ページ滞在時間が最大128%改善。アイダ設計が「物件紹介動画」に秘める狙いとは?

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ページ滞在時間が最大128%改善。アイダ設計が「物件紹介動画」に秘める狙いとは?_OGP

全国に90店舗もの支店・営業所を構え、分譲住宅・注文住宅の設計から建設、販売までを一貫して提供する大手ハウスメーカー、株式会社アイダ設計。

現在、同社はWEBサイト上の物件紹介ページに動画を取り入れることで、サイト流入者のページ滞在時間をのばし、分譲住宅や注文住宅の資料請求・来場予約などの問い合わせ増加につなげる取り組みを強化しています。

今回は、株式会社アイダ設計 販売推進部 WEBマーケティング課の鈴木 賢一氏と大河原 慶氏に、動画の活用を強化した背景や、社内で動画活用を推進するにあたって工夫していることについて、お話を聞きました。

問い合わせ数増加を目的に、WEBサイトの物件紹介ページに動画を掲載

鈴木さん、大河原さんの所属部署と担当業務について教えてください。

鈴木氏:私たちは販売促進部WEBマーケティング課に所属しており、資料請求や来場予約など、分譲住宅・注文住宅に対するWEB経由のお問い合わせを獲得することをミッションにしています。

現在、世の中の流れとして、お客様一人当たりが物件に対して問い合わせをする件数が減ってきている中で、いかに質の高いお問い合わせを獲得するかが肝になってきています。

インタビュー写真1
株式会社アイダ設計 販売推進部 WEBマーケティング課 課長 鈴木 賢一氏

質の高いお問い合わせを増やすために、現在注力されている施策は何ですか?

鈴木氏:当社の分譲住宅ブランド「いろどりアイタウン」の良さを多くの方に知っていただくこと、暮らしたいと思っていただくための施策の一つとして、物件紹介動画を制作し、自社WEBサイトや公式YouTubeアカウントに掲載する取り組みに注力しています。

物件を動画で紹介することで、サイトに訪れていただいた方の滞在時間をのばし、物件への興味を喚起し、理解を促進して、より質の高いお問い合わせにつなげることを目指しています。

質の高いお問い合わせを獲得する手段として、なぜ「動画」を選ばれたのでしょうか?

鈴木氏:文字情報や画像よりも、動画の方がより物件の魅力が伝えられると考えたからです。

文字や画像だと、情報を見るそれぞれの方がご自身で解釈する部分が多いと思うのですが、動画であれば現場の雰囲気をそのままお伝えすることができます。

また、例えばBGMにポップな音楽を入れるのか、壮大な音楽を入れるのかなどによって物件への印象が変わるように、動画であれば、より当社が目指す「いろどりアイタウン」のブランディングにつなげやすく、お客様の「住んでみたいな」という気持ちを喚起できるのではないかと考えました。

コロナ禍により、ご自宅にいながらでも、物件について知ることができる需要が高まっていることも背景にありました。

アイダ設計の分譲住宅ブランド「いろどりアイタウン」の物件を紹介する動画の一例。短い時間の中で、この物件でお勧めできる複数のポイントを分かりやすく伝えている。

LetroStudioを導入、物件紹介動画の量産が可能に

今回、物件紹介動画の制作にLetroStudioを導入いただきましたが、それ以前はどのように動画を制作していたのですか?

大河原氏:一部の注力現場に対してのみ、自社でAdobe Premiere Proを利用、もしくは代理店や制作会社さんへの外注で、動画を制作していました。

当社には、デザイン関連のソフトを触れる人間はおりますが、デザイン業務のみを行っているわけではないため、内製するには人手が足りません。また外注するとどうしてもコストがかさんでしまうため、動画を導入してプロモーションできるのは、販売棟数が多い大型の注力現場に限られていました。

インタビュー写真2
株式会社アイダ設計 販売推進部 WEBマーケティング課 大河原慶氏

LetroStudioを導入後は、どのような変化がありましたか?

大河原氏:今までデザインのソフトを触ったことがない者も含めて、部署内の複数名で動画を制作できるようになりました。

一本あたりの動画を制作する人手もコストも削減されたので、今までは導入できていなかった規模の小さな現場に対しても動画を制作できるようになっています。

社内で動画を量産する体制を作るために、工夫したことはありますか?

大河原氏:みんなで定常的に動画を作れる状態にするために、社内向けのマニュアルを作成し、使い方をレクチャーする機会を設けました。

LetroStudio導入当初から、誰か一人ではなく、組織のみんなで動画を使える状態にしたいと思っていたんです。そのためには、誰が見ても分かりやすいマニュアルが必要だと考えました。

マニュアルには、どのようなことが書かれているのでしょうか?

大河原氏:LetroStudio管理画面内のフォルダの分け方など、複数名で統一して使うためのルールを記載しています。

また、複数の物件で使いまわせるように、テンプレートもあらかじめ数種類用意しているんです。同じテンプレートを使用する場合でも、「物件名は必ず変更」「色は必要に応じて変更」など、物件によって最適な動画を作れるように工夫しています。

誰でも分かりやすい操作性と、編集の幅の広さが魅力

実際にLetroStudioを使ってみての感想をお聞かせください。

大河原氏:まず、「簡単に動画が作れるな」と感じたのが最初の印象です。パワーポイントのようなUIで、直感的に操作できると感じました。

インタビュー写真3

編集の幅が広いことも魅力です。LetroStudioでは、色味やシーンの数、テキストを置く場所などを、簡単にストレスなく調整できます。

当社の場合、物件によって見せたい写真の数が違いますし、写真の角度によってテキストを置く場所を変えたいなどのニーズがあります。LetroStudioは、テンプレートをベースにしながらも柔軟に編集でき、オリジナリティのある動画を制作できる点がとても良いと思っています。

さらに、動画そのものや動画のシーンをコピーできるため、必要な部分を変えるだけで他の物件の動画が制作できる点も使いやすいです。

<この事例で紹介されているLetroStudioの機能:「自由度の高い編集機能」>

動画のシーンの数や長さや順番、エフェクト、テキスト、CTAなどの全ての要素を柔軟に編集できます。
ツールを使う中で「ここは動かせない」「追加できない」「消せない」など、思い通りに作れないストレスがなくスムーズに制作が可能です。

LetroStudio機能の詳細を見る

LetroStudioの中で特にお気に入りの機能はありますか?

大河原氏:スタンプ機能が使いやすいですね。

当社は、全国に90店舗を展開しており、現地の営業さんが、広告やWEBサイトの素材に使える写真を撮ってきてくれるんです。ですので、写真素材はたくさんあるんですが、一方で動画素材はなかなかないという悩みがあります。

現在は、たくさんある静止画の写真素材にLetroStudioのスタンプを載せることで、動きのある動画素材を用意できるようになりました。動きのある素材の方が見ていて飽きないですし、実際に再生完了率が高い傾向にあることが分かっているので、助かっています。

スタンプ機能を積極的に活用。静止画に動きを加えることで、より最後まで見てもらいやすい動画に仕上げている。

<この事例で紹介されているLetroStudioの機能:「動くスタンプ機能」>

動画や静止画の素材に自由に重ねて使用できる300種類以上の動くスタンプ機能を提供しています。スタンプを入れるだけで、動画が華やかになったり、見せたいポイントを明確に強調できたり、静止画を簡単な動画にしたりできると、ご利用企業様より大変好評です。

LetroStudio機能の詳細を見る

動画掲載により、ページ滞在時間が最大128%改善

動画を活用することで得られた成果を教えてください。

大河原氏:まだ全てのページにおいて成果が見られているわけではないのですが、動画を掲載している一部の物件では、ページの滞在時間が平均で120%前後程度、良いものだと128%改善しています。

また、動画はYouTubeにもアップしておりますが、LetroStudioのコンサルタントにアドバイスいただき、その物件の訴求ポイントを動画の冒頭に持ってくるようにしたところ、再生完了率が高まりました。これから、YouTubeを通して、自社WEBサイト以外からの新しいお客様と出会えることにも期待しています。

全物件の動画化にチャレンジ!今後はQ&A動画や、動画広告も

今後、動画活用でさらにチャレンジしたいことはありますか?

大河原氏:まずは、全ての物件に動画を制作していきたいです。そのために、部署内で使うテンプレートを今よりも充実させていきたいと思っています。

鈴木氏:現在は物件の紹介動画がメインになっていますが、今後はもう少し裾野を広げて、お客様がお困りのことに応えるQ&A動画や、続けて見ていただけるようなシリーズものの動画、動画広告などにもチャレンジしていきたいです。

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最後に、LetroStudio導入をご検討中の方にコメントをお願いします。

大河原氏:LetroStudioは、テンプレートが豊富に用意されているため、動画を作ったことがない方でも導入しやすいのが魅力です。さらに、編集がしやすく、オリジナリティあふれる動画の制作にも向いています。一部署あたりの使用人数制限がないため、複数人で動画制作をしたい場合にもお勧めです。

鈴木氏:ツールの利用規約などがしっかりしており、安心感があるのも評価ポイントでした。5G時代の到来により、これからはどんどん動画プロモーションが主流になってくるはずです。そんな時代に備えて、動画に対応できる体制を今から作っておくことが大事だと思います。

今回お話に上がったLetroStudioでは、現在無料トライアルを実施中です。
是非実際にLetroStudioの管理画面を触って、動画を作成してみてください!

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