動画制作は自社制作?外注?3つのメリットとデメリット

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動画制作の内製と外注の比較

テレビCMなどのリッチな動画が主流だった時代は、代理店や制作会社に外注して制作することが普通でした。一方で、SNS用の動画や量産が必要な動画広告クリエイティブをはじめとするカジュアル動画が台頭する中で、「自社制作」という選択をする企業も増えています。

下記のようなメリット・デメリットを参考に、制作に必要な人員やノウハウ、コストなどを総合的に考慮して判断する必要があります。

内製と外注の比較
画像引用:動画を活用したマーケティング施策について、よくある質問10個に答えてみた!【マーケティング施策の「あるある」一問一答】

自社制作(インハウス制作)

金額面でのメリットはもちろん、外注する際に発生するようなコミュニケーション負荷が社内では発生しづらく、コスト全般を抑止することが大きなメリットです。

量産が求められるカジュアル動画制作は1つ1つの動画にコストをかけることが難しい為、自社制作で進める企業が多い傾向にあります。

一方で、成果の出やすい動画制作のノウハウや動画制作に関わる業務経験を持つ社内人材は少なく、動画の品質を担保することが難しいというデメリットも存在します。

外注

自社制作と比べると費用はかかるものの、品質の担保はしやすく、特にリッチ動画の制作の際に外注を選択することが多いです。社員の作業負担を抑えながら高品質な動画を制作することがメリットになります。

一方で、動画の目的や狙い、構成の詳細はもちろん、ブランドや商品自体の概要を社外の人に理解してもらう必要があり、コミュニケーションコストが増加する傾向にあります。

また、外注する先は、動画制作会社、広告代理店、クラウドソーシング、インフルエンサーの大きく4パターンに大別されます。それぞれ得意・不得意な領域もあるので、下記画像を参照ください。

外注方法のまとめ
画像引用:動画を活用したマーケティング施策について、よくある質問10個に答えてみた!【マーケティング施策の「あるある」一問一答】

更に最近は、SNS上の個人ユーザーの投稿動画(UGC)を、企業の動画素材として活用することも可能です。利用する前に利用者に許諾を取る必要がありますが、企業発信では伝わりづらい表現や、よりリアルな描写を伝えることができるため、高い成果をあげることも可能になります。

※)UGCとは:
UGC(User Generated Contents)とは企業ではなく、一般ユーザーによって制作・生成されたコンテンツのことを言います。 最近はInstagramなどSNSに投稿された写真や動画などが UGCとして注目されています。