ソロフレッシュコーヒーシステム株式会社は、UCCが独自開発したカプセル式ドリップコーヒーシステム「DRIP POD(ドリップポッド)」を展開しています。自宅で手軽に、こだわりの味わいを楽しめる点が支持され、日常のコーヒー体験をアップデートするブランドとして認知を広げています。
獲得施策においては、広告運用の最適化に加え、ユーザーが「なぜ選ぶのか/どこで迷うのか」を捉えた訴求設計と、クリエイティブ・LPへの素早い反映が成果を左右します。
今回アライドアーキテクツは、広告運用、広告クリエイティブ制作、LP制作およびLPOを一気通貫で支援。さらにKaname.ax®を活用した顧客インサイト調査を通じて、訴求開発と改善サイクルの強化を進めました。
DRIP PODの獲得施策では、媒体運用の最適化に加え、「次に何を検証し、どの指標で判断し、学びをどう次の打ち手へつなげるか」という改善の方針を揃えることが、成果の再現性に直結します。
アライドアーキテクツは、広告運用の支援にあたり、まず配信設計と改善方針を明確化。場当たり的に施策を増やすのではなく、検証の優先順位と判断軸を整理することで、運用改善を継続できる状態の構築を進めました。
改善の精度を高めるうえで重要なのは、「ユーザーが何を価値として捉え、どこで迷うのか」を起点に訴求を設計することです。そこで本取り組みでは、Kaname.ax®を活用した顧客インサイト調査を実施。散在しがちな顧客の声を整理・構造化し、広告・LPで検証できる訴求仮説へ落とし込みました。
顧客の声を深掘りすると、カプセル式コーヒーマシンのイメージとして、「抽出時の音がうるさい」「抽出温度が熱すぎたり、ぬる過ぎたりして安定しない」といったネガティブな意見が一定数見られました。そこで、広告クリエイティブでは、こうした不満の裏返しとなる価値として「DRIP PODは静音設計」、「抽出温度が安定して“ちょうどいい”」という安心感を前面に設計し、比較検討時に気になりやすいポイントを先回りして提示しました。
このように、インサイトを起点に「何を伝えるべきか」を言語化し、訴求開発→制作→検証のサイクルを回せる形で運用に接続しました。
獲得施策では、広告で伝えた価値がLPでも理解され、行動につながることが重要です。本取り組みでは、単純な広告の運用だけではなく、Kaname.ax®の顧客インサイト調査で整理した訴求仮説をもとにした広告クリエイティブ制作や、中間LPやLPの改善まで一気通貫で実施することで、施策全体の最適化が進み、CVR改善に寄与しました。
これまで獲得施策を進める中で、DRIP PODの価値をどのような訴求で伝えることがより高い獲得効率につながるのかを明確にしきれていないという課題がありました。
今回の取り組みでは、顧客の声を起点に、お客様がどのような点を重視しどこで迷いや不安を感じているのかを整理できたことで、広告やLPで何を優先して伝えるべきかの解像度が大きく高まったと感じています。
特に、静音性や抽出温度といった要素を、単なる商品特長としてではなく、お客様の意思決定に影響する訴求軸として捉え直し、コミュニケーションに落とし込むことができたことは大きな収穫でした。加えて、広告運用だけでなく、クリエイティブ制作やLP改善まで一気通貫で伴走いただけたことで、得られた示唆をスピーディに施策へ反映し、改善サイクルを継続的に回せる状態をつくれた点も非常に良かったと感じています。
今後も顧客理解を深めながら、DRIP PODの価値がより的確に伝わるコミュニケーションを考え、1人でも多くの方に「最高の一杯」を届けていきたいと思います。