店頭サイネージ用の動画を量産。人通りの多い街中で目を留めてもらうための工夫とは?|コスミック流通産業株式会社

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コスミック流通産業株式会社-ogp

東京・大阪・福岡で全17店舗を展開する金券・チケットショップの「Jマーケット」や、外貨両替店舗を運営するコスミック流通産業株式会社。同社は現在、LetroStudioを活用して各店舗の集客を目的とした店頭サイネージ用動画を量産しています。

今回は、経営企画部門の堀内敬史氏、営業部エリアマネージャーの森 剛宣氏、齋藤 竜介氏に、LetroStudio導入の背景や、動画の量産にあたって工夫しているポイントを伺いました。

人通りの多い街中で目を留めてもらうために、店頭サイネージ用動画の導入をスタート

ー皆さまの業務内容とLetroStudioへの関わり方を教えてください。

堀内氏:私は経営企画部門で主に全社のマーケティングを統括しています。既存領域をどうスケールさせるかに加えて、中長期的な観点で新規事業領域の開発も担当しています。今回は、年間のマーケティング施策を選ぶ中で、私がLetroStudio導入を判断しました。

森氏:営業部に所属しており、新宿店、品川店、立川店を統括しています。加えて全店での売上向上につなげる販促施策も管理しており、LetroStudioを使って動画の制作も担当しています。

齋藤氏:森さんと同じく営業部に所属して横浜地区の3店舗を統括しており、LetroStudioを使って動画の制作も行っています。最近は、各店舗が運営しているSNSアカウントを横断して見る役割も担っています。

堀内氏
コスミック流通産業株式会社 経営企画部門 堀内 敬史氏

ーこの度、店頭サイネージ用の動画制作をスタートした背景を教えてください。

森氏:これまでも店頭にディスプレイを置いていましたが、POPと同じように静止画を表示させるような使い方しか出来ておらず、集客力の点で課題感を持っていました。

また、POPやディスプレイに出す内容が同業他社を含めてどうしても似たり寄ったりになってしまい、差別化が難しいと感じていました。さらに、各店舗で素材を用意するため、お店のスタッフによってクオリティに差が出てしまうことも課題でした。

堀内氏:弊社の店舗は人通りが多い地下街にあります。前を通るユーザーの目をいかに引くことができるか、ここに「Jマーケット」というお店があることをアピールして立ち止まっていただけるかが重要です。

年間のマーケティング施策を考える中で、改めて店頭での集客に力を入れる必要があると判断し、LetroStudioを導入して店頭サイネージ用の動画を制作する取り組みをスタートしました。

森氏
コスミック流通産業株式会社 営業部 エリアマネージャー 森 剛宣氏

初心者でも簡単!業務のスキマ時間を利用して、楽しくコツコツ動画を制作

ー店頭サイネージ用の動画制作にあたり、なぜ専門の会社に外注せずLetroStudioを導入して自社で制作することにしたのですか?

堀内氏:弊社には、もともと「自分たちでやれることは自分たちでやる」という社風があります。薄利多売の商売ですし、これまでも店舗で何か新しい施策をやろうとなったら、お店のスタッフが自分で考えるのが当たり前でした。そのため、今回の店頭サイネージ用の動画の制作も、自然な流れで自分たちで行う前提で検討を進めました。

ーとは言え、自分たちで動画制作をするのは初めての経験だったと思いますが、開始するにあたって不安なことはありませんでしたか?

堀内氏:実際に現場で動画を制作する森さん、斎藤さんは、数店舗を統括する立場ですし、動画の制作は通常業務にプラスαでやっていただく仕事になります。そのためには、二人に「なぜやるのか」の目的と必要性を十分に理解いただく必要があります。

最初はプラスαの工数が負担にならないか心配でしたが、幸い二人には早くから目的と必要性の理解をして頂き、自ら積極的に進めて頂いたおかげで大変助かりました。

齋藤氏:目的と必要性は理解していたものの、実際の動画の制作は、編集して音楽を付けて…といった専門的な知識がないと出来ないものだと思っていたので、最初は「本当に自分たちでできるのだろうか?」という不安もありました。もともとパソコンが得意ではないですし、今まで業務でもパワーポイントやエクセル、ワードくらいしか使ってきませんでしたから。

齋藤氏
コスミック流通産業株式会社 営業部 エリアマネージャー 齋藤 竜介氏

ー実際にLetroStudioを使って動画を制作してみた感想をお聞かせください。

齋藤氏:実際に触ってみたらとても簡単で、初心者でパソコンが苦手な自分でも作れるんだと驚きでした。

森氏:最初LetroStudioに慣れるまでは「パワポでも作れそうな動画」しか作れなかったのですが、スピードを調整したりアニメーションなどを差し込んだりなどのテクニックを習得する中で、だんだん動画としての見せ方が分かるようになってきました。テンプレもたくさん用意されていますので、「このチケットならこういうイメージがいいかな」等の具体的なアイデアが沸いてくるようになりました。

堀内氏:LetroStudioの専任担当者が付いてマンツーマンでサポートいただけるのも有難いです。動画の構成にさまざまなアドバイスをいただけるのに加えて、二人のモチベーション継続の観点でも助かっています。

ー現在、LetroStudioを使って店頭サイネージ用動画を量産していただいていますが、動画の制作が継続できている理由を教えていただけますか?

森氏:1日10分~20分作っては保存してまた再開する…といった具合に、業務のスキマ時間を見つけて少しずつ作ることで、業務と上手く両立できています。LetroStudioに素材も保存しておけるので、一気に制作する必要がありません。

齋藤氏:弊社は「夏はレジャー券」「秋は読書の秋=図書カード」など季節商材が多いので、その予定にあわせて少しずつ作り貯めています。LetroStudio担当の方にフィードバックをいただきながら、楽しく取り組めているのも大きいですね。

ー人通りの多い街中でも目に留めてもらうために、動画制作時に気を付けていることはありますか?

森氏:動画の構成やビジュアルに加えて、ユーザーの興味を引くキャッチコピーを添えることを大切にしています。本を読むことが好きなので、本の帯からヒントを得たりしていますね。思わず中身が気になってしまうコピーを先に考えて、それにあわせて動画の構成を考えるようにしています。

齋藤氏:ユーザー目線を忘れないように気を付けています。自己満足にならないように、第三者目線で思わず目で追ってしまうようなキャッチコピーやデザインにすることが大切だと思っています。

SNSにも動画を活用。今までにないアプローチでユーザーに新鮮な楽しみを

ーLetroStudioを導入して良かったことや、これから取り組んでみたいことを教えてください。

堀内氏:LetroStudio導入により、業界の中でいち早くサイネージ動画をスタートすることができました。他の金券ショップを見渡してみても恐らくこのような取り組みをしている企業はありません。ユーザーに対して、とても新鮮なアプローチができていると思います。

まだまだ金券ショップにふらっと立ち寄るのは敷居が高いと思っている方も多いと思います。今後もっと面白い仕掛けを取り入れることで、弊社の店頭動画を楽しみにしてくださる方が増えて、結果として弊社をご利用いただけるお客様も増えたら良いなと考えています。

弊社のこうした取り組みが業界のスタンダードとして他社に真似されるくらいにしていけたら理想ですね。

齋藤氏:店頭動画だけでなく、SNSにもより有効活用していきたいです。SNSを攻略できれば、お客様の数も無限に広がります。そこを活性化させるために、タイムラインで目を引く動画は必須になると思います。

森氏:3秒や5秒といった短い時間の中で、いかに面白くユーザーに楽しんでもらえる要素を入れるかが腕の見せどころだと思っています。「Jマーケットがこんな動画を上げてるんだ!」と話題にしてもらえて、オンラインストアや近くの店舗に誘導できる流れを作っていきたいです。

集合写真

ー最後に、これからLetroStudio導入を検討されている方へアドバイスをお願いします。

森氏:LetroStudioは、パソコン自体に苦手意識がある方でも簡単に取り組めるところが魅力です。また、通常こうしたサービスではメールだけのやりとりになることが多いですが、LetroStudioさんの場合は担当の方がマンツーマンでついてくださり、一つ一つ丁寧にフォローしていただけるので安心して取り組むことができます。

齋藤氏:もともとデザインの知識がない私でも、今はとても楽しみながら動画を作れています。やる気さえあれば何でもできますから、初めての方もぜひチャレンジしてほしいです。

堀内氏:機能面だけでなく、手厚いサポートが魅力のサービスだと思います。LetroStudio担当者と一緒に、楽しんで動画マーケティングに取り組まれることをお勧めします。