クリニック向け営業・マーケティングコンサル事業を展開する株式会社G-COM Joint Stock Company。同社では、専門的な医療用語を含む英語カルテの翻訳やデータベース登録業務の効率化を目指し、SherpaAI（シェルパAI）の伴走支援を導入。AI×BPOの活用により、業務プロセスの劇的な変革を実現しました。
サマリー
背景
- 英語出力される医療カルテや各種書類の翻訳作業とデータベース手入力が非常に多く、情報の再利用もできない状態
- 患者1人の診療に対して約2時間かかる作業が業務のボトルネックに
内容
- 「SherpaAI」のAIのプロフェッショナルが業務プロセスの可視化と分析を実施
- カルテの翻訳や顧客データベース登録業務にAIを導入
- 更にマーケティングやカスタマーサポート領域でも業務フロー標準化
成果
- 紙・PDF のカルテ翻訳に約2時間要していた作業が、AI による自動翻訳＋BPO の組み合わせでわずか5分に。
- 業務プロセスを可視化し、AI 前提で再設計することで、組織全体の生産性向上とサービスレベル向上を実現
人手不足解決の糸口が見つからない中での業務効率化への挑戦
株式会社G-COM Joint Stock Companyは、クリニック向けの営業・マーケティングコンサル事業を展開する企業です。会社を立ち上げて間もないこともあり、日々の業務が増える中で、「人を増やす」以外の解決策が見つけられずにいました。
特に同社が抱えていた課題は、お客様対応で発生する紙やPDFのカルテや各種書類の処理業務でした。これらの書類は、システムの都合で英語で出力される上に、専門的な医療用語が多く含まれるため、その翻訳作業やデータベースへの手入力が非常に多く、情報の再利用もできず、業務が溜まっていく一方で、患者さん1人の診療に対して約2時間かかっていた作業が、業務全体のボトルネックとなっていました。
このような状況の中、根本的な解決策を模索していた同社は、SherpaAIの伴走支援の導入を決定しました。
業務プロセス可視化からAI×BPO導入まで、一貫したサポートで実現した劇的変革
SherpaAIの伴走支援では、まず同社の業務プロセスを一つ一つ丁寧に可視化し、分析を行いました。その結果、カルテの翻訳や顧客データベース登録といった、一番時間がかかっていた業務にAIとBPOを導入することで、大幅な効率化が期待できることが明らかになりました。
具体的な施策として、スキャンしたカルテ（英語）をアップロードするだけで、AIが自動で情報を抽出し、専門的な医療用語も正確に翻訳まで行う仕組みを構築しました。これにより、患者さん1人の診療に対して約2時間かかっていた作業がわずか5分で完了するように劇的に変わりました。
こういった一つ一つの積み重ねにより、業務は全体の33%まで効率化できました。
さらに、マーケティングやカスタマーサポートの領域でも施策実行の支援を行い、業務フローを標準化。人手不足で手が回らなかったサービスレベルの向上まで見据えた仕組みを構築しました。
このように、単発的な改善ではなく、業務プロセス全体を見直した包括的なアプローチにより、同社は想像をはるかに超える効率化と業務変革を実現することができました。
ご担当者様の声
会社を立ち上げて間もないこともあり、日々の業務が増える中で、正直なところ「人を増やす」以外の解決策が見つけられずにいました。情報の再利用もできず、業務が溜まっていく一方でした。
そんな中、SherpaAIの伴走支援を導入したことで、私たちの業務フローは劇的に変わったんです。さらに、人手不足で手が回らなかったサービスレベルの向上まで見据えた仕組みを構築いただけました。
SherpaAIの一貫したサポートのおかげで、私たちは、想像をはるかに超える効率化と業務変革を実感しています。
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