性質上、「サービス名を知ってもらう」だけではなく、「どういったサービスなのか」をTwitterキャンペーンの中で同時に訴求し、サービス内容の理解を促進する必要がありました。

②サービス理解促進のため、Twitterキャンペーン→自社サイトへの誘導を計画

キャンペーン参加者に対して「minikura」のサービス内容の訴求をするためには、Twitter上でのクリエイティブの表現だけではどうしても不足してしまうことから、Twitter上のキャンペーンから、「minikura」の自社サイトへ誘引することを計画しました。しかし通常、「フォロー&RT」などのTwitterキャンペーン形式では、Twitterから外部サイトへの誘導率は低く、サイト訪問数の規模を拡大することが難しい、という課題がありました。(弊社実績では、Twitterキャンペーンから外部サイトへの誘導率は0.5%~3%程度)

③Twitterキャンペーンから自社サイトへの誘導をより効率的に行うため、新機能「echoes Card Website」を活用。インスタントウィン型キャンペーンの当落結果を自社サイト上で表示

そこで同社は、Twitterキャンペーンツール「echoes」とその新機能「echoes Card Website」を活用しキャンペーンを実施しました。キャンペーンのポイントは以下の3点です。

  1. サービス認知を最大化するために新規フォロワー増加、リツイート増加の最大化ができる「echoes RT」(リツイート・インスタントウィン)を導入
  2. インスタントウィンキャンペーンの当選・落選は、Twitter上では表示せず自社サイト上で表示する仕組みにすることで、自然な流れで自社サイトに誘導する
  3. Twitter上でのオートリプライから自社サイトにより効率的に遷移させるために、「echoes Card Website」機能を利用し、リプライ上にwebサイトカードを設置

ミニクラ キャンペーン流れ

<キャンペーン実施の流れ>

  1. minikura公式アカウントをフォローする
  2. 対象のキャンペーン投稿をリツイートする
  3. その場でリプライ通知(当選・落選に関する記載はなし)リプライにセットされているwebサイトカードから対象のサービスサイトに遷移
    (※当選リプライにはwebサイトカードに当選用URL、落選リプライにはwebサイトカードに落選用URLがセットされている)
  4. webサイトカードをタップすると、対象のサービスサイトに遷移して当選・落選を表示

④フォロワーは開始前の10倍に急増、自社サイトへの遷移率も驚異の50%に

その結果、新規フォロワー増加数は約+30,000フォロワーとなりキャンペーン開始前の10倍以上に急増すると同時に、累計リツイート数約23.5万RT、累計インプレッション約417万impを記録し、サービス認知拡大を実現しました。そして当落結果を自社サイト上で出す仕組みにしたことで、総リツイート数(= キャンペーン参加総数)23.5万RTの約50%となる、11.8万回のサイト誘導を実現し、通常のTwitterキャンペーンから自社サイトへの誘導率の平均実績(0.5%~3%)を大幅に上回る驚異的な成果となり、サービス理解・行動の促進を実現しました。

ミニクラ キャンペーン 結果

⑤アライドアーキテクツ、「echoes Card」機能の提供を開始

アライドアーキテクツは2020年4月に、Twitterインスタントウィンを中心としたキャンペーンツール「echoes」の新機能「echoes Card」のサービス提供を正式に開始しました。「echoes Card」を利用することで、echoesを活用したTwitterキャンペーンにおいて当選・落選結果のオートリプライが送られる際に、Twitterカードを活用した以下3種類のアクションが可能になります。

echoes Card

echoes Card Conversational
当選・落選結果を知らせるオートリプライにカンバセーショナルカードを活用することで、ユーザーツイート(UGC)の発生を最大化

echoes Card Website
当選・落選結果を知らせるオートリプライにウェブサイトカードを活用することで、自社サイト等の対象Webサイトへの誘導を最大化

echoes Card App
当選・落選結果を知らせるオートリプライにアプリカードを活用することで、対象アプリのダウンロードを最大化

今回「minikura」の事例で活用した機能は、上記3種類の中の「echoes Card Website」です。「echoes Card Website」機能では、echoesを利用したTwitterキャンペーンでオートリプライが送られる際に、ウェブサイトカードを付けた形でリプライを送付することが可能なため、リプライ上では当選・落選を表示せず、対象となるWebサイト上で当選・落選通知させるスキームが実現可能となります。その結果、Twitterキャンペーンから自社サイトへの誘導を効率的に行うことができます。

⑥寺田倉庫ご担当者様の声

ミニクラ 今成様
寺田倉庫株式会社 MINIKURAグループ
サービスチーム リーダー 今成 真之介様

「minikura」は250円からはじめられる個人向けのサブスク収納サービスです。事業としては、このようなサービスがあるということを含め、認知を求めているフェーズとなります。

今回はその認知獲得とともに、キャンペーン経由で流入したユーザーへminikuraを知ってもらい、新規獲得に繋げたい、という目的で実施しました。minikuraとしては、SNSを使った特典付きのキャンペーンは初めての試みではありましたが、フォロワー数やサイト流入数が予想を超えて顕著に伸びてくれました。

またフォロワーのツイートで「こんなサービスあったんだ」「使ってみます」など、嬉しいコメントもいただき、認知という面では非常に意義のあるものだったと感じております。

今後は自社特典の利用や、クリエイティブのみでもある程度サービス内容を理解させられるよう工夫することで、さらに新規獲得につながるような施策設計を考えていきたいと思います。