株式会社グリーンハウスは、PC周辺機器を中心に映像・オーディオ関連機器やキッチングッズなど幅広い分野の製品を取り扱う電子機器の総合メーカーです。

直販より、リテールに商品を卸す形の販売チャネルが主要である同社は、エンドユーザーの声を吸い上げる施策としてモニプラファンブログ(以下モニログ)を活用しています。

同社がエンドユーザーの声を聞くマーケティング施策を行なっているのはなぜなのか?エンドユーザーの声をどう活用しているのか?ご担当者に詳しくお話しをうかがいました。

グリーンハウス モニプラ 事例株式会社グリーンハウス 商品戦略本部 マーケティング部 Webデザイン課 名越 圭介様

Topics

顧客主義を目指したマーケティング

-まず初めに御社の事業内容について教えてください。

弊社は「お客様の『笑顔』や『ときめき』のために、挑戦を続けること」を企業理念とし、パソコン周辺機器を中心に映像・オーディオ関連機器やキッチングッズなど、幅広い分野の製品を取り扱う電子機器の総合メーカーです。
またサービスとして、名入れやOEM、デジタルサイネージ、IoTではSigfoxやLoRa方式を活用した各種見守りも行なっております。

-幅広い商品・事業を展開されているんですね!パソコン周辺機器が中心ということで商品の販路はやはり量販店さんが多いのでしょうか?

そうですね。主要な販売チャネルの1つに量販店があります。ですが近年は販路も広がっており、レンタルビデオ・リユースなどのチェーンストアから、ディスカウントストア、PCストア、EC、ホームセンターでもお取り扱いいただいています。また、法人向けの販路では商社やディストリビューターと呼ばれる販売代理店など、多数のチャネルで商品を販売しています

-なるほど。御社はリテールに卸す形での販路がメインですが、エンドユーザーであるモニログのモニター活用施策にご興味を持たれたのはどういった背景からでしょうか?

これまでは、エンドユーザーの声を吸い上げる施策として、リテール各社や法人販売チャネルからのインプット、各ECサイトの製品レビュー、そしてカスタマーサポートからのヒアリングなどを実施し、それらを製品改良や各種サービスの向上や、情報発信に活用してきました。このようなエンドユーザーの声を活用し、自社製品を開発する動きは年々活発になっており、売り上げも増加傾向にあります。
また、近年はインターネットの普及により消費者が得られる情報量が格段に増えています。消費者の情報リテラシーもあがっていますので、企業側が製品について美辞麗句を掲げても通用しなくなってきました。そうなると、一般のユーザーの「リアルな声」の活用はますます重要になってきます。

-確かにそうですね。リアルな感想がある製品の方が信頼できますよね。

はい。こうした背景から、ユーザーのリアルな声を吸いあげることができるサービスとしてモニログを導入しました。さらに、潜在意識として、弊社も今後、より「顧客主義」へシフトしなければ生き残れないのではという危機感もあります。モノも情報も溢れていますので、そのなかで弊社の製品を選んでいただくためには、競合との差別化が必要です。「顧客主義」へシフトすることで、ユーザーのニーズに寄り添った価値の提供することができるのではと思っています。

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モニログユーザーはエンドユーザーの代弁者

-「顧客主義」というのはとても素敵ですね。

まだまだ弊社も取り組み始めたばかりです。我々の意識が変わることで消費者の態度変容が起きる事を期待すべく、社内にはエンドユーザーの存在を認識してもらえるよう啓蒙、推進していきたいと考えています。

-名越様のお考えになる「顧客主義」とはどういったものになりますか?

エンドユーザーのより具体的なペルソナを把握し、製品開発に活かしていくことが本質だと思っています。例えば、弊社で販売している「ホットサンドメーカー」をモニログのユーザーさんにお使いいただいたところ、特に小さなお子さんがいるユーザーさんからご好評を頂きました。であるならば、「お子さんが誤って手を出してしまった時に安全センサーが働いて温度が下がる」などの機能を付加すれば、ユーザーの一定の需要を満たし、人ありきで製品を開発する弊社の姿勢も伝わるのではと思います。このように、ペルソナ像をより具体的に把握し、お使いいただくお客様の顔を思い浮かべながら、そのニーズに寄り添った商品開発・改良を行なっていくことが大切であると、私は考えています。

グリーンハウス モニログ 事例

-たしかに、そうした発想は実際のエンドユーザー像を把握できていないと難しいですね。

はい。これまでもペルソナを想定して商品開発を行なっていましたが、そのペルソナ像はあくまで想像やイメージの範囲でした。モニログを使うことで例えば居住地や志向、生活スタイルなどを、具体的なペルソナ像として知ることできます。これらを商品開発や改良に活かせば商品の利便性もあがり、その価値を高めることができると思いますので、今後強化していきたいところです。
また、モニログのモニターさんからいただいた投稿は全社にメールで共有しています。これまで量販店バイヤーさんからいただくご意見が、商品開発やマーケティングにおける判断材料の大きな軸でした。しかしモニログはそれを通り越し、エンドユーザーの一部代弁者として、モニターの声に毎月触れる機会を創出できる貴重な役割をもっています。社内の様々な部署でも、このモニター投稿の重要性は高まってきていると思います。今後はさらにモニログユーザーの声を、商品開発やコミュニケーションに取り入れていきたいです。

グリーンハウスが考えるモニログの価値とは?

-ありがとうございます。続いて、モニログのサービスについてどのようにご評価されているかについて教えてください。

モニログを評価している点の1つは、「認知の拡大」です。数として多くはないですが、モニログを閲覧して製品を購入して頂いた人が存在します。サービスを利用しなかったら当然起きなかった動きですし、製品と企業の認知を同時に実現できる点でも、その利用価値は高いと思っています。
2つ目は、「応募時とモニター終了後に実施するアンケート」です。恒常的に、商品を利用している方の感想をダイレクトにいただくのは、実際にやろうとしてもなかなかできることではありません。先ほどお話しした「より具体的なペルソナ像に対して製品を開発する」という観点からも、大変貴重なものです。たとえば、最大公約数で7割くらいの方が良いと思うような商品の場合、大手他社が先行して開発しており、それらと差別化して、弊社の強みを発揮する商品を開発するのは容易ではありません。個人的な見解ですが、メジャー層へは他社と差別化できるようなプラスαの価値を付加した製品を、ニッチ層へはより細かい好みやニーズに対応したエッジの効いた製品を、それぞれ提供していけたらと思っています。モニログユーザーさんの投稿の活用は、そこに大きく力を発揮するものだと考えています。

モニプラファンブログ 事例 インタビューアライドアーキテクツ株式会社 モニプラファンブログ事業部 小林由衣

-エンドユーザーの声を知る手段としてはリサーチ会社さんにお願いする方法もありますが、モニログとの違いはどう捉えていらっしゃいますか?

調査をするフェーズの違いがあると考えています。リサーチ会社に調査を依頼する場合、何を軸にどんな調査をするのかを明確にする必要があります。ある程度調べたい内容や活用方法が顕在化している時に効果を発揮する施策です。一方モニログは、まだその前提がない場合に、フラットな状態で広くエンドユーザーの声を定性的に拾うことができる施策だという認識です。まだ活用方法や内容が顕在化していない場合や、これからどうしていくかという前提を決めていく段階でも、大変有効なものだと思います。

-マーケティングコンテンツとしてのモニログモニターさんの投稿についてはどのようにお考えでしょうか?

口コミコンテンツとしてのモニター投稿も、とても貴重なものだと思います。インターネットが広く普及している世の中で、やはり消費者はインターネット上の口コミに影響を受けています。もっといえば、インスタグラムなどのSNSで製品やサービスを知り、企業の考え方に共鳴する時代とも言えます。その点でもモニログを活用すれば、定期的に一定レベルの口コミを発生させることができますので、SNSを活用し始めた弊社の歩調にマッチングした有効なツールだと思います。

モニログを活用し、ユーザーとの深い関係構築に繋げたい

-最後に、今後の御社のマーケティング方針、モニログでやりたいことなどについて教えてください。

私個人の意見ですが、モニターを集めた座談会は定期的に実施したいと考えています。なぜなら直接お会いすることで、モニターの熱量や反応などを多面的に把握できるからです。こうしたエンドユーザーとの接触機会をもつこと自体、自社で行うのはなかか難しいですし、モニログを活用して実施したい施策の1つです。顧客満足度をあげていくためにも、品質向上や製品開発につながるようなエンドユーザーの声を、座談会を通して積極的に収集していきたいです。アライドアーキテクツさんはそのあたりのノウハウもたくさんお持ちだと思いますので、アドバイスを頂きながら進めていければ理想です。

また、座談会や日々のモニター投稿でのコミュニケーションを積み重ねていき、ユーザーさんから「グリーンハウスアンバサダー」を作っていくような施策にも興味があります。
まだまだモニログ自体を活用しきれていないところも多々ありますので、引き続きアライドアーキテクツさんにサポートを頂きながら、活用していきたいと思います。