株式会社GABA
マンツーマンに特化した英会話サービス事業を展開し、首都圏を中心に36の英会話教室を運営する株式会社GABA。ビジネスや日常、旅行や留学、就職活動など目的に合わせレッスンをカスタマイズすることができ、小学生から大人まで幅広い顧客層に支持されています。
同社は、コロナ禍を背景に広告宣伝活動をWEB広告やSNSアカウント運用などのオンライン施策にシフト。そのクリエイティブに動画を積極活用しています。
今回は、クリエイティブの企画・制作を中心にSNSアカウント運用を担当されているマーケティング部門マーケティング課の小林様に、動画活用の背景から、現在の動画内製定着化までの工夫ポイントなど、お話を伺いました。
株式会社GABA マーケティング部門 マーケティング課 小林智美氏
業務で見られている指標と、現在注力されている施策を教えていただけますか?
指標としては、2種類の問合せ数を見ています。1つは無料体験レッスンの申込み数、もう1つが資料請求数です。これらの母数を増やす施策として、現在はWEB広告やSNSなどのオンライン施策に注力しています。これまで広告と言えども電車広告などのオフライン施策が中心でしたが、2021年4月よりデジタル化へシフトしました。
デジタル化へシフトされた背景をお聞かせいただけますか?
昨今、新型コロナウィルスの流行により外出自粛やリモートワークの普及など、従来の電車広告の効果が得にくくなってきました。お家にいる中でお客様と接点を作るためにも、オンライン上でのコミュニケーションの優先度が必然と上がりました。
SNS広告を強化したのも、オンライン広告は必ずコンバージョンや数値が出るのでROIが測りやすいことが判断軸になりました。
LetroStudioを導入する前はどのように動画を制作していたのですか?
以前はほぼ100%外注でしたが、少しずつ内製化も進めていました。ただ、部門内でAdobe Premiere Proのような動画制作ツールを使えるメンバーは実質1人しかおらず、業務の負荷が偏り、流れとしてもよくない状態でした。
動画制作を外注から内製化にシフトされたのはなぜですか?
施策を回す速度のアップや制作コストダウンが必要でした。弊社の場合、回転の速い制作物が多いのですが、毎回指示書の作成や諸手続きなどの事前準備、フィードバックにも時間を要していました。出来上がったものも、使用できる期間が限られているので、かける時間や工数、予算に対して改善が必要でした。
動画を内製するワークフローがない中で現在のように運用を定着させるために行った工夫はありますか?
まずはベースとして様々な企画があり、それに付随するクリエイティブとして紙の印刷物やオンラインの制作物を、全てスケジュールを引いて進行管理しています。動画制作も、コンスタントに毎月何をどのぐらい作るというのを企画進行のスケジュールの中に加えることで、ルーティンとして定着させていきました。
実際にLetroStudioを使ってみていかがでしょうか?
感覚としては、パワーポイントやGoogleスライドに近いのですぐに馴染みました。1回触っただけで覚えられましたし、表現の応用も利かせやすい作りだなと感じました。何より制作ツールを触ったことがない人でも、すぐに操作でき、修正点を反映させることができるので、ツールの習得コストはかなり抑えられたかと思います。
※現在キャンペーンは終了しています。
プロ仕様の制作ツールになってしまうと、機能が沢山ありすぎて習得にも時間がかかりますし、自由度が高いためデザインスキルも必要になってくると思います。LetroStudioの場合は、ある程度テンプレートとしてコンテンツや素材、構成が用意されてあり分かりやすいので、動画制作スキルがなくともスタートしやすい印象です。
動画制作で気を付けていることやこだわりはありますか?
動画は情報を沢山入れられますが、情報過多になってしまうと見づらく伝わりづらくなってしまいますので、訴求したいポイントを1つに絞り込んでから作るようにしています。再生完了率や再生数を上げるために、シーン展開のスピードも少し早めくらいのテンポを意識しています。
LetroStudioを利用して内製した動画を、実際にどのような媒体で利用されていますか?
渋谷の街頭ディスプレイで利用していました。オンライン広告ではFacebookとInstagramに動画広告を配信、公式SNSのアカウント運用では、Facebook、Instagram、LINE、YouTubeのチャネルでサービス紹介やキャンペーンのお知らせなども行っています。
今回Instagramストーリーズの動画広告に初めてチャレンジしましたが、数値的にも反応が良いので、今後拡張しようと部門内で話しています。
動画を活用することで、具体的にはどのような成果が得られましたか?
Instagramストーリーズの動画広告は初めてのチャレンジでしたが、過去配信してきた静止画バナーの平均値と比較すると、動画の方がCTRで平均約2倍ほど数値が高い結果になりました。CPCも静止画に比べ約2/3ほどに抑えられています。動画の反応が良いということが分かったので、今後さらに内容を改善することでより高い成果につながるのではないかと社内からも期待されています。
※現在キャンペーンは終了しています。
また、工数面に関しても外注した場合と比較すると、全体の1/3以下の削減に成功したこともインパクトとしては大きいです。時間も作業ストレスも相当軽減されました(笑)
社内メンバーが制作しているため、事前準備段階での指示書も不要、もしくは必要最低限でよくなりましたし、修正と戻しのやりとりの回数が減り、認識齟齬が起こりにくくなり作業速度も改善されました。また、LetroStudioのご担当者との定期ミーティングを通じたサポートで、作成したクリエイティブに対して的確なアドバイスやナレッジをご共有いただけたことで、クリエイティブの修正や検証もスムーズに回せました。
動画施策における今後の展望をお聞かせいただけますか?
各施策における動画の活用を拡充し、施策同士の相乗効果を高めていきたいです。広告検証に関しては動画による配信量を増やし傾向を分析していきたいですし、それに加えて公式SNSからの配信も動画の優先度を上げて行っていきます。例えば、実際にインストラクターが会話をする様子を流すことで疑似体験ができたり、簡単な学習や今日のTipsのようなものも紹介できたらと思っています。また、動画による受講生の声をご紹介していったり、Googleマイビジネスにも動画を活用することで教室の運営状況を伝えられたらと考えております。
動画は文字情報と比べ視覚的に効果を与えられ、感性に訴えられる点がメリットと感じておりますので、伝える手段として媒体問わず多方面で拡充していけたらと思います。
LetroStudio導入を検討しているお客様へのアドバイスをお願いします!
LetroStudioの魅力は、何より操作性の良さと習得コストがかからない点かと思います。操作方法の習得自体に比重が高くなってしまうのではなく、動画の内容や構成、検証に時間を割くことができるのは魅力と感じています。
また、動画の内容もタイムリーに改善し手軽に反映することが出来るので、じゃあ次はこうしてみよう!と腰が重くならずに検証を回せるのは、ノウハウやナレッジの蓄積の観点ですごく価値があると思っています。動画の制作経験がなくても、まずは動画の仕組みや構成を学習していけるという観点で、サポート面を含めてかなりおすすめかなと思っています。
記事公開日:2021.10.05
LetroStudioは「パワポ感覚×柔軟な制作機能」「媒体別の勝ちトレンドを反映した1000以上のテンプレート」と「広告×SNSに精通した専任コンサルタントの1to1支援」が特長の動画制作ツールです。
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