LINE動画広告の総まとめ!事例で学ぶ「成果につながる動画広告」制作のコツとは?

| | |

LINE動画広告ogp

LINE広告は、月間アクティブユーザー数8600万人(2020年9月末時点)を超えるLINEの広告配信プラットフォームで、リーチ力を活かした広告運用が魅力的な広告媒体です。
そんなLINE広告において、動画化が急速に進んでいることをご存じでしょうか。 LINEの調べによると、在宅時間の増加に伴いモバイルの利用時間が増え、動画の反応率が顕著に上昇したことが背景にあるようです。

line動画トレンド

参考:LINE広告の最新トレンド丨動画配信・自動入札・LINE広告ネットワークの活用が増加!| LINE

今回は、「LINE動画広告を配信したい」「静止画バナーで成果が上がらないと感じている」という方に向けて、LINE動画広告の配信面や制作のポイント、事例をご紹介します。

LINE動画広告の配信面

LINE動画広告を配信できる場所は9つあります。 それぞれの規格や特徴をご紹介していきます。

① Smart Channel (Talk Head View)

LINEのトークリスト最上部の枠に、一日一社限定で配信される広告です。 トークリストの上部に静止画と動画を掲載することができ、静止画広告をクリックしたユーザーに対して動画クリエイティブが表示されます。

  • 利用可能なサイズ:16:9 (横型)
  • ファイル形式:MP4
  • 100MB以内

スマートチャネル

出典:Talk Head View|LINE

② タイムライン

LINEのタイムライン上に表示される広告で、通常のタイムライン投稿と同じ形式で配信されるため、より自然な形でユーザーに広告を見せることが可能です。 タイムラインの月間利用者数6800万人のうち、4900万人が月に一回以上タイムライン広告に接触しています。

LINE公式アカウントをブロックしている・していないに関わらず、タイムラインを利用する全ユーザーにリーチ可能です。 ユーザーの属性は、男女比率は女性のほうが多く、幅広い年代に利用されています。

  • 利用可能なサイズ:16:9 (横型)、1:1(正方形)、9:16(縦型)
  • ファイル形式:MP4
  • 100MB以内

LINEタイムライン

出典:タイムライン|LINE

③ LINE マンガ

LINEマンガは、ダウンロード数3000万を超える配信面です。 ユーザーの属性は、男女比率の差はあまりなく、10代から20代の利用が6割を占めています。

  • 利用可能なサイズ:16:9 (横型)、1:1(正方形)
  • ファイル形式:MP4
  • 100MB以内

LINEマンガ

出典:LINEマンガ|LINE

④ ウォレット

“LINEのおサイフ”である「ウォレット」タブに表示される広告です。「ウォレット」タブは「LINE Pay」を中心に、「LINEほけん」や「LINE家計簿」といったLINEが提供している金融サービスの入口としての役割があります。 ユーザーの属性は、男女比率は女性の方が多く、幅広い年代に利用されており、月間の利用者数は5400万人を超えています(2020年2月時点)。

  • 利用可能なサイズ:16:9 (横型)、1:1(正方形)
  • ファイル形式:MP4
  • 100MB以内

ウォレット

出典:ウォレット |LINE

⑤ LINE BLOG

LINE BLOGは、アーティストやタレントを始めとした著名人による情報発信の場として活用されている配信面です。ユーザーの属性は、男女比率約3:7で女性の方が多く、20~40代を中心に幅広い層で利用されています。

  • 利用可能なサイズ:16:9 (横型)、1:1(正方形)
  • ファイル形式:MP4
  • 100MB以内

LINEBLOG

出典:LINE BLOG|LINE

⑥ LINE ポイント

LINEポイントは、「友達追加」「動画視聴」「ミッション」等の条件をクリアする事で、ポイントが貰えるサービスで、月3.2億PV (2019年11月時点)と国内最大級のリーチ力を持つ広告配信面です。 ユーザーの属性は、男女比率3:7で女性のほうが多く、40~50代の利用が54%以上と年齢層が高めのユーザーに利用されています。

  • 利用可能なサイズ:16:9 (横型)、1:1(正方形)
  • ファイル形式:MP4
  • 100MB以内

LINEポイント

出典:LINEポイント|LINE

⑦ LINE ショッピング

LINEショッピングは、ファッションや雑貨をはじめ、スポーツ、インテリア、家電、コスメ等1億点を超える商品をLINEアプリ上から購入できるショッピングサービスで、会員登録数3000万人 (2019年9月時点)を超える配信面です。
ユーザーの属性は、男女比率3:7で女性のほうが多く、20代後半から40代前半と年齢層が高めのユーザーに利用されています。

  • 利用可能なサイズ:16:9 (横型)、1:1(正方形)
  • ファイル形式:MP4
  • 100MB以内

LINEショッピング

出典:LINEショッピング|LINE

⑧ LINE 広告ネットワーク

LINE広告ネットワークは、LINE本体アプリだけではなく、女性向けトレンド情報アプリ「MERY」や料理レシピ動画アプリ「DELISH KITCHEN」、電子マンガアプリ「マンガ Park」といったアプリにも広告を表示させることができるサービスです。 月間ユーザー数は1.1億を超えており、大規模で多種多様なユーザーへのリーチが可能です。

  • 利用可能なサイズ:16:9 (横型)、1:1(正方形)
  • ファイル形式:MP4
  • 100MB以内

LINEadnetwork

出典:LINE広告ネットワーク|LINE

LINE動画広告のメリット・デメリット

LINE動画広告のメリット

精度の高いターゲティング

LINE動画広告に限らず、LINE広告ではユーザーが登録した性別や地域、年齢、公式アカウントの登録履歴をベースに、細かくターゲティングすることが可能です。

静止画と比較してより多くの情報を与えられる

動画には時間軸が加わるため、ひとつのクリエイティブに入れられる情報量も多くなります。さらに、LINE動画広告は静止画広告よりも大きめの枠に表示される可能性が高いため、動画クリエイティブ中のテキストやデザインの幅が広がり、ユーザーにより多くのメッセージを届けられます。

テキスト制限のルールがないためデザインや表現の幅が広がる

LINE広告において、静止画クリエイティブではバナー内のテキストの量に制限が設けられています(基準は非公開)。 一方、動画広告ではテキストの量やエリアの制限がないため、表現の幅が広がります。

LINE動画広告のデメリット

静止画クリエイティブよりも制作費用が高い

広告クリエイティブは摩耗することを考えると、広告効果を検証する場合は、複数パターンの動画クリエイティブが必要となります。 動画クリエイティブの制作費用は、動画の長さや内容によりますが、制作会社に委託すると短い動画でも一本あたり数万円が相場です。効果検証をするとなると、費用がかさむデメリットがあります。

静止画クリエイティブよりも制作に時間がかかる

静止画クリエイティブは1シーンのみで構成されるため、動画と比較し短い時間で制作することができまです。一方で、動画クエイティブの場合は「時間軸」が加わるため、複数のシーンを制作する必要があり、その分制作の時間がかかるデメリットもあります。

LINE動画広告の課金方式

CPM (Cost Per Mill)

インプレッション (1000回広告が表示される)ごとに課金される広告です。 スマホ画面上で動画枠が100%表示されない限りは1インプレッションとして換算されず、料金も発生しません。

CPC (Cost Per Click)

ユーザーが広告をクリックし、リンク先のページに遷移した際に課金される広告です。 LINE動画広告を含むLINE広告は入札制のため、最低1円でも広告配信することが可能ですが、適切な広告設計と成果を両立させるためには、月30万円を3ヶ月続けることが推奨されています。

参考:【公式】LINE広告とは丨サービス概要・特長まとめ

LINE動画広告クリエイティブ制作のポイント

各配信面にあったクリエイティブを制作する

LINE動画広告には3種類のサイズがあります。 各配信面によって、使えるサイズが異なります。

① Card

16:9 (横長)の広告フォーマットです。動画広告は「Smart Channel(トークリストの上部に表示される広告)」を除く全ての掲載面に配信することが可能です。

② Square

1:1 (正方形)の広告フォーマットです。 動画広告は「Smart Channnel」を除く全ての掲載面に配信することが可能です。

③ Vertical

9:16 (縦型)の広告フォーマットで、タイムラインにのみ配信されます。 タイムライン上では、3:4の比率で広告が表示され、ユーザーが動画をタップをすると全画面で表示されます。

横型の動画素材をそのまま縦型の広告フォーマットに使うと、広告を見たユーザーは不自然に感じてしまいます。 各配信面に適した動画クリエイティブを制作するようにしましょう。

冒頭3秒間の動画クリエイティブの効果検証をする

最初の3秒以上見られた動画クリエイティブは、広告の配信効果も高い傾向にあります。 冒頭シーンの訴求やオファー内容を工夫し、どの動画が最もユーザーの反応が良いかの効果検証をすることが大切です。
一方で動画クリエイティブを複数パターン用意するとなると、費用や制作時間からして難しい場合もあると思います。そのような場合は主となる動画を1本制作し、冒頭のシーンのみを入れ変えるのがオススメです。
例えば主となる動画Aがあり、冒頭3秒のみが違うパターンを3つ作ります。冒頭の3秒以外は同じ内容(動画A)なので、冒頭3秒の複数パターンで最も反応がよかったクリエイティブを検証することができます。

LINE冒頭3秒

出典:【LINE広告】クリエイティブの基本│静止画と動画について

複数の訴求軸でクリエイティブを作成する

LINE動画広告の配信面は全部で9つあり、それぞれユーザー属性や特性が異なります。口コミ訴求や価格訴求、キャンペーンといった様々な訴求を用意し、動画クリエイティブを作り分けましょう。

▼価格訴求動画テンプレート例▼

カジュアル動画を活用する

LINE動画広告では、静止画に少し動きを加えたり、複数の静止画を組み合わせて動画にしたりといったカジュアル動画から始めるのがおすすめです。 カジュアル動画は、CMのようなリッチな動画と比較して制作費用や工数があまりかからず、修正や効果検証も迅速にできます。

LINEカジュアル動画

出典:LINE広告の最新トレンド丨動画配信・自動入札・LINE広告ネットワークの活用が増加!|LINE

LINE動画広告の事例

動画広告の活用で、新規定期購入者と売上が増加した事例 / エーザイ株式会社

医薬品の製造販売を行うエーザイ株式会社は、LINE動画広告を活用することで、美容サプリ「美 チョコラ」の目標CPAを達成し、新規定期購入者を2倍に伸ばしました。広告配信前と比べて、動画広告による売り上げが5倍以上に伸びました
凝った動画クリエイティブを配信するのではなく、効果が良かった静止画クリエイティブの一部に動きを加えアレンジにすることで、時間をかけずクリエイティブを作ることができています。制作のリソースをかけずスピーディにクリエイティブの効果検証を回すことができたことが、成果につながったポイントです。
動画広告は、制作の費用やリソースの観点からハードルが高いと思われますが、静止画クリエイティブの一部分のみを動かしたようなカジュアルな動画でも十分に成果につながっています。

出典:LINE広告攻略の鍵は「カジュアル動画」。エーザイ・LINE社に聞く、LINE広告で成果を出すクリエイティブ配信手法とは

出典:「人物より商品、静止画より動画」。エーザイがLINE広告で重視した他社との差別化ポイントとは|LINE

ブランドリフト効果が約2倍になった事例 / ビザワールドジャパン株式会社

クレジットカードの国際的なブランド「Visa」は、非接触決済サービス『Visaのタッチ決済』の認知度を上げるために「LINE Expand AD」を活用した動画広告を実施しました。 「LINE Expand AD」は、「ウォレット」タブに動画広告が表示されるメニューで、一週間で3,000万インプレッションが期待できます。
1回目はCM素材をそのまま活用して認知度を1.4倍に、2回目の動画広告出稿の際は、動画再生開始直後に2秒ほどキーメッセージを挟む改善を加えることで、認知度を1.9倍にまで上昇させました。

LINEVisa事例

出典:クリエイティブの改善でブランドリフト効果が約2倍に!Visaの「LINE Expand AD」活用のポイントとは?|LINE

まとめ

LINE動画広告の配信面や種類、動画クリエイティブ制作のポイントを解説いたしました。 動画広告で成果を出すためには効果検証を重ね、配信面の特性にあったクリエイティブを制作することが大切です。

LINE広告用に作った動画クリエイティブをInstagramなどの他のSNS広告でも活用したい、という方に向けて「SNS版動画広告クリエイティブの攻略本」をご用意しました。
各SNS広告の動画クリエイティブ制作のポイントが一目で分かるガイドブックです。
ぜひ無料ダウンロードください。