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SOYOKAZE|実購入者のリアルな声が成長のカギ。「kanau」を支える顧客インサイト活用術

介護事業を基盤とする株式会社SOYOKAZEは、"食事がおいしい"と評判の介護施設「そよ風」を全国展開し、地域社会に貢献してきました。その食のノウハウを活かし、2019年に在宅栄養サポートを目指す宅食ブランド「食のそよ風」をスタート。介護現場での知見と管理栄養士による献立設計で、健康的でおいしい冷凍弁当を開発しています。

しかし、新ブランド「kanau」のEC事業立ち上げ時には、宣伝費用の制約やCPA改善の困難、口コミ不足による購入躊躇などの課題に直面していました。

今回は、株式会社SOYOKAZE様が、顧客の声をAIで解析するデータプラットフォーム「Kaname.ax®」による顧客インサイト分析と運用型UGC支援サービス「Letro」を活用し、顧客の声を軸としたマーケティング戦略でCVRと解約率を大幅改善した事例をご紹介します。

サマリー

背景

  • 新ブランドのため実際の利用者の声が少なく、購入前に不安を感じる方が多かった
  • 商品開発時に設定した顧客像の仮説が、現実とマッチしているか判断が難しい状況だった

内容

  • 顧客の声をAIで解析するデータプラットフォーム「Kaname.ax®」による顧客の声の収集、及び顧客インサイト分析を実施
  • 収集した顧客の声を「Letro」を利用して多媒体で活用

成果

  • LPのCVR約1.33倍、ブランドサイトのCVR約1.75倍向上
  • 3回目お届け時の解約率が劇的改善
  • 他施策への展開可能な顧客インサイトを獲得

kanau

介護現場のノウハウから誕生した「食のそよ風」

「食のそよ風」は、"おいしい食事で健康を支える"というSOYOKAZEの想いから誕生しました。介護施設での専任管理栄養士による献立作成の経験を活かし、在宅向けに「手軽で栄養バランスの整った美味しい食事」の提供を目指したブランドです。

当初は高齢者をメインターゲットとしていましたが、コロナ禍で若い世代の利用が拡大。現在は20~50代の幅広い層から支持され、ライフスタイルに寄り添う"日常使いの食事"として評価されています。

「kanau」は管理栄養士中心の開発チームが担当し、栄養バランスを重視した健康的な食事提供にこだわっています。40~50代の男性をターゲットに、ボリューム感と親しみやすさを意識したハンバーグや八宝菜などの満足感あるメニューを構成。健康を気遣う世代が"毎日食べられる"冷凍弁当として開発されました。

課題解決のカギは「実購入者のリアルな声」

EC事業「kanau」の立ち上げ当初、最大の課題は事業転換の影響による宣伝費用不足でした。予定していた雑誌広告やインフルエンサー活用を大幅縮小し、小規模Web広告から開始したものの、消費者の購買につながらずCPA改善に苦戦しました。

さらに新ブランドのため口コミが不足し、消費者の購入躊躇が多発。設定した顧客仮説の検証も困難な状況でした。

また、商品開発ではペルソナ設定が重要で、ターゲットにより味付けや量の細部が変わるため、お客様の声が基本を支える要となります。ブランド立上げの際は、顧客分析や市場調査、アンケート調査など行い、仮説検証を経て企画開発、リリースに至りましたが、それは“想定顧客”の声。真に求めるのは“実購入者”のリアルな声でした。

これらの課題解決のため、口コミやUGCの重要性を再認識し、顧客の声をAIで解析するデータプラットフォーム「Kaname.ax®」および運用型UGC支援サービス「Letro」を導入しました。

戦略的アンケート設計による顧客理解の深化

SOYOKAZEは、「Kaname」を活用し、以下3つの視点で自社顧客アンケートを収集しました。

 1. 「kanau」の強みを顧客に伝える内容の構築
 2. 購入検討者の背中を押す「これなら買ってみようかな」と思える情報の抽出
 3. 当初設定した仮説と実際の消費者ニーズの合致確認

この結果、顧客は「kanau」の栄養面での強みを理解している一方、本来伝えたかった他の魅力や特徴が十分伝わっていないことが判明しました。

得られた顧客インサイトは、LP、SNS等の情報発信で、これまで伝えきれていなかった「kanau」の魅力をコンテンツ化するなど、あらゆる媒体で活用しています。

CVR1.75倍向上と解約率劇的改善を実現

収集した顧客の声は、「Letro」を活用しブランドサイト、LP、購入ページに活用。そのほか、パンフレット、Instagram投稿やメルマガなど多方面で活用。この結果、LPのCVR約1.33倍、ブランドサイト約1.75倍向上を達成。カート内でも1.18倍改善し、全体的なCVR大幅改善を実現しました。

さらに、3回目のお届け時には、他利用者の使用方法を提示し、「健康管理のため」「ランチとして」等の様々な用途を伝えることで、商品価値の再認識と解約防止を実現。解約率の大幅な改善に成功しました。

<株式会社SOYOKAZE ご担当者様の声>

宅食サービス「kanau」では、お客様の声が全ての始まりで、メニュー開発、味、量など、どんなお客様に召し上がっていただくかを最重要視し、日々商品と向き合っています。ブランド立上げ時は顧客分析や市場調査、アンケート調査を経て企画開発・リリースしましたが、それは"想定顧客"の声。真に求めるのは"実購入者"のリアルな声でした。

アライドアーキテクツさんのご支援により、顧客のリアルな声を知ることができ、そこからの示唆や重要なUGCをLP、CRM、パンフレットなど様々な施策で活かすことができました。その結果、CVRは1.75倍改善、解約率も大幅に下がり、大きな成果を挙げています。

また、顧客インサイト分析結果は「お客様の視点」に立ち返る良いデータとなっており、メーカー目線になりがちな私たちにとって非常に有効だと考えています。

これからも得られるお客様の声に耳を傾け、商品・サービス向上に活かしていきたいと思っております。

FAQ(よくある質問)

Q1. VOC分析とは何ですか?

Voice Of Customer(顧客の声)の略で、SNS投稿・口コミ・レビュー・アンケートなど、顧客が自然に発した生の声を解析し、マーケティング施策に活かす手法です。従来の定量調査では見えにくかった「顧客が本当に感じていること・求めていること」を言語化・構造化できるため、広告訴求の設計や商品開発の意思決定精度を高めることができます。Kaname.axでは、SNSデータとアンケートデータを組み合わせたVOC分析により、施策に直結するインサイトを抽出します。

Q2. カテゴリーエントリーポイント(CEPs)とは何ですか?

カテゴリーエントリーポイント(CEPs)とは、消費者がある商品カテゴリーを「必要だ」と思い出すきっかけとなる、具体的な状況・感情・場面のことです。マーケティング学者のバイロン・シャープが提唱した概念で、「どんな場面・気持ちのときに、その商品が頭に浮かぶか」を特定することで、ブランドの想起獲得戦略を設計できます。Kaname.axでは、VOC分析をもとにCEPsを可視化し、「誰に・どんな状況で・何を訴求すべきか」を明確にした上で、広告クリエイティブや訴求軸の設計に落とし込みます。

Q3. VOC分析・CEPs分析にはどのようなデータが必要ですか?

主にSNS投稿・ECサイトのレビュー・自社顧客へのアンケートデータなど、顧客の生の声が含まれるテキストデータをお預かりします。自社保有のデータがない場合でも、SNS上の公開データを収集・活用するアプローチが可能です。どのデータが分析に適しているかは、課題や商品特性によって異なるため、初回のヒアリングでご状況をお伺いしながら最適な設計をご提案します。

Q4. 分析結果はどのように活用できますか?

CEPs分析で得られたインサイトは、広告クリエイティブの訴求軸設計・LP制作・ペルソナ定義・商品開発方針の策定など、マーケティング施策全体の意思決定に活用できます。Kaname.axでは分析結果を「使えるアウトプット」として提供することにこだわっており、インサイトをもとにペルソナ設計〜クリエイティブ制作〜広告配信まで一気通貫でご支援することも可能です。また、データに裏付けられた根拠として、社内説得や予算承認の場面でも活用いただいています。

Q5. Kaname.axは自社で操作するSaaSツールですか?

いいえ、SaaSツールではありません。Kaname.axは、データを取り込む基盤を持ちながら、分析設計・インサイト抽出・戦略立案・クリエイティブ制作・広告配信まで、専門チームが一気通貫で伴走するデータ活用サービスです。ツールを導入しても使いこなせない、分析結果を施策に繋げられないといった課題を解決するため、アウトプットではなく「成果」にコミットする形で支援します。

Q6. 依頼後、自社の担当者が分析作業を行う必要がありますか?

基本的に、分析作業はアライドアーキテクツの専門チームが担当するため、貴社担当者の大きな工数は発生しません。初期のヒアリング(課題・商品情報の共有)と、分析結果を受けての意思決定にご参加いただく形が基本的な進め方です。「社内にデータ分析の専門人材がいない」「VOC分析をやりたいが手が回らない」といった企業にも、安心してご依頼いただける体制を整えています。

Q7.Kaname.axはどのようなデータを分析できますか?

SNS上のUGC(ユーザー投稿)をはじめ、購入後のユーザーアンケート、カスタマーサポート(問い合わせ履歴)のテキストデータ、ブログやレビューサイトの書き込みなど、多種多様なVOCデータをインプットとして分析することが可能です。

Q8.自社でまだVOC(SNS投稿)が十分にない場合でも分析できますか?

はい、可能です。自社のSNS投稿が少ない場合でも、競合他社や市場全体のVOCを収集して分析することができます。また、過去のアンケートデータやCSの対応履歴など、社内にある既存の顧客の声を活用した分析からスモールスタートすることも可能です。

Q9. 他社のVOC分析ツール・サービスと何が違いますか?

Kaname.axの最大の特徴は、「分析して終わり」にしない点です。Kaname.axはデータ分析から得られたインサイトをもとに、ペルソナ設計・LP制作・クリエイティブ制作・広告配信まで一気通貫で支援します。ツールを導入しても社内で使いこなせない、分析結果をどう施策に落とし込めばよいかわからないといった課題を抱える企業にとって、「成果に繋がるアウトプット」まで伴走できる点が大きな違いです。また、SNSデータと自社顧客アンケートを組み合わせたCEPs(カテゴリーエントリーポイント)分析に強みを持つ点も、汎用ツールとの差別化ポイントです。

Q10. 費用・料金はどのくらいかかりますか?

料金は、分析するデータの種類・規模や、支援範囲(分析のみ/クリエイティブ制作・広告配信まで含む)によって異なるため、一律の価格設定は設けておりません。まずはお客様の課題や商品特性をヒアリングした上で、最適なプランをご提案しております。「予算感を知りたい」「自社の課題に合うか確認したい」といった段階でのご相談も歓迎しています。お気軽にお問い合わせください。

Q11. どのような業種・課題感の企業に向いていますか?

食品・飲料・コスメ・ヘルスケア・サプリメント領域のメーカー様に特に多くご活用いただいています。EC・通販を主チャネルとするD2Cブランドはもちろん、小売店舗や量販店などリアル流通チャネルで商品を展開するメーカーにも広くご利用いただいております。

Kaname.axサービス資料表紙

顧客の声を「要」に、マーケティングAXを起動する

Kaname.ax®は、顧客の声(UGC・VOC*)をAIで解析。マーケティングコミュニケーション設計~実行支援までを一気通貫で支援するプラットフォームです。
顧客の声データとマーケティングコミュニケーション領域の知見をAIで統合・高速分析し、コミュニケーションの起点となるインサイトを発見。施策の実行・検証まで一気通貫で支援します。

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