資料請求・お問い合わせページに動画を活用してCVRが最大1.47倍に向上【動画活用アイデア特集】

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動画活用アイデアOGP

今回は、弊社での実例を用いながら、WEB上の資料請求・問い合わせ数の増加に貢献する動画活用アイデアをご紹介します。

資料請求・問い合わせ数UPを目指すなら、申込ページのCVR改善が重要

資料請求・問い合わせ数の増加をミッションとしている担当者は、日々どのようにサイトへの流入数を増やすかに頭を悩ませることが多いでしょう。

しかし、せっかくユーザーがサイトに流入しても、最終的に辿り着く資料請求や問い合わせページでフォームの送信を完了してくれなければミッションを達成することはできません。

そこで資料請求・問い合わせページで分かりやすく情報を伝えてユーザーの背中を押すことにより、コンバージョンレート(CVR)を改善することが大変重要になります。

CVRの改善は大変インパクトが大きく、かつ費用対効果の良い施策です。広告に費用をかけて流入数を伸ばさなくても、CVRを数ポイント改善するだけで、CV数は大きく伸長します。

(例)月間のサイト流入数が現在50,000、資料請求・問い合わせページのCVRが1%で月間の資料請求数が500件の状態から、750件に伸ばしたい場合。CVRが1%のままであれば、広告などを活用してサイト流入数を25,000増加させないと750件のCVを達成できないが、CVRを0.5%改善できればサイト流入数が50,000のままでも同じ750件のCVを獲得できる。

【現在】サイト流入数 50,000  CVR 1% →資料請求数:500件

【目標達成の方法①】サイト流入数 75,000 CVR1% →資料請求数:750件

【目標達成の方法②】サイト流入数 50,000 CVR1.5% →資料請求数:750件

※①と②で得られるCV数は全く同じ

資料請求・問い合わせ数ページのCVR改善には動画活用がおすすめ

通常、資料請求やお問い合わせをする際は、以下のステップを踏みます

  • ① SNSや広告、店舗などでブランドやサービス、企業を認知する
  • ② 検索や広告、SNSなどを経由しWEBサイトに訪れる
  • ③ WEBサイト内を回遊し、資料請求・問い合わせページにたどり着く
  • ④ 資料やサービスについて詳しく書かれている情報を読み、興味をもつ
  • ⑤ 申し込みフォームから資料を請求する/お問い合わせをする

資料請求・問い合わせページのCVRを改善するためには、ステップ③④いかに興味をもってもらえるのかが重要です。
興味をもってもらう手段として、ダウンロードできる資料の詳細やサービスの魅力を文章で詳しくすることも挙げられますが、「長い文章を読むのが面倒」「わかりにくい」と離脱されてしまう可能性が高くなってしまいます。
情報をより直感的にわかりやすく伝える手段として有効なのが、動画です

動画の特徴

  • ・伝えられる情報量が多い 
    1分間の動画の場合、文字にして約180万ワード、WEBページにすると3,600枚分の情報量※1
  • ・記憶に残りやすい
  • 人の学習定着率はテキストの2倍高い※2

資料請求ページに動画を活用し、CVRが最大1.47倍向上した実例

ノウハウ資料請求ページに動画を活用し、CVRが1.47倍に向上


SMMLabの資料請求ページ:動画で要素し、資料の説明を簡潔な箇条書きにしている

弊社アライドアーキテクツのマーケティング情報メディア「SMMLab」のノウハウ資料請求ページに動画を掲載しました。

当初ファーストビューエリアに資料の表紙画像のみを掲載していましたが、その画像を「資料の中身を少しだけ見せる動画」に置き換え。さらに、当初文章形式で資料の内容を説明していた箇所を「こんな方におすすめ」「この資料を読むと...○○がわかる」と箇条書きに改善したた結果、CVRが約1.47倍に向上しました

サービス資料請求ページに動画を活用し、CVRが約1.3倍に向上


Letroの資料請求ページ:動画で資料の図解を見せ、要素を強調している

弊社アライドアーキテクツの運用型UGCソリューション「Letro」のサービス資料請求・お問い合わせページに動画を掲載しました。
サービスを紹介する資料であるため、ノウハウ系の資料請求よりフォームを送信するハードルが高いと考え、資料でわかることの要素を見出し形式に改善、導入企業のロゴも掲載し、ユーザーの背中を押す工夫を行いました。その結果、当該ページのCVRは約1.3倍に向上、滞在時間も2.15倍に向上しました

資料請求してもらうには、いかに動機づけできるかが重要です。
動画を活用することで、「サービスの特徴」や「導入実績」といった、資料を請求して得られる情報をわかりやすく伝えられます。実際にページに滞在する時間が2.15倍になっているため、動画がしっかり見られていることがわかります。

資料請求ページに動画を活用する5つのポイント

① 資料で伝えたいことを3~4つに絞る

サービスの要点/わかりやすい数値を中心に訴求を絞りましょう。

② 動画のスライド数は5ページ以内にする

動画で詳細を説明しすぎては、資料請求する動機がなくなってしまうため、「続きが気になる」と思わせるスライド数にしましょう。

③ 目立たせたい文字は、色やスタンプ、アニメーションで強調する

色やスタンプ、アニメーションを使うと、伝えたい要素に視線を誘導できます。

④ ユーザーの流入元にあわせて、横型か縦型か使い分ける

ユーザーがどのデバイスからWEBサイトに流入してくるのかによって、縦型か横型か使い分けると良いでしょう。PC流入が多い場合は、縦型動画にしてしまうとページが長くなってしまい離脱を促してしまうため、横型動画がおすすめです。

⑤ スライドごとに、トランジションや秒数を調整する

トランジションとは、スライドとスライドの間をつなぐエフェクトを指します。トランジションを使うと場面転換に動きがつくため、リッチな印象になりますが、資料のダイジェスト動画の場合はシンプルなものがおすすめです。次のスライドで文字を動かしていたり、アニメーションで強調している場合は、トランジションも動かすと騒がしい印象を与え、見にくくなってしまうためです。
スライドが転換するまでの秒数も調整しましょう。人は1秒に4文字までしか認識できないと言われています。それぞれのスライドで、しっかり文字が読み終わる長さにしましょう。


弊社では、一つのスライド内の文字数を15文字程度にし、3.5秒くらいにしています。

まとめ

実例として紹介した弊社の資料請求ページの動画は全て、LetroStudioで制作しています。 デザインの知識や動画制作の経験がない営業やマーケティング部のメンバーが上記の5つのポイントを満たした動画を制作し、資料請求・問い合わせ数UPという成果につなげることができています。

LetroStudioは、マーケティング施策のPDCAサイクルを高速化して施策成果向上につなげる「運用型制作」の実現を支援する動画制作サービスです。動画の様々な利用シーンに対応できる1,000を超える動画テンプレートと、パワポ感覚で操作可能な柔軟な編集機能の提供によって、動画を量産することができることから、誰でも簡単に動画制作ノウハウやスキルが無くても良質な・編集ができる国内No.1「動画制作サービス」※2に選ばれました

「本当に操作は簡単なのか」「費用はどれくらいかかるのか」など気になった方は、ぜひお問い合わせください。
※株式会社ショッパーズアイ調べ(2020.12.8〜10) 調査対象:動画制作担当者・関与者517名