Facebook広告でCPA40%改善!提案・制作・検証まで一人で完結できる動画広告運用の裏側

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2021年1月に創業したスタートアップ企業、株式会社emology。

フランチャイズ(FC)事業を展開する企業に向けて、加盟店・代理店の募集パッケージの構築から集客の最適化、FC開発・営業力強化をワンストップで支援する同社は、FC加盟店・代理店を募集する方法の一つとして、SNS広告をはじめとしたデジタル広告の運用を行っています。なかでも、現在は、動画を活用した広告配信を強化している最中です。

今回は、株式会社emology コンサルティング事業部にて、クライアントの広告運用や、広告に関連するクリエイティブのディレクション・制作まで一貫して担当している神 泰生氏に、動画広告を強化している背景や、LetroStudio導入により得られた成果について、詳しくお話を聞きました。

株式会社emology コンサルティング事業部  神 泰生氏
株式会社emology コンサルティング事業部 神 泰生氏

動画広告を量産し、スピーディーに施策を回せる環境を求めていた

-動画での広告配信を強化された背景を教えていただけますか ?

今までは主に静止画バナーでSNS広告を配信していましたが、最近は各SNSプラットフォームが動画の配信フォーマットを強化していることもあり、静止画だけでは継続的な効果を得にくいと感じていました。

今後も成果を出し続けるためには、動画広告にもっと積極的に取り組む必要があると考えました。

-LetroStudio導入以前に、動画広告に取り組んだことはありますか?

あります。今までは、一本あたり数万円の金額感で、外部の会社に動画広告の制作を依頼していました。

インタビュー中の写真1

-動画広告のクリエイティブ制作で感じていた課題はありますか?

まず、外注する場合は、依頼から納品まで早くても2週間ほどかかってしまうため、スピードの点で課題がありました。また、SNS広告で成果を出すためには、細かい修正・調整を繰り返し、検証を重ねるプロセスが欠かせませんが、外注の場合は、少し修正をするだけでも都度お金や時間がかかってしまうため、PDCAを回しにくいという懸念もありました。

さらに、私たちの場合は「FC加盟店・代理店の募集」というニッチなニーズの動画広告を制作いただく必要があったため、外注先に100%ビジネスの強みや訴求ポイントの意図を汲み取っていただきにくく、最初の説明に工数がかかったり、思ったような制作物が出てこず差戻しが複数回発生してしまうこともありました。

-動画広告を制作する手段として、今回LetroStudioをお選びいただいた理由をお聞かせいただけますか?

動画広告の制作を外注するのではなく、制作から検証まで一貫して自社で回せるほうが効率よく成果を出せると考え、動画制作ツールの導入を検討し始めました。

また、ひと口に動画広告といっても、リッチな動画やカジュアル動画などさまざまな種類がありますが、今までの経験上、動画の質と広告の効果は必ずしも比例しないという実感があります。そのため、リッチな動画を少数作るよりは、とにかく動画を量産し、短いスパンで効果検証を重ねていけるツールが良いと考えました。

LetroStudioは、テンプレートをもとに動画を量産できる上に、柔軟な編集機能を持ち、広告の検証がしやすい特徴を持つため、導入を決定しました。

LetroStudioを導入、提案・制作・改善までコンサルが一人で完結が可能に

-実際にLetroStudioを使ってみていかがでしょうか?

操作がとにかく簡単です。今まで動画をまったく作ったことのない私でも、パワポを操作するように直感的に作業することができました。

ツールの操作が難しかったり、覚えることがたくさんあると、作業すること自体が億劫になってしまいますが、LetroStudioでは全くそれがありませんでした。むしろ楽しい感覚で、どんどん新しい動画を作りたくなります。

社内では現在5〜6人のメンバーがLetroStudioで動画を作っていますが、みんなすぐに使い慣れて、「私はこのテンプレートを使ってみた」「このアニメーションはこんな使い方ができるよ」などの会話も生まれるようになりました。

インタビュー写真

-LetroStudioでお気に入りの機能はありますか?

まず一つはテンプレートです。あまりデザインセンスに自信がない私でも、豊富なテンプレートをもとに動画を作ることができます。LetroStudioには、2週間に1回ほど新しいテンプレートが追加されるので、「今度追加されたのはどんなテンプレートなのかな、使えるものがあるかな?」と確認するのも楽しいです。

もう一つは動くスタンプ機能です。季節感があるスタンプや、動きのあるスタンプを自分たちで作るのはとても難しいですが、この機能を使えば、パワポで画像を一つ追加する感覚で設置できます。いつも社内メンバーで情報交換をしながら、さまざまなアニメーションを試しています。

<この事例で紹介されているLetroStudioの機能>

動画の活用目的や、各SNSや広告媒体ごとのトレンドにより、作るべき動画構成は大きく異なります。 LetroStudioでは1,000を超える幅広い動画テンプレートを提供している為、専門知識やノウハウ不要で目的に合致した動画を制作することが可能です。

また、動画や静止画の素材に自由に重ねて使用できる300種類以上の動くスタンプ機能を提供しています。スタンプを入れるだけで、動画が華やかになったり、見せたいポイントを明確に強調できたり、静止画を簡単な動画にしたりできると、ご利用企業様より大変好評です。

また、現在無料トライアルを実施しております。是非この機会にお試しください。

LetroStudio無料トライアルはこちら

-どのような媒体で動画広告を配信していますか?

主にFacebookとInstagramです。この先、LINE広告にも取り組む予定です。

-動画広告のクリエイティブ制作で気を付けていることやこだわりはありますか?

「ゼロから生み出そうとしない」を心がけています。

例えば、大学生が初めてパワポで資料を作るときに、いろんな色や動きを使いすぎてしまい、スライドがとんでもないことになってしまうことってありますよね(笑)。

動画制作でも同じだと思うんです。未経験の私がクリエイティビティ溢れるものをゼロから作ろうとするのではなく、まずはテンプレートを使って、そこを基本に作るように気を付けています。

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Facebook広告でCPAが40%改善!社内の育成プログラムにも導入

-LetroStudioを導入して得られた成果はありますか?

広告の数値が改善しました。

クライアント様の広告で、今までCTRがだいたい2%前後だったものが、LetroStudioで制作した動画を用いたことでCTR4%になったんです。今でも、そのクリエイティブをメインに配信を続けています。

それまでは15~30秒程度のスライドショー風の動画クリエイティブを中心にしていたのですが、LetroStudioのテンプレートを用いて、5秒程度の「静止画にシンプルな動きだけが加わった動画クリエイティブ」に変えたのが傾向としてうまくハマり、成果につながりました。それまでとまったく異なるスタイルの形式だったため、大きな気づきを得られましたし、他のクライアント様での横展開にも成功しています。

そのおかげで、なかにはFacebook広告の全体CPAが、前後比較で40%改善している例もあります。


FC加盟店募集の広告で利用したコスメ向けテンプレート

-動画制作時間に関してはいかがですか?

LetroStudioを導入したことで、動画制作にかける時間がグッと短くなりました。外注していた時は少なくとも2週間はかかりましたが、今は早ければ1本30分以内で作れます。

今は、まったく新しい動画を作る場合でも、制作時間は1時間以内にすることを目安にしているんです。短い時間でいいものが作れるので、作ることそのものには時間をかけず、まずは作って検証を回すことに時間を使うようにしています。

クリエイティブを検証するスピードも上がりました。今はデザイナーに依頼しなくても、手が空いている人が、誰でもサクッと修正作業ができます。「一つだけ言葉を変える」「少しだけ色を変える」など、「本当はもっとこうしたい」を自分たちでどんどん実現できるのが嬉しいです。

-どのくらいの本数を制作し検証を回されていますか?また、検証する際に注意しているポイントはありますか?

現在は1クライアント様あたり月に約4〜5本の動画広告を制作し、検証を回しています。

検証する際には、まだ検証していないストック用の素材を常に準備するように心がけています。LetroStudioを導入したことで、そうした「順番待ち」のクリエイティブを用意することも楽にできるようになりました。

-LetroStudioによる動画制作を社内メンバーに定着させるために、工夫したことはありますか?

私たちはスタートアップ企業なので、現在どんどん人を採用しているのですが、今は入社研修メニューの一つに「LetroStudioで動画を一本作ること」を入れているんです。

LetroStudioを使って、まずは自分の手で動画を作って広告を回し、効果検証し、自分の頭で考えてさらに改善していくというPDCAサイクルを回すことで、クライアントの運用担当者としての人材育成につなげていきたいと考えています。

実際に、LetroStudioを導入してから、何かクリエイティブを作るときに「まずは社内でやってみよう」という意識が高まったと感じており、とても良い傾向だと思っています。

インタビュー記事写真

-今後の動画活用の展望をお聞かせください。

今までは静止画を中心にSNS広告を配信してきましたが、LetroStudioの導入により、「動画」という手段を加えることができました。

また、短い時間で成果の高い広告運用ができるようになったことで、その時間を採用業務など、会社として事業を拡大していくために必要な時間に使うこともできています。

今後も、「動画広告を内製できる」という強みを軸に、クライアントへの貢献と私たちの会社のさらなる成長につなげていきたいです。

-LetroStudio導入を検討しているお客様へのアドバイスはありますか?

今までは、「制作」に関してはプロに依頼するのが間違いないと考えていましたが、LetroStudioを導入したことにより、「自分たちでもこんなに簡単に良い動画を作れるんだ」と実感できました。しかも、作業に億劫さを感じることがまったくなく、誰もが前のめりに取り組むことができます。

「新しいツールの導入がうまくいくか」と心配に思う方もいると思いますが、「まずは一旦やってみよう」とアドバイスしたいです。きっと「動画の制作って、意外と簡単なんだな」と思っていただけるはずです。

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