Instagram動画広告の基本を解説!広告成果を高めるコツ5つ

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Instagram広告は、精度の高いターゲティングが実施できることが強みです。 この記事では、Instagramの「動画広告」の規格や特徴といった基礎知識を押さえると共に、動画クリエイティブの制作のポイントなどを事例を交えてご紹介していきます。

「Instagram広告で動画クリエイティブの出稿を検討している」「どのような動画クリエイティブが効果がよいのかわからない」といった不安をお持ちの方は、是非お読みください。

Instagram動画広告の規格

Instagram

動画でサクッと理解する

Instagram動画広告の種類

フィード広告

Instagramのフィード広告は、Instagramのタイムラインに流れてくる広告です。 ユーザーの通常の投稿と同じ形式で表示されます。 情報収集や新しい商品・ブランドを探す際にフィードが使われているというアンケート結果があることから、Instagramのフィード広告はブランド・商品の認知度アップや拡散に適している配信面と言えるでしょう(※1)。

Instagramフィード動画広告

ストーリーズ広告

ストーリーズ広告は、ストーリーズ内で縦長フルスクリーンで表示される広告です。 ストーリーズとは24時間で消える投稿のことで、フォロワーのタイムラインに流れることはありません。投稿が24時間以内に消え、プロフィールページにも残らない気軽さから、最近ではフィードへの投稿よりも、ストーリーズを利用しているというユーザーも多くいます。

スマートフォン画面のフルスクリーンを締めることで没入感が高く、通常のストーリーズ投稿を見る流れで、ユーザーに自然に広告を見てもらえます。 3人に1人以上がブランドや商品をストーリーズで見たことで関心が高まったというアンケート結果もあることから、ストーリーズ広告はブランドや商品とユーザーとの距離を縮めてくれる配信面と言えるでしょう(※1)。

Instagramストーリーズ動画広告

ディスカバリー(発見タブ)広告

ディスカバリー広告は、Instagramの発見タブ (虫眼鏡マーク )の仕組みを活用した広告です。発見タブはユーザーの関心のありそうな投稿を自動で表示してくれる機能で、ユーザーごとに表示されるコンテンツがカスタマイズされています。
発見タブはフィードとは異なり、フォローしている人の投稿を見るのではなく、アイディアを探す場に近いです。 ユーザーが発見タブから興味のある投稿をクリックし、その投稿からさらにスクロールした際にディスカバリー広告が表示されます。

発見タブ広告

※1)参考: Instagramのストーリーズとフィード: イメージと使われ方の違い|Instagram for Business

Instagram動画広告の支払い方式

Instagram動画広告の支払い方式は、基本的にFacebookと同じで、事前に設定した予算が消化されると広告が停止する仕組みとなっています。 支払い方式は主に4つに分かれています。

CPM (Cost Per Mille)

CPMは、広告が画面に表示された回数1000件ごとの平均コストです。 計算式は「CPM=費用÷表示回数×1,000」です。

CPC (Cost Per Click)

CPCは、ユーザーが広告のリンクをクリックし、リンク先のサイトやアプリに遷移した際に課金されるコストです。

CPI (Cost Per Install)

CPIは、広告経由でアプリがダウンロードされるごとに課金されるコストです。 アプリ広告の場合にのみ適用されます。

CPV (Cost Per View)

CPVは、動画広告が10秒以上再生されるごとに課金されるコストです。

Instagram動画広告の制作のポイント5つ

冒頭2秒で興味を惹く工夫をする

動画広告は静止画広告よりも情報量が多いと言われていますが、全ての情報を伝えるためには動画が最後まで再生される必要があります。ユーザーは簡単に広告をスキップできるため、動画をできるだけ長く見てもらうには広告がユーザーの画面に表れる最初の数秒間が重要です。 ユーザーに質問を投げかけるようなコピーやインパクトのある素材を冒頭に置くとよいでしょう。 Instagramの動画広告は最長120秒の動画を使用可能ですが、長すぎると離脱されてしまうため、15秒以下がおすすめです。

広告配信面によって動画サイズを変える

フィード広告には1:1の正方形、ストーリーズ広告には9:16縦型の動画クリエイティブを制作するのがおすすめです。一般のユーザーの投稿にできるだけ馴染むクリエイティブにすることで、より自然に広告をユーザーに見てもらえます。

音声が無くても情報が伝わるクリエイティブにする

Instagramはスマートフォンでの利用がメインです。 そのため、マナーモードでInstagramを利用しているユーザーも想定し、音声が無くても情報が伝わる動画クリエイティブを作ることが大切です。音声で訴求するのではなく、 テキストや画像といった視覚的な情報を使って訴求しましょう。

広告感を出しすぎない

Instagramはあくまでもユーザー同士が互いの投稿を共有する場です。広告を出稿する際は、ユーザー同士の共有の場にお邪魔しているという認識を持つことが最も大切です。友人の投稿を見ているときに、広告感の強いクリエイティブでは、ユーザーは「広告だから見ない」と判断し、そもそも目に留まらない可能性もあります。 スマートフォンで撮影した素材や、手書きのようなフォントを活用することで、一般ユーザーの投稿とより近くなり、自然に広告を見てもらいやすいです。

CTAを促す演出をする

CTAとは「Call To Action」の略でユーザーに次の行動を促す役割があります。 例えば、「詳しくはこちら」「予約する」「お問い合わせ」「ダウンロードする」「申し込む」等が挙げられます。ユーザーが広告を見た瞬間に、アクションを取ってもらえるような、わかりやすいCall To Action文言を入れましょう。CTAボタンにはたくさんのパターンがあるので、誘導先によって最適な文言を選択します。思わず「続きを見たくなる」遊びのある仕掛けを考えましょう。 CTAが目立つように、アニメーションを付けたりするといった工夫もおすすめです。

Instagram動画広告の事例3つ

フィード広告事例 / 新日本カレンダー株式会社様

取扱点数8,000点以上、国内最大級のペット用品通販「PEPPY」を運営する新日本カレンダー株式会社様のフィード動画広告の事例です。 「20秒で着られる『ハッピーレインコート』リニューアル」等の新商品に関する公式情報は丸ゴシック、「ハーネス派の子お待たせしました!」という口語のコピーには手書き風フォントといった風に、伝えたい情報別でフォントを使い分けています。

フィード広告事例 / 株式会社ベルタ

「ライフステージをあなたと育む」をコンセプトに美容健康食品・化粧品の企画・開発およびオンラインを中心とした販売を行っている株式会社ベルタ様のフィード動画広告の事例です。 静止画の中にワンポイントで動くスタンプを付けることで、目を引くような工夫をしています。

ストーリーズ広告 / チュラコス株式会社

沖縄生まれの自然派化粧品を扱うチュラコス株式会社が、ストーリーズにうまく馴染む広告動画を制作した事例です。 手書き風フォント、商品を揺らすなどのユーザー投稿を思わせる動画を制作しています。 こちらは、LetroStudioのテンプレートを使用して作られたストーリーズ動画広告です。

【Instagramストーリーズ広告用に縦長動画を制作】チュラコスの動画活用実績

まとめ

今回は、Instagram動画広告の規格や特徴、制作のポイントについて解説しました。 Instagram動画広告で成果を伸ばすためには、フィードやストーリーズといった配信面に合わせて動画クリエイティブを制作し、効果検証をすることが大切です。

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