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検証スピードが7分の1に!メンズスキンケアブランド「BULK HOMME」が動画広告の内製化で得た成果

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2013年からメンズスキンケアブランドを展開しているバルクオム。公式オンラインストアをはじめ、Amazon・楽天などモール経由の通販、日本全国各地に向けた卸売販売、さらには海外進出も果たすなど、精力的に販路を拡大している最中です。

そんなバルクオムでは、Web上での新規顧客獲得施策として動画広告に力を入れています。

今回は、Web上での新規顧客獲得をミッションに広告運用や制作、ディレクションをご担当されている菊池氏、梅澤氏にお話を伺いました。

株式会社バルクオム Domestic SBU/Digital Marketing Division 菊池氏梅澤氏
(写真右)株式会社バルクオム Domestic SBU/Digital Marketing Division 菊池 魁 氏
(写真左)株式会社バルクオム Domestic SBU/Digital Marketing Division 梅澤 陵太 氏

施策をスピーディーに実行・検証できる環境を求めていた

動画での広告配信を強化された背景を教えていただけますか ?

インタビュー写真2

梅澤氏: 直近でやはり“動画ブーム”を感じています。今まで弊社はYouTubeに注力していましたが、今はTikTokがメディアとして力をつけてきています。さらに、FacebookでもLINEでも、やはり動画フォーマットが増えてきました。より訴求力の高い動画施策が新規顧客獲得に効果的だと考えて、動画を強化しているところです。

菊池氏: 弊社の場合、「定期コース」「全額返金保証」などお客様にしっかり理解していただくべきポイントがあります。静止画では伝えたい訴求ポイントを盛り込もうとすると、似たような構図になってしまったりと、情報量の部分で限界を感じていました。一方、動画は情報を伝えやすく、表現の幅も広げやすいと感じます。ストーリー性を付け加えたりして深みも出せます。そこでやはり、動画広告が注力施策になってきています。

LetroStudioを導入する前はどのように動画広告を制作していたのですか?

菊池氏: 以前は、それほど高頻度で作っていたわけではありませんでした。例えばTikTokに知見を持つ動画制作会社さんに「1本数万円×15秒動画×5本」などでお願いして、納期は1〜2週間、といった形で進めていました。

動画広告のクリエイティブ制作で感じていた課題はありますか?

菊池氏: ディレクションシートなどで、動画の要点を細かく指示したり、修正したりするのが結構手間、というのはありました。そして、「今日、新施策に取り組みたい!」と思ったとしても、外注だとどうしても納期が結果的に1〜2週間ぐらい先になってきます。それによって検証スピードが落ちるというのは、課題として感じていました。

梅澤氏: 弊社では施策のスピード感を重視しています。「すぐ実行して検証する」という環境が必要だったので、LetroStudioを導入することになりました。

LetroStudioはチームメンバー全員がコミットできるツール

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実際にLetroStudioを使ってみていかがでしょうか?

菊池氏:操作がシンプルで、すごく使いやすいですね。一番良かった点は、チームメンバー全員がちゃんとコミットできるツールというところです。今までは私と梅澤が中心で手を動かしていましたが、そこへ他のメンバーも加わり、アウトプットされるクリエイティブの量が増えました。そこがすごく良かったです。

梅澤氏:今まで動画制作をしたことがない、クリエイティブ作業をしたことがない人でも使えて、分かりやすいUIである点はすごく大事だと感じています。それで実作業に当たることができる人が増えるのは、すごいことだと思います。また、チーム内で皆が共通のツールを使うことで、会話の中でも認識が合いやすくなりました。

テンプレートを活用しているメンバーも多いですね。テンプレートがあることで、まずは何か動画を作ってみることができる、というのは制作のハードルが下がる意味でとても大きいです。

菊池氏: BGMも種類が豊富でありがたいです。TikTokではBGM次第で結果が変わってくる側面もあるのですが、フリー楽曲から探してくるとなると、バリエーションが膨大すぎて絞り込みが大変です。一方、LetroStudioではちょうどいいボリューム感なので選びやすいです。

どのような媒体で配信されていますか?

菊池氏: 現在はTikTok、Facebook、Instagram、LINE、YouTubeと媒体を網羅し、すべての販売チャネルにLetroStudioで制作した動画広告を配信しています。動画に強い媒体が今後また新たに出てきたら、どんどんチャレンジしていくつもりです。動画広告だけでなく、広告遷移先の記事LPにもLetroStudioで制作した静止画バナーやGIF動画を掲載しています。

動画広告のクリエイティブ制作で気を付けていることやこだわりはありますか?

梅澤氏: 弊社の場合、テキストで何か訴求テロップを出した方が結果が良いです。特にLINEは視認性がとても大事なので、冒頭から、メイン訴求ポイントの視認性を意識していますね。

菊池氏: スキンケア製品とは実際に体験してもらって良さが伝わる製品だと思うので、使用感をイメージしていただきやすいよう、HOW TOや、実際に泡立てているところ、洗顔するシーン、化粧水をつけているシーンなどは積極的に入れるようにしています。

制作コストを月10万円以上削減、検証スピードは7分の1に!

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LetroStudioで改善されたことはありますか?

菊池氏: SNS広告は摩耗が激しいといった課題があります。しかしLetroStudioの導入によってたくさんの本数を作れるようになり、配信量を担保しやすくなったことで新規顧客獲得に対する貢献は大いにあります。

あとは、チームメンバー皆がコミットできるようになったので、高速でPDCAを回しやすくなった側面もかなり大きいです。「こんな訴求ポイントで出したらどうだろう?」と思ったものを、その日のうちに作って入稿し、世に出して検証できます。マーケターとしてストレスなく取り組めることが大きなメリットだと思います。これまで外注で、思いついてから納品まで1週間掛かっていたものが、その日のうちにできるようになった、と考えると、検証スピードは1/7に短縮できました。

コスト面では、例えばTikTokの10秒動画であれば外注すると安くても2〜3万円です。スピード感を持ってPDCAを回すとなると月10本では足りないので、少なくとも月10万円以上はコスト削減できている計算になります。

どのくらいの本数を制作し検証を回されていますか?また、検証される際に注意したポイントはありますか?

菊池氏: 一番多いときで、メンバー1人あたり週10本は作っています。チーム全体で考えれば、月に100本作った月もあります。その100本も、3日で検証し終わるぐらいのペースで取り組んでいます。検証期間も、1日、あるいは数時間で切ってしまうものも結構あります。その中でテロップの色やBGMを変えるなど、細かい部分の検証にも取り組んでいます。この細かな検証は、LetroStudio導入のお陰で取り組みを強化できるようになりました。

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LetroStudio導入を検討しているお客様へのアドバイスはありますか?

梅澤氏:「動画を作ったことないけど、使いこなせるかな?」という答えに対しては、「使えるので安心してください」です。最初はサポートも入ってもらえて、テンプレートもあるので、すぐに作れます。制作スピードに関しても、慣れれば直感的に作れる量がどんどん増えてくるので、全体で見れば制作コストを下げられるのではと思います。

あとは、例えば一部だけパーツを作るような、クリエイティブツールの一つとしても使えます。すごく凝ったクリエイティブ制作の場合、制作会社とやりとりする場面もあるかと思います。それを更に、自分の手元でちょっと改修したい、つなぎ合わせたいとか、動画広告以外にもフレーム、素材、バナー、LP素材を作るとか、そういった編集ツールとしての使い方もあると感じています。

菊池氏: 「普段動画編集を全くしない方でもすぐに使える」という部分は、大いに安心していただいて良いと私も思っています。

実際にこれまで、制作・クリエイティブ作業にあまり携わってこなかった方がLetroStudioを使うことによって、実際にクリエイターの視点や、どこに工数を使っているのか理解できるようになります。今後、発注側の人間として何かディレクションする場面でも、よりクリティカルな提案ができるようになります。弊社のチームメンバーの中で今まで動画制作をしたことがなかった人でも、実際にLetroStudioを触ってみることで制作側の視点を深く理解できるようになりました。引き続きお付き合いのある外部制作会社にディレクションを行う場合にも、一辺倒な表現に陥らなくなって、レベルアップしたと感じています。

LetroStudioは、何かを表現するためのパーツがあらかじめ集まっているツールです。その中で作業をすることによって、例えば「動画内にスタンプを入れるとき、スワイプアップのような動きをつけた方がいいんだな」とか「光の枠などをつけると、ちょっとおしゃれになるんだな」など、細かい、より具体的なこだわりに目が行くようになってきます。動画担当者としてレベルが一つ上がる、というのは実際に導入してみてすごく感じました。

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