株式会社Kirara Marketing
山口県の広告代理店 株式会社Kirara Marketingでは、クライアントへの納品物の制作に、また自社で保有するオウンドメディアに、LetroStudioを活用しています。
特にコロナ禍以降はデジタルマーケティング強化の重要性から、さまざまな企業で動画制作のニーズが高まりました。しかし、ノウハウやリソースがないために、自社では制作が難しいと感じている企業、あるいは、対クライアントの提案にハードルを感じている広告代理店も多く見られます。
そんな中でKirara Marketingは、カジュアル動画（SNS用ショート動画）制作を新規事業化することに成功しました。その舞台裏で、LetroStudioがどのように貢献しているのか、営業担当の加藤氏、制作担当の藤原氏にお話を伺いました。
（写真右）株式会社Kirara Marketing 制作部 デザイナー 藤原 妃美香 氏
（写真左）株式会社Kirara Marketing 営業部 加藤 史織 氏
事業の概要と、業務の役割について教えていただけますか？
加藤氏：弊社は山口県の広告代理店として、印刷物やWebサイト、採用支援情報誌など、あらゆるメディアの企画・デザイン・ディレクションをトータルで手掛けています。デザインはもちろん、写真撮影や動画制作、ホームページのコーディングまで、自社内で一貫して支援できることが特長です。私は営業部として主にメディア制作における対クライアントの窓口となり、プロジェクトの進行を行っています。その他、自社メディアの企画運営やSNSでの販売促進も担当しています。
藤原氏：私は制作部でデザインを担当しています。自社媒体の高校生向け就活情報誌「ネクスタ」の誌面デザイン制作・ディレクション、自社で運営する新卒就活ナビサイト「ハタラッコ」関連のバナー・チラシ作成などです。その他にもWebデザインからパンフレット、チラシ制作なども担当しています。
動画提案を強化した背景を教えていただけますか？
加藤氏：大きな理由としては、クライアントのニーズに対応するためです。市場変化として、動画コンテンツが主流になってきた背景もあり、SNS用の動画を作りたいというクライアントの声が増えました。それが、動画施策を強化する大きなきっかけになりました。これまでも動画制作は自社で行ってきましたが、クオリティを保ちながら、より効率的に制作ができる体制を整える必要があると考えました。
LetroStudioを導入する前はどのように動画を制作されていましたか？
藤原氏：Adobe Premiere Pro、Adobe After Effectsで制作していました。
動画のクリエイティブ制作で感じていた課題はありますか？
藤原氏：Adobe Premiere Pro、Adobe After Effectsは専門知識が必要で、制作にもそれなりに時間を要します。社内には詳しいスタッフが1人しかいなかったため、その人に作業が集中するという問題点がありました。また、クオリティの高い動画を制作できる人材を育てる難しさも感じていました。
その他、以前に別の動画制作ツールを利用していたこともありましたが、当時は正直うまくいきませんでした。理由としては、コロナ禍以前は動画に対する需要がそれほど高くなく、提案しても検討期間が長くかかり、タイミングが合わなかったことが大きな要因かと思います。また、当時利用していたツールの仕様として、デザインを自由に反映することが困難だったため、オリジナル性の高い動画を作ろうとすると、うまく表現できなかったという側面もありました。
実際にLetroStudioを使ってみていかがでしょうか？
藤原氏：難しい操作がなく、PowerPointのような操作感で、とても使いやすい印象でした。感覚的に操作が出来るので、制作に慣れていない営業スタッフでも、動画内の軽微な文字修正などが簡単にできます。また、スタンプをはじめとするエフェクトの種類が豊富なので、動画がどこか物足りないときなどにたくさん活用させていただいています。あと、個人的に使っていて楽しいのは、テキストに動きを付けられるところです。一文字一文字テキストが動きながら出てくるアニメーションは、動画のクオリティが一気に上がって見えるので、楽しみながらよく使っています。
「SNS用ショート動画制作」をメニュー化するにあたり、どのように提案を開始されたのでしょうか？
加藤氏：まずは既存顧客向けに「無料お試しキャンペーン」を2ヶ月間、20社限定で提供するところからスタートしました。具体的には、まずは自社で制作したサンプル動画をYouTubeに公開し、そのQRコードを載せたチラシを既存のお客様へ郵送しました。弊社が動画を制作できることをご存じでないお客様も、今回のチラシで「動画制作ができるんだ」と知っていただく機会が得られました。そこからお問い合わせをいただき、無料でまずは1本制作し、その後納品した動画の内容にご満足いただき、有償化のご契約にもつなげられています。
メニューとしては、1本あたりで料金が発生する「単発コース」と、月に3〜5本制作の「サブスクコース」という2つのコースで展開中ですが、この「SNSショート動画制作」事業は既に弊社の大きな武器になっています。
既存顧客向けに配布した「SNS用ショート動画制作 無料お試しキャンペーン」をお知らせするチラシ
動画の内容はどのように決められていますか？
動画の内容を決める際には、Excel形式の「動画制作シート」をケースに応じて利用しています。動画内テキストや秒数など、細かい確認・共有をお客様と行い、事前にイメージのすり合わせをしています。
また、LetroStudioの機能やサポートも、この「SNSショート動画制作」の営業活動を展開する上で、大いに助けになっています。
対面営業の際には、その場でお客様と一緒にLetroStudioの管理画面を見ます。動画テンプレートを「不動産業」「人材・採用」といった業種やジャンルで絞り込んで提案できるので、お客様も選びやすく、意思決定がスムーズになります。また、定期的にLetroStudioの専任サポートから共有される業界動向資料といった細かなナレッジ・ノウハウも営業活動に役立てています。
LetroStudioで作成した動画について、お客様からの反応はいかがですか？
加藤氏：サンプル動画の種類がすごく豊富で、サイズも選べるので「SNSに特化した提案をもらえる」と、喜んでいただいています。一例として不動産会社様で、Instagramストーリーズ用の縦長フォーマットに沿って動画を作成したケースがあります。ストーリーズ動画で「ここまでクオリティが高いものはなかなか作れない」「SNSで活用がしやすい」といった反応がありました。「しっかりと商品が生かされたデザインを提案してもらえるので、すごく良い」とご満足いただいています。
LetroStudio導入による、制作時間の削減効果はいかがですか？
藤原氏：LetroStudioを使用する場合、大変スピーディーです。LetroStudioの直感的な操作のおかげで、実際に動画制作に対して手を動かせる人数が増えたことも、全体の効率アップに寄与しています。若手メンバーや入社して間もないスタッフでも、比較的簡単かつ短時間で動画制作ができますので、習得コストを抑えつつ、社内の人材育成・能力開拓にも成功し、大きな成果が得られています。
動画施策における今後の展望をお聞かせいただけますか？
加藤氏：「これから動画広告の運用を始めたいけれど、自社では制作が難しい」というクライアントのニーズに柔軟かつスピーディーに対応すべく、今後も引き続きLetroStudioを活用しながら「SNSショート動画制作」の販売促進・集客サポートを行っていきたいです。
最後に、LetroStudio導入を検討しているお客様へのアドバイスをお願いします。
藤原氏：感覚的に操作できるので、「動画制作に慣れていない」「うまく動画を作れない」といった方でも簡単に動画を作成することができます。スタンプやアニメーションなど、エフェクトツールがたくさん盛り込まれていて、クオリティの高い動画も作れるのでとても便利です。
サポート体制としても、勉強会や月一回の定例ミーティングを通して専任担当の方に相談もしやすい環境ですので、安心して活用をおすすめしたいです。
また、現在無料トライアルを実施中です。
是非実際にLetroStudioの管理画面を触って、動画を作成してみてください！
記事公開日：2021.11.19
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