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プライベートブランド「matsukiyo」誕生10周年を記念し、2025年11月に渋谷で開催された初の体験型ポップアップイベント「matsukiyo Beauty School」。
3日間という限られた期間に、より多くの人へ来場を促すために求められたのが、即効性の高いショート動画でした。
結果として、Instagram・TikTokの2媒体で合計約250万再生を獲得。来場後アンケートでは公式SNSが来場動機の上位を占め、SNSが実際に来場につながったことが示されました。
なぜ、3日間という短期間でこれほどの成果が出たのか。その鍵は、クリエイティブ制作の前段に置かれた「生活者が“思わず反応してしまうポイント”の分析」にあります。
サマリー
背景
- PB「matsukiyo」初の体験型ポップアップイベントという前例のない挑戦
- 情報量の多いイベント内容を、いかに視聴者の目に留まるショート動画に凝縮し、来場を促すか——動画構成のバランス課題
内容
- SNS上の投稿データをもとにKaname.ax®によるカテゴリーエントリーポイント・コミュニケーションエントリーポイントを分析・言語化
- 分析から導き出されたフックをもとにクリエイティブを設計、Instagram・TikTokの2媒体に展開
- 動画再生数最適化を目的とした広告配信をイベント期間中の3日間に集中して実施
成果
- Instagram・TikTok合計で約250万再生を獲得
- 来場後アンケートで公式SNSが来場動機の上位に
- イベント期間中にインフルエンサー投稿50件以上の波及
10周年の舞台で問われた、"何を、どう伝えるか"
マツキヨココカラ&カンパニーのプライベートブランド「matsukiyo」が誕生から10周年を迎えた2025年。その記念施策として企画されたのが、渋谷・ZeroBase渋谷を会場にした初の体験型ポップアップイベント「matsukiyo Beauty School」です。美容学校をモチーフにした会場では、PB商品の体験・購入に加え、人気タレントやインフルエンサーによる美容講義など、多彩なコンテンツが3日間にわたって展開されました。
記念すべき初のポップアップイベントだからこそ、SNSでのコミュニケーション設計には慎重な判断が求められる。
来場者に向けて、情報量の多いイベントの魅力をきちんと届けながら、SNSで自然に視聴が止まる動画にする——この両立を、1本のショート動画のなかでどう実現するか。初めての試みであるがゆえに、感覚や経験則ではなくデータを起点に、設計の根拠を積み上げていく必要がありました。
情報量の多いイベントを「魅力が伝わる40秒」に。データに裏付けられたクリエイティブ制作
3℃1は、この設計課題に対し、まずSNS上のポップアップイベント関連投稿データをもとに、視聴者が思わず反応するポイント——「コミュニケーションエントリーポイント」をKaname.ax®で分析・言語化するところから制作をスタートしました。これにより再生数の高い投稿に共通して登場する「無料」「全員もらえる」「期間限定」といったフックワードを特定。
さらにマツキヨココカラの来店動機「店舗限定商品を買いたいので行きたい」というCEPs分析データ結果とも照らし合わせながら、動画の構成と冒頭の表現を設計しています。
クリエイティブの方向性をデータで裏付けてから制作に入ることで、「なぜこの表現なのか」を根拠として持ちながら、短期間でのスピーディーな制作進行が可能になります。
今回の動画では、この分析から導き出されたフックワードをもとに構成が組み立てられています。

生活者が「思わず反応してしまうポイント」=CoEPs(コミュニケーションエントリーポイント)を体系化したフレームワーク。今回はこのCoEPsをもとにSNS投稿データを分析し、クリエイティブのフックを言語化した。
冒頭では「参加したら全部もらえる」という特典をダイジェスト的に提示し、「全部って何?」「参加するには何をすればいい?」という視聴者の疑問を自然に引き出します。スタンプラリーや人気タレント監修という要素は、答えを明かす形で後続シーンに配置され、視聴者を最後まで動画に引き込む構成です。
情報量の多いイベントを約40秒のショート動画に凝縮しながらも、飽きさせない動画設計——テンポ感のある編集と、「惹きの強い情報を冒頭に置いてから詳細を展開する」構成が、視聴継続率を高めています。
完成した動画は、Instagram(公式アカウント・PBアカウント)とTikTokの2媒体に展開。オーガニック投稿に加え、動画再生数最適化を目的とした広告配信もInstagram・TikTokの2媒体で実施し、イベント開催期間中の3日間に集中して配信されました。
「無料」「超豪華」など思わず足を止めるワードを冒頭に凝縮し、「ぜんぶ参加したらこれもらえたんだけど、」で続きへの期待を高める。
約250万再生が示した、「届く」クリエイティブの力
3日間の集中配信の結果、Instagram・TikTok合計で約250万再生を獲得。視聴にとどまらない、いいねやシェアなどの能動的なエンゲージメントも多く生まれました。
イベント来場者へのアンケートでは、「このイベントをどのように知りましたか?」という問いに対し、公式SNSと回答した件数が上位を占め、SNSが来場動機として実際に機能していたことが示されました。また、イベント期間中にはインフルエンサーによる関連投稿が数十件以上にのぼり、広告配信の効果を超えたオーガニックな話題拡散にもつながっています。
イベント情報を届けることと、見てもらえる動画にすること。その両立をデータ起点で設計し、クリエイティブへの落とし込みから配信まで一気通貫で担う——そのアプローチが、3日間という短期間での成果を支えました。
<株式会社MCCマネジメント ご担当者様の声>
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クリエイティブチーム「3℃1(サンドイッチ)」について
アライドアーキテクツでは、この課題を解決するために、生活者の声を起点としたクリエイティブ設計支援を展開する専門チーム「3℃1(サンドイッチ)」を発足しました。
「3℃1」は、企業と生活者の間にデータ・インサイト・クリエイティブという3つの温度を"サンドイッチ"することで、「おいしい関係」を創るチームです。データプラットフォーム「Kaname.ax®」から得られたインサイトを、生活者が"目に留め、共感し、行動へ移す"クリエイティブへと橋渡しします。
マーケティングコミュニケーション設計、生活者の声の分析、クリエイティブ設計、実行支援まで一気通貫で支援。データに基づくロジックと、感性に響く表現を往復させながら、見られるだけでなく、選ばれ、購買につながるクリエイティブを創出します。
ぜひ、クリエイティブチーム「3℃1」へお気軽にお問い合わせください。