東芝ライフスタイル株式会社
家電製品を中心とした生活関連製品の開発から販売まで行っている東芝ライフスタイル株式会社。同社はこれまで社内で動画制作をしていましたが、制作に時間を要して拡充できない課題がありました。この度、制作工数の削減を目的にLetroStudioを導入いただきました。
- サマリー
施策背景：
- ・Web商品ページや広告運用、得意先向けの説明に動画コンテンツが重要だという認識があったが、制作に時間を要し、拡充が難しいという課題があった
- 施策内容：
- ・動画制作の効率化と品質向上を目的にLetoStudioを導入
- ・まずはECモール内の商品詳細ページに動画コンテンツを活用
- 成果：
- ・導入前後で購入率が向上し、売上が前年比で1.6倍以上に増加した商品も
- ・制作コストを抑えながらコンテンツの拡充を実現
動画の重要性が増す一方で、手間と技術の不足により直面した課題
東芝ライフスタイルは、実際に商品を手に取らなくても詳細イメージを伝えるための手段として、動画コンテンツの重要性を強く認識していました。
2023年に社内でスマートフォンを使った撮影から動画制作を始め、数ヶ月後に機材も追加し本格的に始動しましたが、手間が大きく、需要に応じた動画を制作する技術が不足していると感じていました。また外注による制作は多大な時間やコストがかかるという課題があり、効率的な制作が困難な状況でした。
ECサイトで売上1.6倍になった商品も
そこで同社は動画編集ツールの導入を検討。複数のツールを比較検討した結果、LetroStudioの柔軟な編集機能や豊富なテンプレート、充実したサポート体制に着目しました。特に、動画構成や要素の位置を柔軟に編集でき、専門的なスキルがなくても高品質な動画が制作できる点が大きな決め手となりました。さらに、複数部門や担当者での利用が可能な点も、全社的な活用を見据えた際の重要なポイントでした。
主な活用先は、ECモール内の商品詳細ページです。静止画だけでは伝えきれなかった商品の使用感や機能性を、より直感的に顧客に伝えることが可能となりました。
具体的な例として、アイロンの販売実績が挙げられます。前年比で、ページビューは約1.4倍、売上は1.6倍以上の成長を達成しました。CVR（EC商品ページ訪問者の内、購入に至った率）も約1.2倍へと向上しており、動画コンテンツの効果が明確に表れています。
専任カスタマーサクセスと一緒に見い出した"伝わる"動画構成
動画の内容は商品を使うところからお手入れまで、一連の使用動作で構成し、実際に商品を手に取らなくてもイメージしやすいよう心がけています。
編集に関しては、LetoStudioの専任カスタマーサクセス担当から適宜受けられるアドバイス・添削をもとに体裁を整え、より伝わりやすい動画となったことで成果に繋がっていると考えています。
さらに、こうした動画制作を、時間や費用をかけずに手軽に行えるようになった点も、ご評価いただいています。
今後は、まだ動画が掲載されていない約300の商品についても、順次動画コンテンツを追加していく計画です。さらに、商品詳細ページ向けの動画だけでなく、広告用やSNS掲載用の縦型動画など、様々な媒体に適した動画制作にも取り組んでいきたいと考えています。
＜東芝ライフスタイルグループ ご担当者の声＞
EC企画部 参事 松本恒典 様
Webマーケティング事業では商品の魅力をいかに伝え・知ってもらい購入していただくかが重要で、情報を伝えるには静止画よりも視覚情報の多い動画コンテンツが適していると考えております。
当初、EC企画部は動画制作に関して知識がありませんでしたが動画コンテンツを重要視し、撮影から動画編集を行う取り組みをスタートしました。動画編集はLetroStudioで行いましたが、知識がなくても直感的に分かりやすいUIでテンプレートもあり、当初からスムーズに動画制作をすることが出来ました。またサポートも充実しており動画添削や定期会を通じて事例紹介・アップデート情報ご共有などいただけますので、動画編集に関する知識は日々高まりイメージに沿って作成が出来るようになりました。
改めて多彩な機能があるので動画編集をしたことがない方から経験者まで様々なユーザーに対応をしていると感じております。
これからもLetroStudioを活用し魅力ある動画コンテンツ作成を行っていきます。
