2023.1.16
TikTokはInstagram・YouTubeと並ぶ人気SNSですが、まだ活用できている企業は多くありません。いざTikTok運用を始めると、「企業発信の動画企画が思い浮かばない」「どのような動画を作ればよいかわからない」といった壁が現れるのです。
本記事では、TikTokで人気の企業公式アカウントを10個選び、企画や動画作りのポイントを解説していきます。企業がTikTokに取り組むべき理由も参考に、ぜひTikTokをマーケティングの打ち手としてご検討ください。
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「TikTok売れ」とは、TikTokでの紹介をきっかけに商品が爆発的に売れる状況を指します。元々は『日経トレンディ2021年12月号』内の「2021ヒット商品ベスト30」特集内で1位を獲った言葉です。
TikTok売れは「UGC / User Generated Contents=ユーザー生成コンテンツ」による影響が大きいとされています。TikTokにおけるUGCとは、ユーザーが投稿する商品開封動画や商品レビュー動画などを指します。
TikTokは媒体の特性上、企業がハッシュタグチャレンジを企画したり、企業独自のフィルターエフェクトを作ったりと、ユーザーと企業の接点も多いため、UGCが生まれやすい環境となっています。
UGCについてさらに詳しく知りたい方は次の記事がおすすめです。
▶UGCとは?マーケティングにおける活用手法・事例・注意点を徹底解説!
博報堂の全国の15〜69歳の男女約5000人を対象にした消費行動調査によると、TikTokの平均年齢は34歳、平均世帯年収は646万円でした。
また、2022年度版の同調査では、TikTokユーザーならではの特徴として次の3点が挙げられています。
上記3点により、TikTokの中で認知・購買・共有のエコシステムが形成されています。
出典:人々はなぜ、 TikTok で「衝動買い」をするのか?:博報堂調査から読み解くTikTokユーザーの3つの特徴|DIGDAY
これらの調査結果から、企業がTikTokに取り組むことで、購買意欲の高いユーザーに商品を知ってもらうことができるでしょう。
商品を買ってもらうにしろ、採用エントリー数を増やすにしろ、まず知ってもらわなければマーケティング活動は始まりません。
TikTokは、「誰が発信しているか」よりも「コンテンツの中身」が重要視されるプラットフォームです。そのため、初期フォロワーが0人だったとしても、動画の内容次第で数万回再生される可能性があります。
YouTubeやInstagramなど他の媒体では、企業公式アカウントの発信は一部のフォロワーやチャンネル登録者にしか届きませんでしたが、TikTokではフォロワー以外の方にも動画を届けられます。
昨今では、まずTikTokで知名度を伸ばしてからYouTubeや商品販売へと移行するユーザーも増えていることから、企業のサービス認知拡大にも活かせる点が多いのではないでしょうか。
TikTokの企業活用は黎明期にあり、早くから取り組むことで差別化を図れるでしょう。
本格的にTikTok運用をしている企業事例を元に、動画作りのポイントを解説していきます。
@akindosushiroco
回転寿司チェーン「スシロー」の公式TikTokアカウントです。
フォロワー数は5万人を超えており、1,000以上のいいねを獲得している動画も多数あります。
動画作りのポイントは、「タイトル文字に強弱をつけて見やすくする」「冒頭1〜3秒で動画の中身を期待させる」「ユーザーの役に立つ / クスッと笑える動画企画」です。
企業の押しが強すぎる企画や他企業の真似企画は、フォロワーが引いてしまう可能性があるため注意しましょう。
「スシロー公式が本気でおすすめ!スシローのアレンジレシピ」や「すしが崩れない醤油の付け方教えます」「スシロー公式が絶対に教えてはいけない裏技」など、ユーザー側がメリットを感じやすい企画は特に再生回数が伸びています。
飲食店がTikTokに取り組む際は、その飲食店ならではの美味しい食べ方やお得に食べられる方法など、「いいね」して後で見返したくなるような動画作りをしてみてはいかがでしょうか。
@hottomotto_com
弁当チェーン「ほっともっと」の公式TikTokアカウントです。
普段店頭に並んでいるお弁当を作る工程を見せており、視聴者の食欲をそそります。
特に再生回数を多く稼いでいる動画は「この食べ方したことある?」というタイトルの動画で、5万以上「いいね」されています。
ユーザーからは「やってみます」などポジティブなコメントが多く届いていることから、動画を見たユーザーがすぐに試しやすい企画が良いのかもしれません。
また、料理をまず引きで撮影してリズムに合わせて一気にズームインする撮影方法や、映像を早送りにしてユーザーを飽きさせないようにしている点が、動画作りのポイントです。
@dominos_jp
宅配ピザチェーン「ドミノピザ」のTikTok公式アカウントです。
ピザを紹介する動画よりも、ピザ作りの裏側の動画が特に伸びており、30万人以上のフォロワーがついています。
参考にできる動画アイディアとしては、「コーンだらけのピザって作れますか?」とユーザーからコメントがあったものを実際に作る企画や、「冷凍ではなく生地から作っている」という世間のイメージとのギャップを訴求する企画などが挙げられます。
動画は早送りでテンポ良くシーンが切り替わったり、ズームインからのズームアウトで商品の全体像が見えたりと、思わず次のシーンが見たくなる動画作りの工夫が散りばめられています。
@retrip
おすすめのカフェ・お出かけ情報を発信するメディア「RETRIP」のTikTok公式アカウントです。様々な飲食店を取材し、キッチンの裏側やグルメレビューを発信しています。
動画冒頭で「世界初!」や「全長60cmのフランスパン」などキャッチーなコピーで気を引いたり、大行列の映像を見せてユーザーに次のシーンを期待させたりといった工夫が挙げられます。
商品を撮影するポイントは、ホットケーキにシロップをかけている瞬間や、生地を薄く伸ばしている瞬間など、「動きがある画」を意識して見るのが良いでしょう。
@wego_official
アパレルショップ「WEGO」のTikTok公式アカウントです。
お手頃で10〜20代が着やすいアイテムを揃えているため、TikTokの主要ユーザー層とマッチしているマーケティング施策と言えるでしょう。
コーディネート動画の他、「ロングブーツの綺麗な脱ぎ方」や「スウェットの丈を短くする方法」などユーザーの痒いところに手が届くような企画も人気です。
動画作りのポイントは、「バズってるアイテム知ってる?」「抜き打ちコーデチェックをしたら、すごいことが発覚した!」など冒頭で最後のオチが気になるようなフレーズを訴求している点が挙げられます。
@copic_official
イラストレーターや漫画家に人気の文房具「コピック」のTikTok公式アカウントです。
ただ単に商品を紹介するのではなく、実際に中の人が商品を使って絵を描いて宣伝しているのが特徴的です。
文房具をはじめ調理器具や工具など、ユーザーが手にとって使う物に関しては、実際に使っている様子を映像で届けることで、より使用イメージが明確になるでしょう。
さらに「光っているように見せる塗り方」などの塗り方企画は、絵を描く人というターゲット層に適した動画企画となっており、「後で見返したい」需要を生んでいます。
@rohtotiktok
スキンケアやサプリメントなどを展開するロート製薬の公式TikTokアカウントです。
商品紹介動画のほか、公式VTuberの歌動画もアップロードしており、良い意味での「公式アカウントのギャップ」が人気を博しています。
「寝る前の保湿ケアにおすすめの3選」や「旅行中持っておくと便利なアイテム5選」と、まるでUGCのような商品紹介動画や、「ロート製薬社員バッグの中身紹介」とユーザーと企業の距離感を縮める動画など緩急つけた投稿が魅力です。
スキンケア商品の動画では、実際に手の甲に広げてテクスチャが分かるようにしたり、Aiマンガなどトレンドに乗った企画をしたりと、企業目線ではなくユーザー目線の動画作りがポイントです。
@gu_official
アパレルブランド「GU」のTikTok公式アカウントで、フォロワーは13万人を超えています。
コーディネート動画ひとつ取っても、「スタッフおすすめのメンズライクコーデ」や「年末年始の一週間コーデ」など、季節やイベント・人など様々なセグメントで区切って動画を企画しています。
投稿頻度はほぼ毎日1〜2本で、約20〜30秒の動画を投稿しています。
モデルではなくスタッフの着こなしを多く載せることで、ユーザーがより「着たときのイメージ」を想像しやすくなっている点が本アカウントの魅力です。
GUのようにスタッフが多くいるような業態の場合、各スタッフの一押し商品や意外な組み合わせなどを投稿の企画にしてみてはいかがでしょうか。
@tastemadejapan
食・旅をテーマにしたライフスタイルメディア「Tastemadejapan」のTikTok公式アカウントです。
ユーザーからの「◯◯作れますか?」というコメントに答える動画を量産しているほか、クリスマスのカウントダウン動画やおすすめスポット動画など他ジャンルの動画も投稿しており、フォロワーが飽きにくいアカウントとなっています。
動画は早送りですが、音源とシーンの切り替わりがマッチし、心地良い視聴体験が可能です。
どの動画も似た構成になっているため、アカウントに統一感が生まれ、ユーザー側も動画が流れてきた瞬間に「Tastemadejapan」を想起しやすくなっています。
@genkaichan_drama ごま油とチーズを合体させたら、 悪魔的にうまい餃子が出来ちゃいましたっ..! みんなも試してみてねっ! #限界ちゃん #TikTokレシピ #ハイボール #角ハイボール #角ハイ #アレンジレシピ #限界ギョーザ #しごおわハイ #おうちごはん #限界飯 #TikTok100秒月9 #限界ちゃんのていねいな暮らし@鈴木愛理 ♬ オリジナル楽曲 - 限界ちゃん@TikTok ドラマ
サントリーは2022年11月より、「ハイボール缶」の認知獲得と購買促進を目的にTikTokドラマと呼ばれるジャンルに挑戦しています。
鈴木愛理さんを主人公に起用し、「ふるさと納税の餃子にチーズのお布団をかけると自己肯定感MAX」「推しのオーディション最終回。実況はハイボールさんですよろしくお願いします。」「残業終わりの辛いラーメンが人生の教科書だということに気づいてしまいました。」の全3話を配信しています。
ユーザーが共感しやすい「生活のワンシーン」を切り取った動画コンテンツとなっており、数千〜1万以上の「いいね」を獲得しています。
TikTokの企業事例を10個ご紹介するとともに、各社の動画作りのポイントを解説しました。
企業のTikTokだからといって力んだ投稿をする必要はなく、ユーザー目線でTikTokを楽しむことが大切です。
まずはスマートフォンで撮影した映像で、簡単な企画・編集から始めてみましょう。
おすすめしたいサービスがLetroStudioです。誰でも簡単に動画を作れるツールのご提供のほか、各社に担当がつき、動画作りをサポートする体制が整っています。
操作感や費用、事例が気になった方はぜひ一度お問合せくださいませ。
しかし、いざTikTok公式アカウントを運用しようとすると「TikTok動画の企画が全然思いつかない」「どうやって動画を作って良いかわからない」といったといった課題にも直面します。
LetroStudioでは、TikTokにぴったりの各種テンプレートを用意しています。AI音声機能もありますので、TikTokらしいナレーションを付けた音声を付けることも簡単です。また、各社ごとに担当がつき、ツールの活用のみならず、動画の企画〜改善までサポートする環境が整っています。
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以下に、TikTok企業公式アカウント運用をスタートしたい方向けにノウハウをまとめた資料をご用意しています。この資料をお読みになることで、次の3点について理解が深まります。
ダウンロードは無料です。どうぞお気軽にご活用ください。
記事公開日:2023.01.16