2022.11.22
TikTokは若年層にアプローチできるSNSとして、今や必須のマーケティングツールとなりつつあります。
InstagramやTwitterと異なり、TikTokに投稿できるのは動画のみであるため、動画制作スキルが必須です。
そこで本記事では、TikTok動画の作り方を2種類解説するとともに、おすすめの動画編集ソフトやTikTok動画のイメージが湧きやすいテンプレートもご紹介します。
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TikTokとは中国のBytedance社が提供するSNSで、ユーザー数は17億超えを誇ります。
参考:TikTokのユーザー数が17億超えの大躍進 Facebookを追い越す日はいつ?|ITmedia
アプリを起動すると9:16の縦型動画がすぐに表示され、スクロールすると次の動画へと移動する仕組みとなっています。
各ユーザーの興味関心をAIが分析し、好みにあった動画を流すレコメンド機能が魅力です。
TikTokは仕様上10分まで動画を投稿可能ですが、TikTokで人気の動画の共通点として「1分程度の短めの動画」であることが挙げられます。
ユーザーはテンポよく自分好みの動画を探したいため、最初の数秒で「自分にとってこの動画は面白いかどうか」を判断し、すぐにスクロールします。
また、TikTokでは「コンテンツの発信者」よりも「コンテンツの中身」で評価されるケースが多く、始めたばかりでも数万再生を稼ぐことが可能です。
簡単な動画であれば、TikTokアプリ内にて撮影・編集・投稿まで完結します。
撮影したい場合は、画面下中央の赤いボタンをタップしてください。
あらかじめ撮影した素材がある場合は、画面右下の「アップロード」から選べます。
テロップ(字幕)やエフェクトをつけることで、視覚的に訴求しやすくなるでしょう。
複数の動画をつなぎあわせたい場合は、「クリップ調整」機能からそれぞれの長さを調節することも可能です。
「次へ」を押してしまっても、前の画面に戻れるため心配はいりません。
動画完成後は、ハッシュタグと説明文を入力し、投稿ボタンをタップします。
TikTokでは全角150文字まで入力でき、画面上では70文字以上は「...続きを読む」と表示されます。
「#ハッシュタグ」をタップすると、投稿分にハッシュタグが追加され、自動的に設定される仕様となっています。
TikTok動画を、動画編集アプリ・ソフトを使って制作する方法です。
まずは、「どのような構成にするか」「誰に出演してもらうか」「何を目的にするか」など動画の企画を考えます。
動画に使用する素材を決めた後は、撮影に移ります。
TikTokの場合、音楽に合わせて画像をテンポよく切り替えるだけでも、動画として成り立ちます。
撮影機材はスマートフォンでも問題ありません。
動画編集ソフトにて、撮影した素材を組み合わせて1本の動画にしましょう。
TikTok公式が提供しているCapCutというアプリを使う場合、以下のような画面で追加する動画・画像を選んでいきます。
赤枠の箇所をタップすると、動画に新しい素材を追加できます。
TikTokの規格に沿わないと、動画が途中で切れてしまったり、アップロードできなかったりといった不具合が生じる可能性があります。
TikTokに投稿できる動画の規格をまとめました。
TikTokでは、いかにして動画を最後まで見てもらえるかの工夫が重要です。
テロップやエフェクト、カット編集などを効果的に用いることで、動画にメリハリがつき、視聴者に飽きられにくい動画になるでしょう。
例えば、人気TikTokアカウントの場合
といった工夫が挙げられます。
自分自身が「この動画はつい最後まで見てしまった」という動画をピックアップし、その共通項を分析してみるのも良いでしょう。
TikTokアプリを起動し、「+」をタップします。
画面右下「アップロード」から制作した動画を選択し、必要であればフィルターや音楽など微調整をした後、投稿します。
著名なアーティストの楽曲をBGMにしたい場合、著作権上他のアプリから付けるのは難しいため、TikTokアプリ内で追加するのがおすすめです。
画像出典:CapCut
CapCutは、先述したTikTokを展開するBytedance社が提供している動画編集アプリです。
無料で利用でき、縦型動画の編集に特化しています。
PC版もリリースされており、テキストやエフェクトの追加、トリミング、スピードの調整など基本的な動画編集を、直感的な操作で実現可能です。
TikTokのアカウントと連携することで、CapCut内で制作した動画をTikTokに簡単にアップロードできます。
まずは費用をあまりかけずに、個人アカウント用の投稿を作っていきたい方におすすめです。
画像出典:Adobe Premiere Pro
Adobe Premiere Proはプロ動画クリエイター向けの動画編集ソフトです。
月額2,728円から利用でき、背景合成や細かな色味調整、4K映像の処理など、ハイレベルな動画編集機能が備わっています。
最先端の動画編集ができる一方、「リップル削除」や「トラック」「シーケンス」など専門用語を理解した上で、操作を覚える必要があり、比較的難易度が高いです。
「TikTokにCMのような映像を投稿したい」「凝った動画編集で、ユーザーを驚かせたい」といったクリエイティブな方におすすめの動画編集ソフトと言えるでしょう。
LetroStudioは法人利用に特化した月額課金の動画制作ツールです。
これまで動画を作ったことのない方でも、パワーポイントのような直感的な操作で動画を制作できます。
動画の企画から制作、成果の振り返りまで一気通貫のサポート体制が整っているため、「これからTikTokなど動画事業に取り組みたいが、社内チームが育っていない」といった方にもおすすめです。
特にTikTokをはじめとするSNS動画では、1本動画を出して終わりではなく、「その動画がなぜ伸びたのか」を分析し、改善を重ねることが重要です。
LetroStudioでは、TikTok向けのテンプレートをもとに複数パターンの動画を作って、色味やテキスト訴求、画像ごとに検証するなども容易にできます。
LetroStudioで用意しているテンプレートの中で、TikTokにおすすめのテンプレートを4つご紹介します。
ヘアケア商材の紹介に利用しやすいTikTok向け動画テンプレートです。
「誰に見てほしいか→ 共感・質問→ちょっと待ってください→商材の魅力の紹介」といった構成になっています。
「注目!」などテキストにアニメーションが付いているほか、髪の毛にキラキラしたスタンプが付いており、視聴者を飽きさせない工夫がされています。
リンク誘導のための矢印スタンプを最後のシーンで使用することによって、TikTokのアカウントフォローを促したり、商材LPへの流入につなげやすくなるでしょう。
ダイエット商材の紹介に利用しやすいTikTok向け動画テンプレートです。
「問題提起→問題が発生している理由→問題を解決できる商材の紹介→セール情報の告知」といった構成になっています。
理由を順番に表示させることで「続きを見たい」と思わせる工夫をしていたり、強調したいキーワードを大文字にしていたりと、商材に関係なく真似できるポイントではないでしょうか。
使っている動画素材は3つだけですが、動きのあるスタンプや文字アニメーションによって、TikTokのニュースフィードに流れてきても何ら違和感のない動画に仕上がっています。
金融系商材の紹介に利用しやすいTikTok向け動画テンプレートです。
「誰に見てほしいか→何が得られるのか→行動に移す上での不安払拭→再度訴求」といった構成になっています。
冒頭で「何を得られる動画か(裏技)」を明確に提示することで、ターゲット層が続きを見たくなる「きっかけ」を作っています。
使用している動画素材も2つだけで、スマートフォンで撮影されたものです。
「無形商材で撮影できる商品がない」という場合であっても、文字アニメーションと人が歩いている動画素材の組み合わせでTikTok動画を制作できます。
美容関連商材の紹介に利用しやすいTikTok動画テンプレートです。
「質問→商材の魅力を端的に紹介→アクセスのしやすさを訴求→コストメリット訴求」といった構成になっています。
店舗のある商材の場合、最寄駅から店舗までの道のりを歩きながら撮影した動画を背景に、サービスの魅力やメリットについてテキストと声で訴求するといった応用も考えられるでしょう。
TikTok動画の作り方について、「どのような構成が良いか」「どのような編集が必要か」などに触れながら解説しました。
TikTok動画はアプリ内で完結させることも可能ですが、凝った演出を加えたり、細かい改善を重ねて成果をよくしていきたい場合は、動画編集ソフトがおすすめです。
LetroStudioでは、TikTokで成果が出やすい各種テンプレートを用意しています。また、各社ごとに担当がつき、ツールの活用のみならず、動画の企画〜改善までサポートする環境が整っています。
テンプレートの種類や操作感を確認したい方は、ぜひ7日間・制作本数無制限の無料トライアルでお試しください。
記事公開日:2022.11.22