動画制作の基本の「キ」-最低限抑えておきたい制作フロー4つのポイント

| | |

動画制作の基本の「キ」最低限抑えておきたい制作フロー4つのポイント

YouTubeをはじめ、InstagramやTwitter、LINEなどの媒体を通して、最近はより動画が目立って配信されてます。日々のリモートワークや週末のおうち時間を充実させるコンテンツの拡充に、動画制作体制の構築を検討されてる企業も増えていると感じます。

一方で、「動画制作なんてやったことがないのでわからない!」と頭を抱えているご担当者様も多いのではないでしょうか。

今回は基本の「キ」となる動画制作の流れをご紹介いたします。企画から公開までどのような工程を踏むのか、まずは全体像を掴むところから始めましょう。

まず一番大切なのは、動画を作る「目的」です。
目的を定めた上で制作方法の検討、制作という手順を踏んでいきます。また、公開してからの施策効果を高めるための工夫や検証を行うことも重要です。

以下が動画制作の一般的なフローとなります。

①目的を定める

まず一番最初に、動画を作る目的を定め、明確にします。
闇雲に動画を作成し配信したところで、期待する成果を得ることはないでしょう。ターゲットや訴求軸を明確にし、どの商品のどのようなことを伝えたいか、を言語化することはとても大切です。
同時に、動画の使用用途、動画施策に期待する成果、その評価手法も事前に考えることが重要です。

②制作方法を考える

次に、動画の制作方法を考えましょう。自社内で制作するのか、外注し依頼するのか、大きく2つの選択肢があります。

自社内で制作するのであればノウハウやリソースの有無、制作にかけられる予算、期間などを総合的に判断して制作方法を決めます。仮に予算が潤沢にあり、社内に制作リソースが無い場合は、外注し依頼する方が手取り早い話ですが、昨今の市場変化により自社内で簡単に制作できるサービスも登場し、それらサービスの利用者数もニーズも右肩上がりに伸びていますので、一度チャレンジいただくのも良いのではないでしょうか。

③制作する

制作方法を決めたら実際に制作に取り掛かりましょう。事前に設定した以下6W1Hをもとに、動画の構成を決めます。

6w1h

  • ・What(何の商品を)
  • ・Why(何の目的で)
  • ・Who(誰からのメッセージとして)
  • ・Where(どの媒体で)
  • ・When(いつ見てもらい)
  • ・Whom(誰に届けたいのか)
  • ・How(これらをどのように)

修正確認に関して外注の場合だと、修正作業に別途費用が発生するケースもあるので予め確認しておきましょう。

④施策効果の最大化を考える

動画公開後に、その効果を最大化する工夫と検証も非常に重要ですので、合わせて取り組みましょう。
また、動画拡散にSNSは欠かせません。中でも、FacebookとInstagramは同時配信が行え効率的であり、中でもInstagramのストーリーズは現在動画の拡散率が最も効果的と言われています。

自社のSNSアカウントを活用し、「認知や商品理解を促す動画」「新規獲得のコンバージョン目的の動画」と分けて運用するのも有効です。とはいえ初期段階で重要なのは、PDCAサイクルを細かいスパンで回転させ、細かい改善を加えていくことですので、指標を確認できるツールを駆使し試行錯誤しながら修正を繰り返し、施策成果を高めていきましょう。

以上、今回は動画制作の基本の「キ」となる制作フロー4つのポイントをご紹介いたしました。社内の雑談で「動画」のキーワードが聞こえてきましたらご意見交換の合図です。

お客様のお話をお聞きしていると、このコロナ禍で初めて動画制作をスタートされる、もしくは検討されている企業様が非常に多いことにびっくりしております。オンライン施策の次の一手でお悩みの方は、ぜひ他社様の動画活用や運用方法を今後の検討材料としてご紹介させてくださいませ。