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有限会社ズーティー

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ファンとの1対1のコミュニケーションから良質なUGCが生まれる【イーザッカマニアストアーズ / 有限会社ズーティー】

 ズーティーイーザッカマニアストアーズインタビュー記事
有限会社ズーティー 制作企画運営 清水 夏奈氏

モニプラファンブログ(以下モニログ)のファンサイト・オブ・ザ・イヤー2018(以下FOY2018)でUGC賞(※)を受賞したのは、レディースカジュアルのファッション通販ECサイト「イーザッカマニアストアーズ」を運営する「有限会社ズーティー」です。昨年の「ルーキー賞」に続く、二年連続二度目の受賞となりました。

同社は、ファンの方への個別メッセージ送信、手書き同梱状の同封、またファンのInstagramに定期的にいいねをするなど、ブランドとしてファンとの1対1の丁寧なコミュニケーションを心がけています。その結果、多くの良質なUGCが生まれ、またファンの方から「信頼できる企業」「担当者の清水さんが本当にいい方!」などのメッセージも寄せられていることから、今回「UGC賞」に選出されました。同社が、モニログの運営にあたって日々どのような工夫をされているのか、UGCを具体的にどのように活用しているのか等について、詳しくお話を伺いました。

(※)UGCとは:
UGC(User Generated Contents)とは企業ではなく、一般ユーザーによって制作・生成されたコンテンツのことを言います。 最近はInstagramなどSNSに投稿された写真や動画などが UGCとして注目されています。

Topics

お客様との1対1のコミュニケーションを大切に

-まずは御社の商品の概要と、現在のマーケティングにおける基本方針を教えてください。

弊社は、レディースカジュアルのファッション通販ECサイト「イーザッカマニアストアーズ」を運営しています。「テンション高めの女子を作る」を企業理念に、お客様が弊社の商品を手にした時に「今日も1日頑張ろう」、「デートがきっとうまくいく」など、ふわっとテンションをあげていただけるような瞬間を作ることを目指した商品展開や、お客様のファッションの悩みに対して、弊社スタイリストがカウンセリングを行う「ズーティースタイリングラボ」という独自のサービスもご提供しています。

広告や、SNSアカウントの運営、またモニログも含め、ブランド認知や購買促進に繋がる様々なマーケティング施策を実施していますが、その中でも特に最近、社内で力を入れているのが、SNSやモニログを通じたお客様との1対1のコミュニケーションです。

社内の複数の部署を横断した「SNSチーム」も立ち上がっており、会社として、よりファンの方とのコミュニケーションやSNSマーケティングに力を入れ始めています。

ファンのUGCが、お客様にとって親しみやすいコンテンツに

-御社では、モニログを利用し、毎月モニター向けのイベントを開催していらっしゃいます。その概要と、目的を教えてください。

弊社は、毎月3つくらいのモニター向けイベントを開催しています。当初は、新たな集客ツールとしてモニログを導入しましたが、現在は直接的な集客に加えて、さまざまなコンテンツに活用できるUGCを収集したり、アンケートを通じて商品に対するご意見をいただいたりすることも大切な目的の一つとなっています。

-UGCやアンケートを、具体的にどのように活用しているのか教えてください。

モニターの皆さんには、毎回、とてもレベルが高く、かつ親しみやすいレビューを書いていただけるので、ECサイトや、商品をお送りする際の同梱状など、様々なところでそれらUGCを活用させていただいています。

普段はプロのモデルの方の写真を使用していますが、モニターの方のお写真やレビューを使用することで、商品に興味を持っていただいたお客様により自分事化していただきやすいコンテンツを提供できていると思います。

レビュー内容や、アンケートを通じていただいたご意見は、商品企画の部署に共有し、商品の改善や今後の展開などの企画に活かしています。

モニターInstagram写真二次活用
ECサイトに活用しているUGC(右)同梱物に活用しているUGC(左)

丁寧な運営を通じて、ファンをより理解したい

-毎月のイベント運営にはどれくらいの時間をかけていますか?

1件あたりのイベント運営にかけている時間は、イベントの作成:1時間、当選~配送に1時間くらいです。それを1ヵ月あたり3件ほど回しています。もしモニログなしで同じようにモニターイベントを実施しようとすると、SNS上で私が一人一人を探してお声掛けするやり方になりますから、今はモニログの利用で、その工数をグッと削減できています。

-イベント運営にあたり工夫されているポイントを教えてください。

運営当初からずっと大切にしているのは、モニターさんとの距離を密にしながら投稿をお願いするということです。個人個人でおつきあいして、濃いつながりを作れたらと思っています。

また、モニターさんにお願いするときも、必ずしもSNSアカウントのフォロワーが多い方だけを重視しているのではありません。より周りの方との関係性の深い方にお願いしたいと思っており、投稿へのいいね数やコメントなども見ています。社内の上司やチームのメンバーも皆、フォロワー数だけを重視しないこのスタンスを支持してくれています。

お手紙を書いて送ったり、こまめなメッセ―ジのやり取りもそうですが、今年はInstagramを通して距離を縮めました。よりモニターさんと仲良くなりたくて、会社用のInstagramアカウントを始めて、いいねしたりしています。いいねしすぎて怖がられないかとは不安になったりすることもありますが…。

Instagramの投稿では商品を紹介してくれるだけじゃなくて、魅力をちゃんと理解してくれて普段の生活の中でほんとに気に入って使って下さる姿をよく拝見しました。Instagramを始めて、よりモニターさんの中身や生活をしることができ、私もとても勉強になっています。

-最後に一言、今回の受賞に対するメッセージをお願いします。

去年のルーキー賞に引き続き、今年も素敵な賞をいただけて大変嬉しいです。ありがとうございます!今後ともモニターさんとの距離感を大切にしながら、イーザッカマニアのマニア様を広げる活動に精進してまいります。