JE JAPAN
2020.3.3JE JAPAN
サマリー
- ・モニプラファンブログを活用して既存商品に関する意見を収集
- ・コミュニケーションを密に行い商品やブランドのファンを作ることに成功
- ・ファンの意見を反映した新商品をリリース、多数生まれたUGCを自社コンテンツとしてもフル活用
-モニプラファンブログを導入した目的や、導入前の課題だったことを教えてください。
弊社の商品は知名度がほぼない状態でしたので、お客様に手に取っていただくためには、まずは実際にご利用いただいた方の口コミが必要になると考え、質が高い口コミ(UGC)を生成するべく「モニプラファンブログ(モニログ)」を導入しました。また、導入前は商品の意見を一般の方より収集する機会が少ないという課題もありました。
-行った施策の内容を教えてください。
モニログを活用して、まずは実際に商品をお使いいただいた方の声を収集する取り組みを始めました。
モニログユーザーによる投稿の一例。写真が工夫されているだけでなく、細かな使用感もレポートされている。
モニログを活用する上で意識したのは、自社で個別に案件を依頼しているインフルエンサーの方とは違うタイプのUGCを生成することです。インフルエンサーの方のUGCは、その方自身のお顔出しの写真や、レイアウトなどにこだわったプロフェッショナルな写真をご紹介いただくことが多いので、商品体験者としての声というより「その方が使っている良い物」というイメージが大きいです。一方でモニログのユーザーさんからは、商品の見せ方や撮り方が工夫されているだけでなく、使用感や具体的な使用シーンのレポートを生活者ならではの目線で書いていただけていると思います。
モニターをしてくださった方の「本当の声」を聴くために、モニログ内のメッセージ機能を利用して、投稿していただいた方の中から投稿の御礼と商品の感想を聞きました。そうすることで、良い意見だけではなく、「実は商品のここが気になった」、「使う時にこんな不便があった」、「もっとこう変えたほうがよいのでは」などのご意見やご感想を伺うことが出来ました。現在は、それらを真摯に受け止めて商品の改善に活かしています。
また、素敵な投稿をしてくれたユーザーさんにはコメントをお送りしてInstagramの公式アカウントでリポストするコミュニケーションも行っています。このような一連のコミュニケーションを行う事で、ユーザーの方に商品への理解を深めていただけるだけでなく、弊社が商品に込める想いをお伝えし、弊社への愛着を感じていただけたらよいなと考えています。
モニログユーザーの投稿を自社の公式インスタグラムアカウントでリポスト。コミュニケーション促進に役立っている。
弊社のことを応援してくださるモニログユーザーの方にも、ブログの文章が上手な方や、写真がプロのように上手な方など様々な特徴があります。弊社では、モニログ管理画面内の機能を利用し、それぞれのファンの方に目印をつけておくようにしています。新商品リリースのタイミングでは、過去に良い投稿をしてくれた方に個別にオファーを送り、新商品を使用いただいた感想の投稿を促進しました。日頃からコミュニケーションを取っていることもあり、ほぼ全員の方がオファーを承諾してくださり、投稿していただきたいタイミングで、新商品に関する質の良いUGCを増やす事が出来ました。
管理画面のメッセージやり取り機能にて、JE JAPAN鈴木氏とファンとのメッセージのやり取り
-モニプラファンブログを導入したことで得られた成果または結果を教えてください。
こうして得られたモニログユーザーのファンの声を集めて、新しいヘアケア商品のリリースをすることができました。この新商品に関するインスタグラム投稿イベントも複数回実施し、今ではInstagram上に投稿が200件以上生成され、さらにその投稿を公式アカウントやLPなどに活用することで、生活者の声を取り入れた販売促進に繋がっています。
モニログファンサイトの一部。モニログユーザーの声をもとに開発した新商品についてのコンテストイベントを開催。
-今後の展望を教えてください。
今後も既存商品に関するご意見・ご感想の収集や口コミ生成から、商品改善や新商品開発のヒント、また自社SNS公式アカウントやLPのコンテンツとしての活用まで、ファンの方の声をフルに活かしていきたいと思っています。