「株式会社これから」は、売上アップに特化した自社ネットショップ制作からコンサルティング・Webマーケティングまで一気通貫で展開し、創業から10年間でのべ12,000社以上のEC事業者への支援実績を持つ会社です。
その中でも現在、同社が注力しているのが「縦長動画」を活用した広告運用です。Pangle広告に関しては、ゼロから取り組みをスタートして、わずか2ヶ月で出稿金額が1,000万円を超えるという驚くべき事業成長を遂げています。
短い期間の中で、どのようにしてこれほどまでに大きな成果を出せたのでしょうか?
同社コンサルタントにお話を伺いました。
ーEC系クライアントに対して広告制作・運用・コンサルティングなどフルサポートを提供される中で、動画広告への取り組みを強化された背景からお伺いできますか。
昨今、一媒体だけでCV獲得を狙うことが難しくなってきています。弊社は従来、Facebook広告に強みを持ち、それを横展開してLINE広告にも対応してきました。
さらなる拡大を図るとなると、やはりトレンドである動画広告に取り組む必要があります。その中でも特に「CPAを抑えつつ拡大を望める領域」として、TikTok、Pangle、YouTubeショートなど「縦型動画」を活用した広告への取り組みを強化し始めました。
ーLetroStudio導入前は、どのように動画制作に取り組まれていたのですか?
簡易的に動画編集ができるスマートフォン向けアプリを複数種類同時に使っていました。その他にも一時期、テンプレートをベースに動画制作できるツールを使っていたこともあります。
ーそれらのツールを使われる中で、困っていた点はありましたか?
「当たりクリエイティブ」の編集ファイルの共有ができず、ゼロからの作り直しになってしまうため、制作の効率性が悪いことが課題でした。フォーマットを流用してクイックに横展開することで、スピードを改善したいと考えていました。
そして、情報・ナレッジの属人化も組織運営上の大きな課題でした。「当たりクリエイティブ」を共有しても、メンバー各人によって少しずつ異なるニュアンスでポイントを汲み取られていました。
手元のスマホアプリでは操作がしづらい点にも困っていました。アプリの仕様上、素材と読み上げ音声のタイミングを合わせる微調整が難しく、複数のアプリやツールをまたいで制作していたため、1本の制作に2時間ほど要していました。
株式会社これから コンサルタント
ー組織全体でクライアント様を支援する中で、簡易動画編集アプリでは限界を感じられていたんですね。LetroStudio導入の決め手や、実際に使ってみられて利便性はいかがですか?
LetroStudio導入の決め手は「制作・編集のしやすさ」「トレンドのテンプレートを活用できる」の2点でした。
実際に使ってみて、本当に簡単に動画が作れるなと感じています。TikTok広告やPangle広告に使える縦型動画のテンプレートも多数用意されています。それによって、デザイナー職ではない広告運用者でも、良質な広告クリエイティブを素早く制作することが可能になりました。
また、LetroStudioでは、コピーするだけで「当たりクリエイティブ」を簡単に横展開できます。組織全体での制作効率の改善とノウハウ共有を同時に実現できています。
各案件・商材でフォルダ分けをして、画像・動画などの素材をアップロードできる点も非常に便利です。他ツールでは、アップロード素材が全部バラバラに格納されてしまって…どこに何を入れたのかを後から探すのが大変で、手間が掛かってしまいます。
BGM素材も既に数多く搭載されているので、手早く選べて良いですね。テキスト読み上げ機能もたくさん使わせていただいていて、簡単なナレーション挿入も手軽にできます。以前のように複数アプリをまたいで調整する必要がなくなりました。
ー動画制作の効率性は、具体的にどれくらい改善されましたか?
以前は縦長動画の制作に1本あたり2時間かかっていたところ、現在は30分で作成できるようになりました。制作時間は1/4に削減できています。
それに伴って制作本数も、確実に増加しています。以前は月に数本といったペースの時期もありましたが、現在は1クライアントあたりの月の動画出稿本数も4倍(10→40本)に増加しました。
ーLetroStudioを導入して得られた定量的な成果を教えてください。
美容系商材で、Pangle広告のCPAが2分の1に改善しました。実はPangleへの取り組みは新規事業として始めたばかりなのですが、「0→1」で立ち上げてからわずか2ヶ月で単月の出稿金額を1,000万円超まで伸ばすことができています。また、副次的にFacebookでCPA・CVRともに200%以上の成果改善にもつながり、新しい武器を手に入れることができました。クライアント様にも成果について嬉しいお声を多数いただいております 。
▲LetroStudioが提供する動画テンプレートの一例
ーわずか2ヶ月でここまで大きな成果を出せた要因は何だと思いますか?
一つは媒体の爆発性です。既存媒体だけではなく、Pangleという新しい縦型動画の媒体にチャレンジしたことで、非常に大きな手応えを得ることができました。
そして、LetroStudioにより縦長動画でも高サイクルに検証できるようになったことが、成果向上の後押しになっています。過去に類を見ないほどのスピード感で、新しい弊社の強みを確立させることができました。
専任担当者によるサポートや、媒体のトレンド情報がまとめられている「月刊LetroStudio」の存在も大きいです。
「月刊LetroStudio」は弊社の中でとても人気のコンテンツになっているんです。「この構成にすれば、外すことはない」「一旦この通りに、勝ち要素を押さえて作ってみよう」といった感じで、静止画・動画いずれにおいてもトレンドの参考にしています。
広告の運用担当からクリエイティブ制作担当に対して「こういう構成に…」と指示出しをしても、どこかイメージを掴みきれない、共通認識を持ちにくいような時にも便利ですね。
月刊LetroStudioのサンプル(上記は2022年10月号の表紙)。月替わりで、Instagram、Facebook、LINE、YDA、TikTokなど各媒体の直近のトレンド情報とトレンドを踏まえたLetroStudioのおすすめテンプレートを紹介している。
ー動画クリエイティブ制作で気をつけていることを教えてください。
「スピード感」「効率性」「量産」を重視しつつ、視聴者のペルソナ設定をした上で、台本からしっかり作り込むことを大事にしています。動画の構成をどうするかで、成果が大きく左右されると考えているためです。LetroStudioのテンプレートをベースに、どのような素材とテキストをどういうストーリーで見せるかを考えています。
素材の撮影に関しても、実際にその商品がペルソナの日常生活に溶け込んでいる場面を伝えることが重要だと思っています。制作メンバーが実際に自宅で撮影する…ということもよくやっています。
ー最後に、LetroStudioの導入を検討されている企業様に向けて、アドバイスをお願いします。
動画を作ったことがない人でも、テンプレートを使って簡単に制作ができますし、自分でテンプレートのカスタマイズもできます。
また、LetroStudioはプロダクトのアップデートが速いことも魅力的です。今後もさらに使いやすいツールになっていくことを期待しています。
操作自体は、非常に簡単です。でも、優秀な武器を持っていても使う側も工夫をしていかなくてはなりません。組織作り、制作フローなども同時に整えることで、大きな成果を得られるのではないかと思います。
LetroStudioは、「導入して終わり」ではなく、その後のプロダクトアップデートが透明化されていると感じます。「これからもっと良くなっていくだろう」と実感できるのが心強いですし、媒体や市場トレンドに対するキャッチアップの速度がとても速いです。
今回はLetroStudioの後押しもあって、Pangleという弊社にとって新たな強みの開拓に成功しました。今後もLetroStudioと一緒にTikTokなどの攻略を進め、大きな可能性がある「縦型動画」を弊社の揺るがない強みにしていきたいです。
記事公開日:2022.12.16
LetroStudioは「パワポ感覚×柔軟な制作機能」「媒体別の勝ちトレンドを反映した1000以上のテンプレート」と「広告×SNSに精通した専任コンサルタントの1to1支援」が特長の動画制作ツールです。
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