通販企業のマーケテイング担当者として「新規顧客の獲得効率をもっと高めたい」「どのような広告クリエイティブを制作すれば、LP経由の成果が高まるだろう?」と日頃から意識して取り組んでいる方は多いはずです。
しかし、「アイデアをもっとスピーディーに実行に移したい」「人手やノウハウが足りない」といった課題もあるのではないでしょうか。
健康食品「すっぽん小町」や「boco to deco」を販売するオンラインショップ「ていねい通販」を展開する「株式会社生活総合サービス」は、このような課題をLetroStudioの導入・活用によって解決しています。
なかでも青汁「boco to deco」の動画広告クリエイティブ制作においては、LetroStudioを活用してアイデアを素早くクリエイティブに落とし込み、検証を実行できる体制を構築し、動画クリエイティブにおけるCV数を1.5倍の拡大につなげています。
今回は、株式会社生活総合サービスにて通販の新規顧客獲得、広告戦略、クリエイティブ設計などを担当する濱本 拓人 氏にインタビューし、動画広告のクリエイティブを安定的に制作できる体制、そして動画クリエイティブの検証サイクルを構築できた裏側についてお聞きしました。
ー 現在、広告用のクリエイティブ制作にLetroStudioをご活用いただいていますが、導入以前にはどのような制作体制をとられていたのか教えてください。
濵本氏:
デザイン会社様に制作を依頼していました。並行して自社でも少し制作を行ってはいましたが、静止画のみの制作で、動画クリエイティブには着手できていませんでした。
株式会社生活総合サービス 濵本 拓人 氏
ー以前のクリエイティブ制作で感じていた課題をお聞きできればと思います。
濵本氏:
数多くの記事LPを制作していますが、たとえば動画バナーなど、反響を高めるための広告クリエイティブ制作が追いつかず、継続して制作できる体制の構築に苦戦していました。各記事LPに対し、「どのようなバナーが良いだろうか?」と考えるリソースが不足していたり、アイデアが浮かんでもそれを反映させる手段が無い、動画バナーにチャレンジしたくても知見が無いことが課題でした。
記事LP制作自体はデザイン会社様に依頼していますが、あくまでLPのみの制作なので、広告用バナーに関する運用体制が構築できていない状況が続いていました。
ークリエイティブ制作サービスが数多くある中で、LetroStudioを選んだ理由や、魅力を感じたポイントを教えてください。
濵本氏:
UGCを活用したクリエイティブを作れる点(※)と、なおかつ、デザイナーでなくても簡単に動画を制作できる点がとても魅力的だと感じました。
※生活総合サービス社は、LetroStudioの姉妹サービスであるUGC活用ツール「Letro」も導入。生活者のInstagram投稿(UGC)を継続的に生成・収集し、それをLetroStudioに取り込んで広告用のクリエイティブ制作に活かしていただいています。
シンプルなUIで、研修などを受ける必要も無く、ツールに慣れていない段階でも馴染みやすかったです。
弊社としては、クリエイティブツールを使ったことがない中での導入でしたが、お試し期間があり、機能や操作感を実際に体験できたことで導入前の不安を払拭できました。
継続使用するかどうかを判断する場面で、詳しく分からないものに対して決裁をしづらいというのは、正直ありました。それを実際に自分たちで使用して、「これだったら使えるよね」「これだったらクリエイティブの制作に繋げられるよね」と納得した上で導入できたことが良かったです。
ーLetroStudioの導入によって改善されたことを教えてください。
濵本氏:
まずは、広告配信の成果に繋がりました。
動画クリエイティブの出稿・検証量は少なく月に0〜1本程度でしたが、そのような状態から、月5本程度を安定して増やすことができています。
そして、これらの動画クリエイティブによって、目標CPA以下に抑えながらも、動画クリエイティブにおけるCV数が単月で約1.5倍増加した点が一番大きな成果だと思っています。
ー成果につながったポイントをお聞かせください。
濵本氏:
静止画の「当たりコピー」と、弊社内で保有していたUGC素材を動画クリエイティブに活用しました。
UGC素材は、小さなお子様が「boco to deco」を飲んでいる様子がリアルに伝わるものです。
「当たりコピー」と、動きのある素材の日常生活感がうまく組み合わさり、さらに遷移先記事LPの訴求とクリエイティブのストーリーを関連づけることで結果に繋がったのではないかと感じています。
動画素材は社内にいくつか保有しているものの、今までは素早く活用できる体制を構築できていませんでした。しかし、LetroStudioの導入・活用によってアイデアをクイックにクリエイティブに落とし込めるようになったところがすごく大きいと思っています。
「当たりコピー」と保有していたUGC素材を組み合わせた動画例
ー広告クリエイティブ制作を進める上でLetroStudioの使い勝手はいかがでしょうか。
濵本氏:
ブランドポリシーとしてトンマナを大切にしているので、「やりたいイメージ」が具現化できることが良いと感じてます。フォント、カラー、イメージ通りに素材を配置できるか、サイズ違いを簡単に作れるかといった点が使い勝手が良く、デザイナーではない人でもスムーズに制作することができています。
ー導入時の課題は改善されていますか。
濵本氏:
保有ブランド資産をうまく動画クリエイティブに反映し、成果に繋げることができたので、「素材を持て余す」状態を改善できました。
素材を活かしつつ、記事LPの文脈に合わせて広告クリエイティブの量産・検証を実行できています。
特に、お母様やご家族向けの記事などを作っていく中では、記事内容をイメージしやすいよう、お子様の素材を活用したクリエイティブなどを作ったりして、流入元と記事の親和性を高められるようになりました。
ー LetroStudioの活用の展望を教えてください。
濵本氏:
今は、社内のメンバーが1人で使用・制作している状況ですが、今後は使えるスタッフが2人、3人となるよう体制を強化していきたいです。クリエイティブ制作量も増やしていくことで「boco to deco」全体での新規獲得件数増を目指していきたいです。
ー最後に、LetroStudioの導入を検討している方へのメッセージをお願いします。
濵本氏:
デザインを今まであまりやったことがなくても、「この商品を、このような人に届けたい」「どんなふうにアプローチすればいいだろう?」と普段から考えているブランド担当者には、ぜひ使っていただきたいと思います。「使い勝手はどうなんだろう?」という点は、心配しなくても使いやすいツールなので大丈夫です。ブランドアセットとして動画を保有しているならば、弊社も成果につながったので、ぜひチャレンジしていただきたいです。
記事公開日:2024.07.23
LetroStudioは、広告、サイト/LPコンテンツ、CRMなど、各顧客接点のクリエイティブを誰でも簡単に制作、PDCAの高速化により、成果向上に大きく貢献します。
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