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海遊館「ニフレル」|『水族館』イメージを超えて:CEPsリスニング®によるターゲット層拡大術

「感性にふれる」をコンセプトに、生き物たちとのユニークな出会いを提供するミュージアム「ニフレル」。ファミリー層には人気が高いものの、「水族館」のイメージが先行し、多様な魅力が十分に伝わっていませんでした。

そこで、"顧客の声"をAIで解析し、コミュニケーションの"起点となるインサイト"を発見し続けるデータプラットフォーム「Kaname.ax®」による分析に基づいたインフルエンサーマーケティング施策を実施し、新たな顧客体験の創出とターゲット層拡大に成功した事例をご紹介いたします。

サマリー

背景

  • 「水族館」のイメージが先行し、多様なターゲット層へ訴求しきれていなかった
  • 既存のインフルエンサー施策も効果を最大化できていなかった

内容

  • アライドアーキテクツが提供するデータプラットフォーム「Kaname.ax®」でCEPs(カテゴリー・エントリー・ポイント)分析を実施
  • 多様なCEPごとに最適なインフルエンサーをアサインし、質の高いInstagram動画コンテンツを制作

成果

  • CEPsに基づいたインフルエンサー施策により、ニフレルを知っていただくための多様な接点を構築。新たな顧客体験を提供し、集客に貢献できた

感性にふれる、ニフレル

多様なニフレル体験を、どう届けるか?

大阪にある西日本最大級の水族館「海遊館」を運営する株式会社海遊館が手がける「ニフレル」は、水族館、動物園、美術館を融合した新しい体験を提供する施設として2015年にオープン。感性に訴えかける展示や、生き物との距離の近さが人気を博し、ファミリー層を中心に多くの来場者を集めてきました。しかし、その一方で、

・訴求軸が限定的で、ニフレルが持つ多様な魅力が伝えきれていない
・既存のインフルエンサー施策の効果を最大化できておらず、費用対効果の改善が必要

といった課題を抱えており、既存の「ファミリー向け」というイメージに加え、施設が持つ多様な魅力をより幅広い層へアピールしたいという必要性を感じていました。

「誰と行くか × おでかけのついで」で生まれたインフルエンサー施策

ニフレルはこれらの課題を解決するため、アライドアーキテクツのデータプラットフォーム「Kaname.ax®」を活用してCEPs(カテゴリー・エントリー・ポイント)分析を実施。SNS上の顧客の声を分析し、「休日に家族で」「ひとりでリフレッシュ」「(カップルで)デートでいきたい」「(夫婦で)デートでいきたい」「おでかけのついでに」といった多様なCEPが見えてきました。

さらに詳細な分析を続ける中で、アクセスの良い立地にある競合施設でも「おでかけのついで」という言及は多く見られるものの、各施設間で明確な差別化が図られていないことも判明。この領域においてニフレルが競合のシェアを奪う余地があると判断し、「おでかけのついで」というCEPに着目しました。

そのうえで、”誰と行くか?”という視点と掛け合わせることで、より具体的な利用シーンを想定したインフルエンサーマーケティングを実施。この分析から得られた示唆に基づき、例えば、「休日に家族で」と掛け合わせる場合は家族でのおでかけシーンを、「デートで」と掛け合わせる場合はカップルのデートシーンを想定し、それぞれ最適なインフルエンサーを選定、Instagramのショート動画を作成・発信することで、よりリアルな顧客体験を想起させるコンテンツを創出し、多様な顧客接点の創出に成功しました。

こうした顧客の声を起点としたマーケティング戦略は、ニフレルの更なる成長を支える重要な柱となっています。

<株式会社海遊館  ご担当者様の声>

来館者の生の声を基にしたCEPsリスニング®を通じて、ニフレルにおける新たな顧客ニーズの発掘に成功しました。『休日に家族で』『ひとりでリフレッシュ』『デートで』『おでかけのついでに』といった多様なCEPごとに最適なインフルエンサーをアテンドいただき、質の高いInstagram動画コンテンツを制作していただきました。顧客インサイト分析からインフルエンサーマーケティングまでの一貫したサポートにより、ニフレルを知っていただくための多様な接点を構築でき、大変効果を実感しております。今後も”顧客の今の声”を抽出・分析いただいたうえでの、よりよいマーケティング施策をご提案・サポートいただきたいと思っております。

FAQ(よくある質問)

Q1. VOC分析とは何ですか?

Voice Of Customer(顧客の声)の略で、SNS投稿・口コミ・レビュー・アンケートなど、顧客が自然に発した生の声を解析し、マーケティング施策に活かす手法です。従来の定量調査では見えにくかった「顧客が本当に感じていること・求めていること」を言語化・構造化できるため、広告訴求の設計や商品開発の意思決定精度を高めることができます。Kaname.axでは、SNSデータとアンケートデータを組み合わせたVOC分析により、施策に直結するインサイトを抽出します。

Q2. カテゴリーエントリーポイント(CEPs)とは何ですか?

カテゴリーエントリーポイント(CEPs)とは、消費者がある商品カテゴリーを「必要だ」と思い出すきっかけとなる、具体的な状況・感情・場面のことです。マーケティング学者のバイロン・シャープが提唱した概念で、「どんな場面・気持ちのときに、その商品が頭に浮かぶか」を特定することで、ブランドの想起獲得戦略を設計できます。Kaname.axでは、VOC分析をもとにCEPsを可視化し、「誰に・どんな状況で・何を訴求すべきか」を明確にした上で、広告クリエイティブや訴求軸の設計に落とし込みます。

Q3. VOC分析・CEPs分析にはどのようなデータが必要ですか?

主にSNS投稿・ECサイトのレビュー・自社顧客へのアンケートデータなど、顧客の生の声が含まれるテキストデータをお預かりします。自社保有のデータがない場合でも、SNS上の公開データを収集・活用するアプローチが可能です。どのデータが分析に適しているかは、課題や商品特性によって異なるため、初回のヒアリングでご状況をお伺いしながら最適な設計をご提案します。

Q4. 分析結果はどのように活用できますか?

CEPs分析で得られたインサイトは、広告クリエイティブの訴求軸設計・LP制作・ペルソナ定義・商品開発方針の策定など、マーケティング施策全体の意思決定に活用できます。Kaname.axでは分析結果を「使えるアウトプット」として提供することにこだわっており、インサイトをもとにペルソナ設計〜クリエイティブ制作〜広告配信まで一気通貫でご支援することも可能です。また、データに裏付けられた根拠として、社内説得や予算承認の場面でも活用いただいています。

Q5. Kaname.axは自社で操作するSaaSツールですか?

いいえ、SaaSツールではありません。Kaname.axは、データを取り込む基盤を持ちながら、分析設計・インサイト抽出・戦略立案・クリエイティブ制作・広告配信まで、専門チームが一気通貫で伴走するデータ活用サービスです。ツールを導入しても使いこなせない、分析結果を施策に繋げられないといった課題を解決するため、アウトプットではなく「成果」にコミットする形で支援します。

Q6. 依頼後、自社の担当者が分析作業を行う必要がありますか?

基本的に、分析作業はアライドアーキテクツの専門チームが担当するため、貴社担当者の大きな工数は発生しません。初期のヒアリング(課題・商品情報の共有)と、分析結果を受けての意思決定にご参加いただく形が基本的な進め方です。「社内にデータ分析の専門人材がいない」「VOC分析をやりたいが手が回らない」といった企業にも、安心してご依頼いただける体制を整えています。

Q7.Kaname.axはどのようなデータを分析できますか?

SNS上のUGC(ユーザー投稿)をはじめ、購入後のユーザーアンケート、カスタマーサポート(問い合わせ履歴)のテキストデータ、ブログやレビューサイトの書き込みなど、多種多様なVOCデータをインプットとして分析することが可能です。

Q8.自社でまだVOC(SNS投稿)が十分にない場合でも分析できますか?

はい、可能です。自社のSNS投稿が少ない場合でも、競合他社や市場全体のVOCを収集して分析することができます。また、過去のアンケートデータやCSの対応履歴など、社内にある既存の顧客の声を活用した分析からスモールスタートすることも可能です。

Q9. 他社のVOC分析ツール・サービスと何が違いますか?

Kaname.axの最大の特徴は、「分析して終わり」にしない点です。Kaname.axはデータ分析から得られたインサイトをもとに、ペルソナ設計・LP制作・クリエイティブ制作・広告配信まで一気通貫で支援します。ツールを導入しても社内で使いこなせない、分析結果をどう施策に落とし込めばよいかわからないといった課題を抱える企業にとって、「成果に繋がるアウトプット」まで伴走できる点が大きな違いです。また、SNSデータと自社顧客アンケートを組み合わせたCEPs(カテゴリーエントリーポイント)分析に強みを持つ点も、汎用ツールとの差別化ポイントです。

Q10. 費用・料金はどのくらいかかりますか?

料金は、分析するデータの種類・規模や、支援範囲(分析のみ/クリエイティブ制作・広告配信まで含む)によって異なるため、一律の価格設定は設けておりません。まずはお客様の課題や商品特性をヒアリングした上で、最適なプランをご提案しております。「予算感を知りたい」「自社の課題に合うか確認したい」といった段階でのご相談も歓迎しています。お気軽にお問い合わせください。

Q11. どのような業種・課題感の企業に向いていますか?

食品・飲料・コスメ・ヘルスケア・サプリメント領域のメーカー様に特に多くご活用いただいています。EC・通販を主チャネルとするD2Cブランドはもちろん、小売店舗や量販店などリアル流通チャネルで商品を展開するメーカーにも広くご利用いただいております。

Kaname.axサービス資料表紙

顧客の声を「要」に、マーケティングAXを起動する

Kaname.ax®は、顧客の声(UGC・VOC*)をAIで解析。マーケティングコミュニケーション設計~実行支援までを一気通貫で支援するプラットフォームです。
顧客の声データとマーケティングコミュニケーション領域の知見をAIで統合・高速分析し、コミュニケーションの起点となるインサイトを発見。施策の実行・検証まで一気通貫で支援します。

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