動画施策のKPIどうする?ー目的別の3大パターンを徹底解説

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動画施策のKPIどうする?ー目的別の3大パターンを徹底解説

最近動画施策に取り組まれる企業様もかなり増えてまいりましたが、そのなかでも多くお受けする質問が、

「動画のKPIはどのように設定すべきか??」
「再生回数がわかりやすい動画のKPIなのですが、動画で実現したい目的と再生回数がそぐわないのですが、どうすればよいですか??」

という動画施策のKPI設計に関する質問です。

回答としては、「施策の目的に応じたKPIが必要」でして、本日はこちらについて解説いたします。

マーケティングファネル
画像引用: SMMLab「動画を活用したマーケティング施策について、よくある質問10個に答えてみた!【マーケティング施策の「あるある」一問一答】」

認知を目的とした動画施策

商品やブランド及びサービスをより多くの人に知ってもらうことが目的の認知施策においては、動画をより多くの人の目に触れてもらうことが重要になりますので、以下のような指標がKPIとなります。

  • 動画の再生回数:対象の動画が視聴された合計回数
  • インプレッション数:視聴の有無に関わらず、対象の動画が表示された回数
  • ユニーク視聴数:動画を視聴した実人数
  • ブランド認知度:ブランドリフト等のブランドの認知率を示した数値

理解促進を目的とした動画施策

商品やサービスの理解を深めてもらう、または理解を深めてブランドを好きになってもらうことが目的の施策においては、できるだけ長い時間、動画を視聴してもらうことが重要になりますので、以下のような指標がKPIとなります。

  • 再生完了率:対象の動画が表示された回数(インプレッション数)のうち、一定秒数以上再生された確率を示す数値
  • 総再生時間:対象の動画が再生された時間の合計
  • 平均再生時間:対象動画の1回あたりの再生時間の平均の時間
  • ブランド好意度:ブランドリフト等の結果のうちブランドに対する好意度の数値

商品購入、問い合わせ等のコンバージョンを目的とした動画施策

動画の視聴者に対して、商品やサービスを買ってもらう、もしくは問い合わせてもらうような一定の行動をとってもらうことが目的の施策においては、効率的にその行動に導くことが重要になりますので、以下のような指標がKPIとしてはお勧めです。

  • クリック率:広告が表示された回数のうち、クリックされた数の割合
  • コンバージョン数:問い合わせや購入などの合計数
  • CVR:動画を埋め込んだ広告LP上の訪問数のうち、コンバージョンした数の割合
  • 購買意向度:動画視聴によって起きた変化(ブランドリフト)のうち、その商品の購入意向を調査した数値

以上、大きく分類すると活用目的は上記の3つにわかれますが、それ以外にも、例えばセールス活動に使う場合や既存顧客のロイヤリティ向上に活用する場合など、上記以外の活用目的もございますので、活用目的におけるKPI設定の部分で、何かお悩みの点等ございましたら、お気軽にご相談くださいませ。

参考記事:動画広告のKPIはどのように決めるべきか――Google BrandLabが提案するKPIの設定から効果測定、最適化まで|movieTIMES ムービータイムス

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