2024.1.11
Facebookは国内の月間アクティブユーザー数が2600万人、30代後半~40代の利用者層が多いSNSです。 Facebook動画広告にはいくつかの種類がありますが、 「どの配信面を選べば良いかわからない」 「どのような動画広告がクリックされやすいのか分からない」 という方も多いのではないでしょうか。
今回はFacebook動画広告の種類や規格、成果を出すためのクリエイティブ制作ポイントを解説していきます。
Facebook動画広告は大きく3種類に分かれており、それぞれ規格や特徴が異なります。
フィード広告は、Facebookのタイムライン上に表示される広告です。 動画広告の内容次第では「いいね」や「シェア」での拡散も期待できます。 フィード広告は通常の投稿と同じ形式で表示されるため、より自然な形でユーザーに広告を見せることが可能です。
規格
インストリーム広告は、Facebookで動画を視聴している際に再生前後や再生途中で流れる動画広告です。 インストリーム広告の動画クリエイティブは長時間視聴される傾向にあるため、より多くの情報を視聴者に伝えることができます。
インストリーム広告では、どの動画コンテンツに広告を配信するかを決められるため、ターゲットの興味に合わせた広告配信が可能です。 一方でユーザーの本来の目的は動画コンテンツを見ることなので、広告はスキップされやすくもあります。スキップされないよう、ターゲットの興味を引き付けられる動画クリエイティブを作れるかどうかが肝になります。
規格
ストーリーズ広告は、Facebookのストーリーズに表示される広告です。 主にスマートフォンでの視聴が想定されます。 縦型のフルスクリーンで動画を流せるため、没入感があり、印象に残りやすいフォーマットです。ストーリーズ広告は、アクションを促すことが得意な広告とも言われています。
「ストーリーズで製品やサービスを見た後にどのようなアクションを実行したか?」を質問された利用者のうち、58%が【詳細情報を見るためにブランドのウェブサイトを閲覧した】と回答、半数が【製品を購入できるウェブサイトにアクセスした】と回答、31%が【店舗でチェックした】と回答しています。
規格
Facebook動画広告の課金方式は、大きく「クリック課金(CPC)」「インプレッション課金(CPM)」「ThruPay」の3種類があります。
広告がクリックされた時点で課金されます。1クリックの料金は常に変動します。 CPCは、1クリックあたりの広告単価です。
広告が表示された時に課金されます。 CPMとは、インプレッション1000件の平均コストです。 クリック課金と同じく、料金はオークション形式で決定され、常に変動します。
動画の15秒再生(15秒未満の動画の場合は視聴完了)ごとに課金されます。 広告動画をなるべく長く視聴してもらうことが目的の場合におすすめです。
Facebookをマナーモードで閲覧する人も少なくありません。 また、動画広告が自動再生される際、最初は音声がOFFになっています。 視覚的に情報が伝わるように、テキストで説明をつける等の工夫がおすすめです。
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Facebook広告の種類のよっては最大240分までの動画クリエイティブの投稿が可能ですが、長すぎると視聴完了されずに、伝えたい情報が伝わらなくなってしまいます。 10秒前後で、最後まで視聴されることを目指しましょう。
文字の量が多すぎると、タイムラインに表示された際に、嫌われる傾向があります。 また、フェイスブックは比較的フォーマルな媒体とみられているため、公式感を演出できるゴシック体や明朝体を用いると良いでしょう。
すぐにスクロールやスキップされてしまうと、動画の内容を伝えることができません。 冒頭の2秒で気を引くために、アニメーションを入れたり、興味喚起するキャッチコピーを表示させたりといった工夫がおすすめです。
以上、Facebook動画広告の規格・制作のポイントでした! Facebook動画広告を制作する際は、クリエイティブのポイントを押さえた上で、各広告フォーマットに合わせて制作することが大切です。
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記事公開日:2024.01.11